平偕行
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平 偕行(たいら の ともゆき、生没年不詳)は、平安時代中期の貴族。光孝平氏、一品・是忠親王の孫。神祇伯・忠望王または山城守・興我王の子。官位は従四位下・山城守。
経歴
[編集]文章生から左衛門尉を経て、村上朝の天暦8年(954年)勘解由次官に任官する。天徳2年(958年)右衛門権佐に任ぜられた後、康保2年(965年)右少弁に遷ると、のち左少弁と村上朝末に弁官を務めた。
その他。時期は不明ながら山城守も務め、位階は従四位下に至る。
官歴
[編集]- 時期不詳:文章生[1]
- 時期不詳:左衛門尉[2]
- 天暦8年(954年) 日付不詳:勘解由次官[3]
- 天徳2年(958年) 日付不詳:右衛門権佐[3]
- 康保2年(965年) 正月30日?:右少弁[4]
- 康保4年(967年) 10月9日:見従五位上左少弁[5]
- 時期不詳:従四位下。山城守[2]
系譜
[編集]『尊卑分脈』による。