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平石村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ひらいしむら
平石村
平出雷電神社
廃止日 1954年8月1日
廃止理由 編入合併
平石村宇都宮市
現在の自治体 宇都宮市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 栃木県
河内郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 26.16 km2.
総人口 11,179
(1950年)
隣接自治体 宇都宮市河内郡横川村瑞穂野村豊郷村古里村芳賀郡清原村
平石村役場
所在地 栃木県河内郡平石村大字下平出144番地の2
座標 北緯36度33分20秒 東経139度56分45秒 / 北緯36.55567度 東経139.94592度 / 36.55567; 139.94592座標: 北緯36度33分20秒 東経139度56分45秒 / 北緯36.55567度 東経139.94592度 / 36.55567; 139.94592
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平石村(ひらいしむら)は栃木県の中部、河内郡に属していたである。

地理

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歴史

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村名の由来

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大きな村であった上出村と井村から1字ずつ取って命名した[2]

行政

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  • 平石村長
氏名 就任 退任 備考
1 吉沢政一郎 1889年(明治22年)5月18日 1891年(明治24年)3月25日
2 坂本平七郎 1891年(明治24年)4月8日 1894年(明治27年)12月28日
3 直井亀三郎 1895年(明治28年)4月17日 1899年(明治32年)4月16日
4 1899年(明治32年)4月17日 1903年(明治36年)4月16日
5 1903年(明治36年)4月17日 1907年(明治40年)4月16日
6 1907年(明治40年)4月17日 1909年(明治42年)2月5日
7 吉沢常松 1909年(明治42年)3月9日 1913年(大正2年)3月8日
8 1913年(大正2年)3月9日 1917年(大正6年)3月8日
9 1917年(大正6年)3月9日 1918年(大正7年)1月6日
10 石原久一郎 1918年(大正7年)1月16日 1919年(大正8年)8月20日
11 福島重三郎 1919年(大正8年)8月27日 1923年(大正12年)8月26日
12 大橋五郎平 1923年(大正12年)9月1日 1927年(昭和2年)8月31日
13 1927年(昭和2年)9月1日 1928年(昭和3年)12月29日
14 今井幸平 1929年(昭和4年)1月21日 1933年(昭和8年)1月20日
15 加藤豊房 1933年(昭和8年)1月21日 1937年(昭和12年)1月20日
16 大橋五郎平 1937年(昭和12年)1月21日 1941年(昭和16年)1月20日
17 藤田伝衛 1941年(昭和16年)1月21日 1944年(昭和19年)5月4日
18 石原経吉 1944年(昭和19年)5月5日 1946年(昭和21年)12月10日
19 黒川今 1947年(昭和22年)4月5日 1951年(昭和26年)4月4日
20 1951年(昭和26年)4月23日 1954年(昭和29年)7月31日

出典:『栃木県町村合併誌 第二巻』, p. 253-254

教育

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産業

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  • 製糸業 - 宇都宮藩主戸田家への資金援助により石井村などを所轄した江戸の豪商川村迂叟により桑園が開拓され、明治初期より西洋の器械を導入した製糸業が開始され(大嶋商舎・石井製糸場)、生糸を生産輸出していた[3]。大嶹商舎の工場は、官営富岡製糸所に1年先駆けて創設されたイタリア式器械製糸場で、1879年にアメリカ大統領ユリシーズ・グラントが来日した際には視察に立ち寄った[4]

交通

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脚注

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  1. ^ a b 塙 2015, p. 158.
  2. ^ 塙 2015, p. 159.
  3. ^ 近代工業の先駆け 大嶹商舎の器械製糸工場宇都宮商工会議所会報「天地人」2018年11月号
  4. ^ 石井河岸菊池記念歴史館案内石井河岸菊池記念歴史館

参考文献

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  • 塙静夫『うつのみやの地名と歴史散歩』下野新聞社、2015年9月11日、263頁。ISBN 978-4-88286-594-0 
  • 『栃木県町村合併誌 第二巻』 栃木県、1955年4月。

関連項目

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