川角駅
川角駅 | |
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東口(2024年1月) | |
かわかど Kawakado (城西大学前) | |
◄TJ 42 西大家 (1.2 km) (2.0 km) 武州長瀬 TJ 44► | |
埼玉県入間郡毛呂山町大字下川原289-2 | |
駅番号 | TJ43 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 | ■越生線 |
キロ程 | 5.6 km(坂戸起点) |
電報略号 | カト |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[東武 1]12,196人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1934年(昭和9年)12月16日 |
川角駅(かわかどえき)は、埼玉県入間郡毛呂山町大字下川原にある、東武鉄道越生線の駅である。駅番号はTJ 43。副駅名は「城西大学前」。
歴史
[編集]駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、列車交換が可能である。駅舎は坂戸方面ホーム側にあり、越生方面ホームとの間は跨線橋で連絡している。自動改札機設置。
トイレは坂戸方面ホーム中央にある。2009年3月に跨線橋部エレベーター、多機能トイレ、駅舎出入口部スロープが設置された。
かつては単式ホーム1面1線で、武州長瀬寄りの埼玉平成中学校・高等学校付近に川角信号所が設けられており、そこで列車交換を行っていた[3]。しかし、武州長瀬 - 東毛呂間の複線化と当駅の交換設備設置に伴い廃止された。
駅南側に複数の大学等が立地しており、駅前では混雑時に車両と徒歩の学生らとの接触事故がほぼ毎年起きていた[1]。そのため1970年代から地域住民による改善の陳情が行われていた[1]。2016年には駅舎の橋上化や改札口の南側への移設の案も出されたが実現しなかった[1]。
2021年に地域住民、各校の関係者、識者らで川角駅周辺地区整備協議会が設置され、2022年10月に報告書を毛呂山町長に提出した[1]。2023年6月には東武鉄道が北側改札口を維持しつつ南側改札口を併設し、城西大学が整備費の資金協力を行う協定を締結[1]。東武鉄道では同年8月中に南側改札口の開設工事に着工し、同年11月に「学園口」を開設した[1][4]。
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学園口(2024年1月)
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学園口改札(2024年1月)
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ホーム(2020年11月)
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先[5] |
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1 | 越生線 | 下り | 越生方面 |
2 | 上り | 坂戸方面 |
- 坂戸駅から先の東上本線は、坂戸駅で乗り換えとなる。
利用状況
[編集]2003年度の一日平均乗降人員は12,196人である[東武 1]。越生線の途中駅では第1位である。
近年の一日平均乗降・乗車人員は下表のとおりである。
年度 | 一日平均 乗降人員 [8][東武 2] |
一日平均 乗車人員 |
出典 |
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1989年(平成元年) | 17,706 | 8,967 | |
1990年(平成 | 2年)18,359 | 9,163 | |
1991年(平成 | 3年)18,379 | 9,132 | |
1992年(平成 | 4年)18,527 | 9,205 | |
1993年(平成 | 5年)18,288 | 9,110 | |
1994年(平成 | 6年)18,671 | 9,292 | |
1995年(平成 | 7年)18,341 | 9,172 | |
1996年(平成 | 8年)16,866 | 8,688 | |
1997年(平成 | 9年)17,053 | 8,503 | |
1998年(平成10年) | 16,301 | 8,125 | |
1999年(平成11年) | 16,117 | 8,054 | |
2000年(平成12年) | 15,548 | 7,741 | |
2001年(平成13年) | 15,087 | 7,614 | |
2002年(平成14年) | 14,533 | 7,328 | |
2003年(平成15年) | 14,361 | 7,235 | |
2004年(平成16年) | 14,312 | 7,199 | |
2005年(平成17年) | 14,181 | 7,137 | |
2006年(平成18年) | 14,225 | 7,161 | |
2007年(平成19年) | 14,380 | 7,257 | |
2008年(平成20年) | 14,806 | 7,440 | |
2009年(平成21年) | 14,370 | 7,219 | |
2010年(平成22年) | 14,496 | 7,286 | |
2011年(平成23年) | 14,393 | 7,229 | |
2012年(平成24年) | 15,027 | 7,549 | |
2013年(平成25年) | 15,786 | 7,922 | |
2014年(平成26年) | 15,094 | 7,568 | |
2015年(平成27年) | 15,401 | 7,742 | |
2016年(平成28年) | 15,838 | 7,944 | |
2017年(平成29年) | 15,663 | 7,857 | |
2018年(平成30年) | 15,264 | 7,651 | |
2019年(令和元年) | 14,584 | [東武 3] | |
2020年(令和 | 2年)6,499 | [東武 4] | |
2021年(令和 | 3年)11,510 | 5,775 | [東武 5] |
2022年(令和 | 4年)12,685 | 6,366 | [東武 6] |
2023年(令和 | 5年)12,196 | 6,116 | [東武 1] |
駅周辺
[編集]駅前には駐輪場、売店、書店がある。周辺には団地が点在している。境界線が近接する坂戸市の市内循環バス停留所は、駅前ロータリーがない関係で、若干離れた場所にある。
駅周辺には学校(特に大学)が多く、登・下校時間帯は徒歩で各学校へ向かう通学生の姿が駅前の狭い道路いっぱいに連なる。学校はいずれも徒歩圏内にあるので、スクールバスなどの運行はない。
バス路線
[編集]最寄りのバス停は「川角駅」停留所と「川角駅入口」停留所であり、下記の各路線が発着する。
乗り場 | 運行事業者 | 系統 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
川角駅 | もろバス | めじろ号 1コース | 役場 | 平日運行 |
やぶさめ号 1コース | ||||
やぶさめ号 2コース | ||||
川角駅入口 | さかっちバス | さかっちバスおおや線 | 坂戸市役所 | |
さかっちバスにしさかど線 | 五丁目調整池 | 夕運転 | ||
さかっちワゴンにっさい線 | 坂戸市役所 / 城山荘 |
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g 「大混雑の駅周辺、長年危ないまま…ついに大学が整備費に協力、“新改札”今月着工へ 車と学生は毎年接触」『埼玉新聞』2023年8月2日。2023年8月4日閲覧。
- ^ “【埼玉坂戸キャンパス】川角駅「学園口」改札の開設を記念してオープニングセレモニーが開催されました”. 城西大学 (2023年11月17日). 2024年7月24日閲覧。
- ^ 北緯35度56分17秒 東経139度20分32秒 / 北緯35.937971度 東経139.342351度
1984年(昭和59年)10月15日撮影の空中写真 - 地図・空中写真閲覧サービス(国土地理院)。1面1線時代の当駅と川角信号所が写っているのが見える。 - ^ “東武越生線川角駅学園口使用開始のお知らせ” (PDF). 東武鉄道 (2023年10月31日). 2024年7月25日閲覧。
- ^ “川角駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年6月4日閲覧。
- ^ 埼玉県統計年鑑
- ^ 統計もろやま
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- 東武鉄道の1日平均乗降人員
- ^ a b c 『駅別乗降人員 2023年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、13頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブ 。2024年7月23日閲覧。
- ^ “駅情報(乗降人員)”. 東武鉄道. 2024年7月23日閲覧。
- ^ “駅情報(乗降人員)”. 東武鉄道. 2020年7月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月5日閲覧。
- ^ “駅情報(乗降人員)”. 東武鉄道. 2021年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月13日閲覧。
- ^ 『駅別乗降人員 2021年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、13頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブ 。2024年7月19日閲覧。
- ^ 『駅別乗降人員 2022年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、13頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブ 。2024年7月23日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 川角駅(駅情報) - 東武鉄道