嵐芳三郎 (7代目)
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七代目 嵐芳三郎(しちだいめ あらし よしさぶろう、1965年1月13日[1] - )は、前進座の歌舞伎役者・俳優。屋号は豊島屋(てしまや)[2]。旧芸名は嵐広也(あらし ひろなり)。東京都出身[1][2]。定紋はふせん橘、替紋は五つ千鳥。立役。桐朋学園短期大学部演劇学科卒業[2]。
略歴
[編集]- 1970年12月、新橋演舞場公演にて『雨あがる』(山本周五郎原作)で初舞台。
- 2006年に、NHK大河ドラマに出演。
- NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』に出演。
- 2010年5月、国立劇場公演にて『切られお富』の井筒与三郎で七代目嵐芳三郎を襲名。
家系
[編集]- 曽祖父 松山省三(洋画家、カフェー・プランタン経営) - 衆議院議員、第8代広島市長などを務めた渡辺又三郎の三男[3]。
- 祖父 五代目嵐芳三郎(豊島屋)女方
- 祖父 五代目河原崎国太郎(山崎屋)女方
- 父 六代目嵐芳三郎(豊島屋)女方(五代目芳三郎の子)
- 母 日本舞踊家・藤間多寿史 (前進座所属・松山梨絵、五代目国太郎の次女)[4]
- 叔父 嵐圭史(豊島屋)立役
- 叔母 女優・寺田路恵(文学座所属)
- 叔父 声優・麦人
- 叔母 シャンソン歌手・広瀬節子
- 叔父 松山英太郎
- 叔父 松山政路
- 従妹 由夏
- 従弟 芦田昌太郎
- 従妹 松山愛佳
- 兄 六代目河原崎國太郎(山崎屋)女方
出演
[編集]テレビドラマ
[編集]- お登勢(2001年、NHK) - 加納睦太郎 役
- 天花(2004年、NHK)
- 大河ドラマ
- 陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜2(2008年、NHK) - 尾口小助役
- 坂の上の雲(2010年、NHK) - 田中国重 役
- 事件シリーズ16(2015年5月、テレビ朝日) - 長谷川充(裁判長) 役
映画
[編集]- 駆込み女と駆出し男(2015年5月16日、松竹) - 松の湯の男 役
- 日本のいちばん長い日(2015年8月8日、松竹) - 大西瀧治郎 役
舞台
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “嵐芳三郎”. アクターズ・セブン. 2022年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月22日閲覧。
- ^ a b c “嵐芳三郎”. 前進座. 2024年7月22日閲覧。
- ^ 戦前期広島の弁護士名簿(2) - 代言人・弁護士の履歴書 - 広島修道大学「明治期の法と裁判」研究会 増田修。554(232) - 556(234)頁。
- ^ “舞踊家の藤間多寿史さん死去 75歳、五代目河原崎国太郎の次女 - スポニチ Sponichi Annex 芸能”. スポニチ Sponichi Annex(2015年9月16日). 2021年9月28日閲覧。
- ^ “林与一が前進座公演に初出演、「雪間草-利休の娘お吟-」3都市5劇場ツアー”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年9月23日). 2024年9月25日閲覧。
外部リンク
[編集]- 前進座のプロフィール
- プロフィール - ウェイバックマシン(2022年5月22日アーカイブ分) - アクターズセブン
- 嵐芳三郎 (@7teshimaya) - X(旧Twitter)