市野川容孝
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市野川 容孝(いちのかわ やすたか、1964年3月5日 - )は、日本の社会学者、東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は医療社会学、生命倫理学。
経歴
[編集]東京都出身。佼成学園高等学校卒、1987年東京大学文学部社会学科卒業後、1993年同大学院社会学研究科博士課程単位取得退学[1]。
明治学院大学社会学部講師を経て、1998年より東京大学大学院総合文化研究科助教授、2007年准教授、2009年教授。
著書
[編集]単著
[編集]- 『身体/生命』(岩波書店、2000年)
- 『社会』(岩波書店 2006年)
- 『社会学』(岩波書店 2012年)
共著
[編集]- (米本昌平・松原洋子・ぬで島次郎)『優生学と人間社会――生命科学の世紀はどこへ向かうのか』(講談社[講談社現代新書]、2000年)
- (小森陽一・守中高明・米谷匡史)『変成する思考――グローバル・ファシズムに抗して』(岩波書店、2005年)
- (小森陽一)『難民』(岩波書店, 2007年)
編著
[編集]- 『生命倫理とは何か』(平凡社、2002年)
- 『身体をめぐるレッスン(4)交錯する身体』(岩波書店, 2007年)
- 『労働と思想』市野川容孝,渋谷望編著 本橋哲也,植村邦彦,斎藤幸平,佐々木隆治,溝口大助, 明石英人,松本卓也,永野潤,大貫隆史,河野真太郎,宮﨑裕助, 前川真行,山本圭,隅田聡一郎,西亮太, 鈴木宗徳,伊豫谷登士翁,清水知子(堀之内出版、2015年)
共編著
[編集]- (廣野喜幸・林真理)『生命科学の近現代史』(勁草書房、2002年)
- (見田宗介・内田隆三)『「身体」は何を語るのか』(サイエンス社、2003年)
- (金泰昌)『公共哲学(19)健康・医療から考える公共性』(東京大学出版会、2006年)
- (小森陽一)『壊れゆく世界と時代の課題』(岩波書店、2009年)
脚注
[編集]- ^ 『駒場2001』東大教養学部