広島市郷土資料館
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広島市郷土資料館 Hiroshima City Museum of History and Traditional | |
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施設情報 | |
前身 | 旧陸軍糧秣支廠 |
専門分野 | 郷土史・郷土資料 |
事業主体 | 広島市 |
管理運営 | 公益財団法人広島市文化財団 |
開館 | 1985年(昭和60年)5月 |
所在地 |
〒734-0015 広島市南区宇品御幸二丁目6-20 |
位置 | 北緯34度21分57.5秒 東経132度27分42.6秒 / 北緯34.365972度 東経132.461833度座標: 北緯34度21分57.5秒 東経132度27分42.6秒 / 北緯34.365972度 東経132.461833度 |
外部リンク | 広島市郷土資料館 |
プロジェクト:GLAM |
広島市郷土資料館(ひろしましきょうどしりょうかん)は、広島県広島市南区宇品にある歴史系博物館(登録博物館)である。
広島市域の人々の暮らしにかかわる歴史をテーマとした博物館。企画展と常設展がある。また、教室事業も活発に行っている。併設されている図書室の規模はそれほど大きくはないが、民族や風俗・文化遺産や調査書などが充実している。
歴史
[編集]1985年(昭和60年)5月開館。元々この建物は、明治時代に建てられた旧陸軍施設であり、広島市への原子爆弾投下にも耐えた被爆建物であり、その後様々な経路を経てその一部を資料館として整備したものである。
展示
[編集]常設
[編集]→公式サイト参照
大きく分けて、江戸時代以降に広島市域で発展した地場産業と、江戸から明治以降の広島特にここ宇品の歴史とこの建物の来歴について展示している[1]。
建物
[編集]映像外部リンク | |
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広島市広報番組 | |
元は缶詰工場だった?広島市郷土資料館に潜入せよ! |
→「宇品陸軍糧秣支廠」も参照
建物は1911年(明治44年)に建てられた宇品陸軍糧秣支廠缶詰工場の一部にあたる[1][2]。戦後、国が管理していたものを市が譲り受け再整備し博物館として開館した[2]。
ほぼ竣工当時のまま保存され、被爆により曲がった鉄骨など保存展示している[2]。また「旧広島陸軍糧秣支廠建物」として1985年(昭和60年)4月22日に広島市の重要有形文化財に指定されている[1][2]。
利用案内
[編集]- 開館時間
- 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)[1]
- 休館日
- 月曜日(ただし、月曜日が祝日法で定める休日のときは、その直後の休日の翌日でない日)[1]
- 入館料
- 大人100(80)円、小人50(30)円[1]
- ( )内は30人以上の団体料金、小学生未満の幼児は無料。
- アクセス[1]
- JR広島駅から広島電鉄市内電車 広島港(宇品)行5番電車「宇品二丁目」電停下車 西へ300m
- 紙屋町・八丁堀から広島電鉄市内電車 広島港(宇品)行1・3番電車「宇品二丁目」下車 西へ300m
- 無料駐車場有
脚注
[編集]関連項目
[編集]- 流山市立博物館 - 千葉県にある博物館。ここも同様に糧秣出張所の資料展示をしている。
- 広島市にある主な博物館
- 広島市江波山気象館 - 被爆建物を再利用したもの。
- 広島市こども文化科学館
- 広島市交通科学館