幻影の彼方〜ビヨンド・ザ・シュラウデッド・ホライゾン
表示
『幻影の彼方〜ビヨンド・ザ・シュラウデッド・ホライゾン』 | ||||
---|---|---|---|---|
スティーヴ・ハケット の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | インサイド・アウト・ミュージック | |||
プロデュース | スティーヴ・ハケット&ロジャー・キング | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
スティーヴ・ハケット アルバム 年表 | ||||
|
『幻影の彼方〜ビヨンド・ザ・シュラウデッド・ホライゾン』(原題:Beyond the Shrouded Horizon)は、イギリスのギタリスト、スティーヴ・ハケットが2011年に発表したスタジオ・アルバム。
背景
[編集]ハケットによれば、本作は前スタジオ・アルバム『闇を抜けて〜アウト・オブ・ザ・トンネルズ・マウス』(2009年)と並行してレコーディングされた続編に当たり[2]、同作に引き続きクリス・スクワイアがベースで参加している[3]。「草原の天使」は、ジャック・ケルアックの小説『オン・ザ・ロード』にインスパイアされて作られた[2]。
反響・評価
[編集]全英アルバムチャートではトップ100入りを逃したが[4]、ドイツでは2011年10月7日付のアルバム・チャートで63位を記録した[1]。William Ruhlmannはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「スティーヴ・ハケットは61歳になっても、2011年の野心的なスタジオ・アルバム『幻影の彼方〜ビヨンド・ザ・シュラウデッド・ホライゾン』で、初期ジェネシスの英国的なプログレッシブ・ロックを貫き通している」「12分近くの"Turn This Island Earth"には、彼が過去に披露してきた音楽性の多くが集約されている」と評している[5]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はスティーヴ・ハケット、ジョー・ハケット、ロジャー・キングの共作。2. 3. 5. 9. 11.はインストゥルメンタル。
- ローモンドの湖 "Loch Lomond" - 6:49
- 不死鳥は飛び去った "The Phoenix Flown" - 2:07
- ワンダーラスト "Wanderlust" - 0:44
- ティル・ジーズ・アイズ "Til These Eyes" - 2:40
- 草原の天使 "Prairie Angel" (Steve Hackett, Jo Hackett, Roger King, Steve Howe, Jonathan Mover) - 2:58
- 自由という名の土地 "A Place Called Freedom" - 5:56
- 夕暮れと椰子の木陰の狭間に "Between the Sunset and the Coconut Palms" - 3:17
- 人生の目覚め "Waking to Life" - 4:49
- トゥー・フェイス・オブ・カイロ "Two Faces of Cairo" - 5:13
- ファンタジーを求めて "Looking for Fantasy" - 4:32
- 夏の息吹 "Summer's Breath" - 1:12
- キャットウォーク "Catwalk" - 5:44
- ターン・ディス・アイランド・アース "Turn This Island Earth" (S. Hackett, J. Hackett, R. King, S. Howe, J. Mover) - 11:52
日本盤ボーナス・トラック
[編集]- ファイアー・オン・ザ・ムーン(ライヴ) "Fire on the Moon (Live)" (S. Hackett) - 6:19
- スリーパーズ(ライヴ) "Sleepers (Live)" (S. Hackett, R. King, Nick Clabburn, Amanda Lehmann) - 7:31
参加ミュージシャン
[編集]- スティーヴ・ハケット - ギター、ボーカル、ハーモニカ
- ロジャー・キング - キーボード、プログラミング
- アマンダ・リーマン - ボーカル(on #1, #6, #8)、ギター(on #5, #6)
- ニック・ベッグス - ベース、スティック、ウクレレ(on #1, #6)
- ディック・ドライヴァー - ダブル・ベース(on #4, #7, #10, #13)
- クリス・スクワイア - ベース(on #10, #12, #13)
- ゲイリー・オトゥール - ドラムス(on #1, #2, #5, #8, #9)、ボーカル(on #1, #6)
- サイモン・フィリップス - ドラムス(on #12, #13)
- ロブ・タウンゼント - サクソフォーン、ホイッスル、バスクラリネット(on #1, #4, #5, #6, #8)
- ジョン・ハケット - フルート(on #9)、ボーカル(on #7)
- クリスティン・タウンゼント - ヴァイオリン、ヴィオラ(on #4, #7, #9, #10)
- リチャード・スチュワート - チェロ(on #4, #7, #9, #10)
脚注
[編集]- ^ a b Offizielle Deutsche Charts
- ^ a b Cook, Joshua (2011年9月23日). “Interview: Steve Hackett on His New Album, 'Beyond the Shrouded Horizon'”. Guitar World. Future plc. 2021年8月15日閲覧。
- ^ Chris Squire | Credits | AllMusic
- ^ STEVE HACKETT | full Official Chart History | Official Charts Company - 「ALBUMS」をクリックすれば表示される。
- ^ Ruhlmann, William. “Beyond the Shrouded Horizon - Steve Hackett”. AllMusic. 2021年8月15日閲覧。
外部リンク
[編集]- 幻影の彼方〜ビヨンド・ザ・シュラウデッド・ホライゾン - Discogs (発売一覧)