岸田るり子
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誕生 |
1961年3月1日(63歳) 日本・京都府京都市 |
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職業 | 小説家、推理作家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(理学) |
最終学歴 | パリ第7大学理学部卒業 |
活動期間 | 2004年 - |
ジャンル | 推理小説 |
主な受賞歴 | 鮎川哲也賞(2004年) |
デビュー作 | 『密室の鎮魂歌』(2004年) |
公式サイト | 岸田るり子の日記 |
ウィキポータル 文学 |
[1] -)は、日本の小説家・推理作家。京都府京都市生まれ[2]。日本文藝家協会会員、日本推理作家協会会員、本格ミステリ作家クラブ会員。
(きしだ るりこ、1961年3月1日パリ第7大学理学部卒業[1]。2004年、『密室の鎮魂歌』(応募時のタイトルは「屍の足りない密室」)で第14回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(神津慶次朗『鬼に捧げる夜想曲』と同時受賞)[3]。2013年、「青い絹の人形」で第66回日本推理作家協会賞(短編部門)の候補になる。
作品
[編集]小説
[編集]単行本
[編集]- 密室の鎮魂歌(2004年10月 東京創元社 / 2008年5月 創元推理文庫)
- 出口のない部屋(2006年4月 東京創元社 ミステリ・フロンティア / 2012年4月 角川文庫)
- 天使の眠り(2006年12月 徳間書店 / 2010年7月 徳間文庫)
- ランボー・クラブ(2007年11月 東京創元社 ミステリ・フロンティア)
- 【改題】血の色の記憶(2015年10月 創元推理文庫)
- 過去からの手紙(2008年2月 理論社ミステリーYA!)
- めぐり会い(2008年5月 徳間書店 / 2011年6月 徳間文庫 / 2019年9月 徳間文庫【新装版】)
- Fの悲劇(2010年1月 徳間書店 / 2012年5月 徳間文庫 / 2019年4月 徳間文庫【新装版】)
- 白椿はなぜ散った(2011年8月 文藝春秋 / 2020年7月 徳間文庫)
- 味なしクッキー(2011年10月 原書房 / 2021年12月 徳間文庫)
- パリの壁(初出:東京創元社『ミステリーズ!』2010年8月号)
- 決して忘れられない夜(初出:早川書房『ハヤカワミステリマガジン』2009年4月号)
- 愚かな決断(初出:集英社『小説すばる』2009年9月号)
- 父親はだれ(初出:『不可能犯罪コレクション』)
- 生命の電話(初出:集英社『小説すばる』2007年10月号)
- 味なしクッキー(書き下ろし)
- 無垢と罪(2013年6月 徳間文庫 / 2020年1月 徳間文庫【新装版】)
- パリ症候群 愛と殺人のレシピ(2014年6月 講談社)
- パリ症候群(書き下ろし)
- 砂の住人1―クロテロア―(初出:講談社『メフィスト』2013 Vol.3)
- 砂の住人2―依頼人―(書き下ろし)
- すべては二人のために(初出:講談社『メフィスト』2013 Vol.2)
- 青い絹の人形(初出:講談社『メフィスト』2012 Vol.1)
- 月のない夜に(2015年12月 祥伝社 / 2020年12月 徳間文庫
アンソロジー
[編集]「」内が岸田るり子の作品
- 不可能犯罪コレクション(2009年6月 原書房 ミステリー・リーグ)「父親はだれ?」
- ザ・ベストミステリーズ 推理小説年鑑 2013(2013年4月 講談社)「青い絹の人形」
- ベスト本格ミステリ2013(2013年6月 講談社ノベルス)「青い絹の人形」
単行本未収録短編
[編集]- カレーライスを注文した男(講談社『メフィスト』2011 Vol.3)
翻訳
[編集]- 細菌と戦うパストゥール(1988年10月 偕成社文庫)
- ブルーノ・ラトゥール著、和田美智子と共訳。児童向けのパストゥールの伝記。
出典・脚注
[編集]- ^ a b 会員名簿 岸田るり子|日本推理作家協会
- ^ “ここだけのあとがき 岸田るり子『ランボー・クラブ』”. Webミステリーズ!. 東京創元社 (2007年12月5日). 2017年12月31日閲覧。
- ^ “2004年度の鮎川哲也賞贈呈式ひらかる”. 東京創元社 (2004年11月1日). 2013年6月4日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 岸田るり子の日記 - 本人によるブログ
- Webミステリーズ!『出口のない部屋』ここだけのあとがき