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帯谷博明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

帯谷 博明(おびたに ひろあき、1973年 - )は、日本の社会学者甲南大学文学部教授。博士(文学)。専門社会調査士。

専門は、環境社会学、地域社会論、市民セクター・NPO研究[1]

略歴

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1973年奈良県生まれ。奈良県立畝傍高等学校卒業、大阪大学法学部卒業。東北大学大学院文学研究科博士後期課程(社会学専修分野)修了。博士(文学)。

立正大学文学部専任講師、奈良女子大学文学部講師、同准教授などを経て、2017年より現職[2]

著書

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単著

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  • 『水環境ガバナンスの社会学――開発・災害・市民参加』昭和堂、2021年[3]
  • 『ダム建設をめぐる環境運動と地域再生――対立と協働のダイナミズム』昭和堂、2004年 ISBN 4-8122-0422-4
  • 『댐 건설을 둘러싼 환경운동과 지역발전――대립과 협동의 역동성』잉걸(Ingle Publishing)2010 ISBN 978-89-89757-14-6

編著

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分担執筆

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  • 早坂裕子・広井良典編『みらいを拓く社会学』ミネルヴァ書房、2004年
  • 東北都市学会編『東北都市事典』仙台共同印刷、2004年
  • 日本科学者会議編『環境事典』旬報社、2008年
  • 松野弘・土岐寛・徳田賢二編『現代地域問題の研究――対立的位相から協働的位相へ』ミネルヴァ書房、2009年
  • 山口英昌監修『食の安全事典』旬報社、2009年
  • 奈良女子大学なら学プロジェクト編『大学的奈良ガイド――こだわりの歩き方』昭和堂、2009年
  • 『環境総合年表』編集委員会編『環境総合年表(1976-2005)』すいれん舎、2010年
  • 井上俊長谷正人編『文化社会学入門――テーマとツール』ミネルヴァ書房、2010年
  • 安村克己・堀野正人・遠藤英樹・寺岡伸悟編『よくわかる観光社会学』ミネルヴァ書房、2011年
  • 地域社会学会編『新版 キーワード地域社会学』ハーベスト社、2011年
  • 社会調査協会編『社会調査事典』丸善出版、2014年
  • 長谷川公一保母武彦・尾崎寛直編『岐路に立つ震災復興――地域の再生か消滅か』東京大学出版会、2016年
  • 松野弘編『現代社会論――社会的課題の分析と解決の方策』ミネルヴァ書房、2017年
  • 遠藤薫編『ソーシャルメディアと公共性――リスク社会のソーシャル・キャピタル』東京大学出版会、2018年
  • 佐藤嘉倫編『ソーシャル・キャピタルと社会――社会学における研究のフロンティア』ミネルヴァ書房、2018年
  • 長谷川公一編『社会運動の現在――市民社会の声』有斐閣、2020年

翻訳(共訳)

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  • R. ストッカー著(帯谷博明・水垣源太郎・寺岡伸悟訳)『コミュニティを変えるアクションリサーチ――参加型調査の実践手法』ミネルヴァ書房、2023年[4]
  • J. J. カッシオーラ著(松野弘監訳)『産業文明の死――経済成長の限界と先進産業社会の再政治化』ミネルヴァ書房、2014年

脚注

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  1. ^ 帯谷博明. “帯谷 博明 (Hiroaki Obitani)”. researchmap. マイポータル. 2021年2月22日閲覧。
  2. ^ 帯谷 博明”. KAKEN. 2019年12月12日閲覧。
  3. ^ 水環境ガバナンスの社会学”. 株式会社昭和堂. 2021年2月22日閲覧。
  4. ^ コミュニティを変えるアクションリサーチ - ミネルヴァ書房”. www.minervashobo.co.jp. 2023年1月15日閲覧。

外部リンク

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