国恩祭
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国恩祭(こくおんさい)は、兵庫県の旧加古郡・旧印南郡の地域において、毎年春(3月末から5月初頭のいずれか)に行われる臨時の祭り。複数の神社による輪番制で行われる。
概要
[編集]国恩の「国」は、国家という意味と同時に「郷土」という意味でもあり、「恩」とは地域の繁栄と安泰を願うこと。これを祭るのが国恩祭である。
起源
[編集]天保4年(1833年)、大飢饉の勃発による人心荒廃を憂いた地域の神職が集い、『祓講』という神社の組合組織をつくり臨時大祭を行ったのが始まりといわれる。
現在22の神社が加盟し、輪番で行われる。
※旧加古郡地域だが、便宜上、伊奈美(旧印南郡)とされている。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 粟津町内会 - ウェイバックマシン(2019年3月30日アーカイブ分)
- 高砂市市史編さん課 「天保の飢饉と曽根村」
- 高砂市市史編さん課 「一揆の情報」