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広沢栄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

広沢 栄(廣澤 榮(戸籍上の氏名は旧字体)、ひろさわ えい、1924年6月19日 - 1996年12月27日[1])は、日本の脚本家・映画助監督・作家。

略歴

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神奈川県小田原市出身。本名・栄一。1944年、東宝撮影所の助監督となる。復員後、鎌倉アカデミアに通い、東宝争議にかかわる。その後、脚本家に転じる。

代表作『日本の青春』『サンダカン八番娼館 望郷』など[2]。助監督、監督助手も務めた。「榮」「さわさかえ」名義での著作もある。

脚本

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映画

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テレビドラマ

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  • 剣 第9・10・30話(1967年、日本テレビ)
  • 五人の野武士 第5話(1968年、日本テレビ)
  • 仇討ち 第14話(1969年、TBS)
  • 鬼平犯科帳 第38話「敵(かたき)」(1970年、NET)
  • 人形佐七捕物帳 第9・10話(1971年、NET)
  • 江戸を斬る 梓右近隠密帳(1972年、TBS)※さわさかえ名義
  • まごころ 第1・3・5・8・23話(1973年、TBS)
  • 非情のライセンス(NET・テレビ朝日)
    • 第2シリーズ 第10・21・32・38・39・51・82話(1974年-1977年)
    • 第3シリーズ第3話(1980年)
  • 新宿警察 第12話(1975年、フジテレビ)
  • 江戸を斬るII 第12・15話(1976年、TBS)
  • 水戸黄門(TBS)
    • 第8部 第3・14・22・26話(1977年・1978年)
    • 第11部 第10・17・21話(1980年・1981年)
    • 第12部 第5・16・18話(1981年)
    • 第13部 第6話(1982年)
  • 新幹線公安官(テレビ朝日)
    • 第1シリーズ 第3・4・8話(1977年)
    • 第2シリーズ 第13・20・25話(1978年)
  • 昭和怪盗傳(1977年、TBS)
  • 大岡越前(TBS)
    • 第5部 第10話(1978年)
    • 第6部 第11・15話(1982年)
    • 第7部 第6・19・20・23話(1983年)
    • 第14部 第11話(1996年)
  • 古谷一行の金田一耕助シリーズ 横溝正史シリーズII 八つ墓村(1978年、TBS)
  • 雲を翔びこせ(1978年、TBS)
  • 魔性の仮面(1979年、テレビ朝日)
  • 半七捕物帳 第8・11話(1979年、テレビ朝日)
  • 佐武と市捕物控(1981年、フジテレビ)
  • 土曜ワイド劇場(テレビ朝日)
    • 息子の心が見えない ガソリンスタンド殺人事件(1982年)
    • 抱かれた男の謎(1983年)
    • 高級コールガールの殺人(1984年)
  • 佐武と市捕物控 地獄の白狐(1982年、フジテレビ)
  • 薩摩飛脚(1982年、フジテレビ)
  • ザ・サスペンス 女の中の悪魔(1982年、TBS)
  • 木曜ゴールデンドラマ 火の舞い(1984年、日本テレビ)
  • 明治撃剣会(1984年、テレビ朝日)
  • 長七郎江戸日記 第1シリーズ第103話(1986年、日本テレビ)

漫画原作

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著書

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  • 白鳥の湖西村保史郎偕成社(少女小説シリーズ)1971
  • 『広沢栄・映画シナリオ集』宝文館出版 1985
  • 『シナリオ作法 私のなかのシナリオ』ダヴィッド社 1985
  • 『私の昭和映画史』1989 岩波新書
  • 『日本映画の時代』岩波書店(同時代ライブラリー)1990 のち岩波現代文庫、2002
  • 『黒髪と化粧の昭和史』岩波書店(同時代ライブラリー)1993
  • 『わが青春の鎌倉アカデミア 戦後教育の一原点』岩波書店(同時代ライブラリー)1996

脚注

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  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ 『日本映画の時代』岩波現代文庫、著者紹介