平之荘神社
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平之荘神社(幣之宮) | |
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所在地 | 兵庫県加古川市平荘町山角478 |
位置 | 北緯34度48分09.8秒 東経134度52分29.5秒 / 北緯34.802722度 東経134.874861度座標: 北緯34度48分09.8秒 東経134度52分29.5秒 / 北緯34.802722度 東経134.874861度 |
主祭神 | 平之荘大神(現在は建速素戔嗚尊) |
社格等 | 郷社 |
別名 |
平の荘若一王子権現 幣の荘若一王子権現 幣之宮 |
例祭 | 秋季本宮 10月体育の日の前日 |
地図 |
平之荘神社(へいのそうじんじゃ)、兵庫県加古川市平荘町(へいそうちょう)山角(もと印南荘・平荘(へいのしょう)山角村、印南郡山角村、印南郡平荘村大字山角)にある神社。別称「幣之宮(へいのみや)」
祭神
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境内社
[編集]由緒
[編集]平之荘神社は、和銅6年(713年)紀州熊野権現より移し奉ったと伝えられ、報恩寺とともに同寺院の鎮守社として栄えた。建治元年(1275年)、平の荘(幣の荘)若一王子権現と称され、中世播磨守護赤松則村の崇敬を受け、その後姫路藩池田公より代々五石の朱印を受けて来た。当初の社殿は永正2年(1505年)の火災により焼失したが、貞享年間に再建された。棟札としては享保18年(1733年)に修復をしたことが残されている。
明治2年に平之荘神社と改められ、明治6年郷社に列格された。異説として「益氣物語」には伊佐那岐・伊佐那美二尊と天照大神を益氣の山に奉り、平荘・志方荘・名古瀬荘の三荘の人々が崇敬したが、山火事の時中山へ移し奉った。後に中山の宮を奥宮とし、平荘山角村に大社を造営し信崇したのが当社のおこりだともある。
文化財
[編集]- 神輿(加古川市指定有形文化財) – 神輿屋根内部から応安3年(1370年)の墨書き棟札が発見される。構造は八角形高御座形式である。
- 板碑(加古川市指定有形文化財) – 石棺の側石を利用して弥陀三尊種子・釈迦三尊種子が彫られている。弘安2年(1278年)の銘がある。
施設
[編集]- 本殿・幣殿・拝殿 – 慶安元年(1648年)
- 割拝殿 – 慶安元年(1648年)
- 神輿舎・神馬舎 – 文久年間
- 能舞台 – 貞享5年(1688年)
- 随身門
- 社務所
- 手水舎
- 常夜灯 – 天保13年(1842年)
- 鳥居 – 天保12年(1841年)
祭事
[編集]- 月次祭 – 毎月1日
- 夏季例大祭(7月海の日の前日) – 湯立て神事(夏負けの防止)・輪踊り
- 秋季例大祭 – 本宮(10月体育の日の前日) – 獅子舞奉納・屋台練り・御旅所神事
- 国恩祭 – 11年に1度、5月頃行われる。前回は2016年(平成28年)、次回は2027年に催行予定
アクセス
[編集]神姫バス加古川駅バス停より「都台」行き約20分 山角バス停下車 東へ徒歩3分
周辺
[編集]- 印南山報恩寺 – 高野山真言宗
- 岩佐岐稲荷
- 加古川市立平荘小学校
- 平荘郵便局
- 法華寺播磨別院