彩凪翔
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あやなぎ しょう 彩凪 翔 | |
---|---|
生年月日 | 6月2日 |
出身地 | 日本 大阪府大阪市 |
身長 | 170cm |
血液型 | A型 |
職業 | 女優・歌手 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2006年 - |
活動内容 |
2006年:宝塚歌劇団入団、雪組配属 2021年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
公式サイト | 彩凪翔オフィシャルサイト |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『春雷』 『ルパン三世』 『るろうに剣心』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
彩凪 翔(あやなぎ しょう、6月2日[1] - )は、日本の女優・歌手。元宝塚歌劇団雪組の男役スター[2]。
大阪府大阪市[1]、市立八阪中学校出身[3]。身長170cm[1]。血液型A型[1]。愛称は「しょう」[3]。
来歴
[編集]2004年、宝塚音楽学校入学。
2006年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に92期生として入団[4]。入団時の成績は17番[4]。宙組公演「NEVER SAY GOODBYE」で初舞台[4][1]。その後、雪組に配属[4][5]。
舞台映えする容姿で早くから注目を集め[2]、2011年のバウ・ワークショップ「灼熱の彼方」で、彩風咲奈とバウホール公演初主演[6][7]。続く音月桂・舞羽美海トップコンビ大劇場お披露目となる「仮面の男」で、新人公演初主演[8][9]。
2012年の「ドン・カルロス」で2度目の新人公演主演[8][5]。
2013年の「春雷」でバウホール公演単独初主演[10][7]。ゲーテとウェルテルの2役を演じる[2]。
その後も芝居の鍵を握る重要な役どころを多く演じてきたが、2021年4月11日、望海風斗・真彩希帆トップコンビ退団公演となる「fff/シルクロード」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[2][7]。退団公演では奇しくも、自身がバウホール主演作で演じたゲーテ役を再び演じることとなった[2]。
退団後は舞台を中心に幅広い分野で活動している。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2006年3 - 5月、宙組『NEVER SAY GOODBYE』(宝塚大劇場のみ)
雪組時代
[編集]- 2006年9 - 12月、『堕天使の涙』『タランテラ!』
- 2007年2月、『ハロー!ダンシング』(バウホール)
- 2007年5 - 8月、『エリザベート』 - 黒天使[5]
- 2008年1 - 3月、『君を愛してる-Je t'aime-』 - 新人公演:スカパン(本役:沙央くらま)『ミロワール』
- 2008年5 - 6月、『外伝 ベルサイユのばら-ジェローデル編-』『ミロワール』(全国ツアー)
- 2008年8 - 11月、『ソロモンの指輪』『マリポーサの花』
- 2009年1月、『忘れ雪』(バウホール・日本青年館)
- 2009年3 - 5月、『風の錦絵』『ZORRO 仮面のメサイア』 - 新人公演:ブレイブ・バッファロー(本役:沙央くらま)
- 2009年7 - 10月、『ロシアン・ブルー』 - スラヴァ・フィラノスキー、新人公演:ダーリン・ロス(本役:早霧せいな)『RIO DE BRAVO!!』
- 2009年11 - 12月、『情熱のバルセロナ』 - 憲兵『RIO DE BRAVO!!』(全国ツアー)
- 2010年2 - 4月、『ソルフェリーノの夜明け』 - 新人公演:ハンデル(本役:緒月遠麻)『Carnevale(カルネヴァーレ)睡夢(すいむ)』
- 2010年6 - 9月、『ロジェ』 - 新人公演:クラウス(本役:早霧せいな)『ロック・オン!』[7]
- 2010年10 - 11月、『オネーギン Evgeny Onegin』(日本青年館・バウホール) - 14歳のエフゲーニィ[7]
- 2011年1 - 3月、『ロミオとジュリエット』 - 新人公演:マーキューシオ(本役:早霧せいな)[9]
- 2011年4 - 5月、『ニジンスキー-奇跡の舞神-』(バウホール・日本青年館) - マリー・ランバート[9]
- 2011年7月、『灼熱の彼方〜「オデュセウス編」と「コモドゥス編」〜』(バウホール) - コモドゥス バウWS主演[6][5]
- 2011年9 - 11月、『仮面の男』 - ラウル、新人公演:フィリップ/ルイ14世(本役:音月桂)『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』 新人公演初主演[8][5]
- 2012年1月、『インフィニティ-限りなき世界-』(バウホール)
- 2012年3 - 5月、『ドン・カルロス』 - アレハンドロ・ファルネーゼ、新人公演:ドン・カルロス(本役:音月桂)『Shining Rhythm!』 新人公演主演[8][5]
- 2012年7 - 8月、『双曲線上のカルテ』(バウホール・日本青年館) - アントニーオ/革命家/オペダンサー
- 2012年10 - 12月、『JIN-仁-』 - 山田純庵、新人公演:坂本龍馬(本役:早霧せいな)『GOLD SPARK!-この一瞬を永遠に-』
- 2013年2月、『若き日の唄は忘れじ』 - 山根清次郎『Shining Rhythm!』(中日劇場)
- 2013年4 - 7月、『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』 - ベルナール・シャトレ/アラン・ド・ソワソン[注釈 1]
- 2013年8 - 9月、『春雷』(バウホール) - ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ/ウェルテル バウ主演[10][5][2]
- 2013年11 - 12月、『Shall we ダンス?』 - アルバート『CONGRATULATIONS 宝塚!!』(宝塚大劇場)[5]
- 2014年1 - 2月、『Shall we ダンス?』 - ポール『CONGRATULATIONS 宝塚!!』(東京宝塚劇場)
- 2014年3月、『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』(全国ツアー) - アラン・ド・ソワソン
- 2014年6 - 8月、『一夢庵風流記 前田慶次』 - 四井主馬『My Dream TAKARAZUKA』
- 2014年10月、『伯爵令嬢』(日生劇場) - リシャール・ド・ヴァンデル
- 2015年1 - 3月、『ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!-』 - 石川五ェ門『ファンシー・ガイ!』[7]
- 2015年5月、『星影の人』 - 山南敬助『ファンシー・ガイ!』(博多座)
- 2015年7 - 10月、『星逢一夜(ほしあいひとよ)』 - 猪飼秋定『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』
- 2015年11 - 12月、『哀しみのコルドバ』 - アルバロ『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』(全国ツアー)
- 2016年2 - 5月、『るろうに剣心』 - 武田観柳[注釈 2][7]
- 2016年6 - 8月、『ローマの休日』(中日劇場・赤坂ACTシアター・梅田芸術劇場) - アーヴィング・ラドビッチ[注釈 3]/マリオ・デ・ラーニ[注釈 3][7]
- 2016年10 - 12月、『私立探偵ケイレブ・ハント』 - ホレイショ―『Greatest HITS!』
- 2017年2月、『星逢一夜(ほしあいひとよ)』 - 猪飼秋定『Greatest HITS!』(中日劇場)
- 2017年4 - 7月、『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』 - 久坂玄瑞『Dramatic “S”!』
- 2017年8 - 9月、『琥珀色の雨にぬれて』 - ルイ・バランタン『“D”ramatic S!』(全国ツアー)[7]
- 2017年11 - 2018年2月、『ひかりふる路(みち)〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』 - マノン・ロラン夫人『SUPER VOYAGER!』
- 2018年3 - 4月、『誠の群像』 - 勝海舟『SUPER VOYAGER!』(全国ツアー)
- 2018年6 - 9月、『凱旋門』 - ヴェーベル『Gato Bonito!!』
- 2018年11 - 2019年2月、『ファントム』 - フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵[注釈 4]/アラン・ショレ[注釈 4][7]
- 2019年3 - 4月、『20世紀号に乗って』(東急シアターオーブ) - フラナガン
- 2019年5 - 9月、『壬生義士伝』 - 土方歳三『Music Revolution!』[3][7]
- 2019年10月、『ハリウッド・ゴシップ』(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ) - ジェリー・クロフォード[3]
- 2020年1 - 3月、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』 - ジミー
- 2020年9 - 10月、『NOW! ZOOM ME!!』
- 2021年1 - 4月、『fff-フォルティッシッシモ-』 - ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ『シルクロード〜盗賊と宝石〜』 退団公演[2][7]
出演イベント
[編集]- 2007年11月、轟悠コンサート『Lavender Monologue』
- 2011年12月、タカラヅカスペシャル2011『明日に架ける夢』
- 2012年8月、轟悠ディナーショー『Fever!』
- 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
- 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
- 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
- 2018年5月、『凱旋門』前夜祭
- 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』
- 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
[編集]舞台
[編集]- 2021年9月、『アプローズ〜夢十夜〜』(日本青年館・バウホール)[11]
- 2022年1月、『フランケンシュタイン-cry for the moon-』(紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA・TTホール) - アガサ[12]
- 2022年2月、『TARKIE THE STORY』(ステラボール) - オリエ津阪[13]
- 2022年5月、『面影小町伝』(日本橋劇場) - 柳屋お藤[14]
- 2022年6月、『HELI-X III〜レディ・スピランセス〜』(サンシャイン劇場・メルパルク大阪ホール)[15]
- 2023年2月、『『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語』(TOKYO DOME CITY HALL・オリックス劇場) - 大倶利伽羅[16]
- 2023年6月、『HELI-X〜スパイラル・ラビリンス〜』(サンシャイン劇場)[17]
- 2023年8月、『PRINCESS TOYOTOMI』(CBGKシブゲキ!!・近鉄アート館) - 淀殿[18]
- 2023年10月、『フルーツバスケット 2nd season』(大手町三井ホール) - 草摩慊人[19]
- 2024年1月、『咎人の刻印〜レミニセンス〜』(紀伊國屋ホール) - 蘭[20]
- 2024年10月、『フルーツバスケット The Final』(ヒューリックホール東京) - 草摩慊人[21]
- 2025年1月、『キアロスクーロ −古典落語「死神」より−』(神戸三宮シアター・エートー)[22]
- 2025年3月、『TARKIE〜伝説の女たち〜』(よみうりホール)[23]
コンサート
[編集]映画
[編集]アルバム
[編集]- 2022年11月、『De mon coeur 心から〜彩凪翔』[28]
写真集
[編集]CM
[編集]受賞歴
[編集]- 2012年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 新人賞[31]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 彩凪翔 プロフィール 彩凪翔オフィシャルサイト。
- ^ a b c d e f g 宝塚歌劇 雪組スター彩凪翔退団 トップコンビと同じ作品で デイリースポーツ。
- ^ a b c d <華宝塚>役に染まり、柔軟な芝居を 彩凪翔(雪組) 東京新聞。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 118.
- ^ a b c d e f g h フェアリーインタビュー 雪組 彩凪翔 ウィズたからづか。
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 243.
- ^ a b c d e f g h i j k l Memories of 彩凪翔 タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b c d 100年史(舞台) 2014, p. 319.
- ^ a b c フェアリーインタビュー/雪組 彩凪翔 ウィズたからづか。
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 244.
- ^ 彩凪翔が新たなステージへ「アプローズ」上演決定、スペシャルゲストに彩輝なお・水夏希 ステージナタリー。
- ^ 七海ひろきが“麗しの怪物”に、舞台「フランケンシュタイン」で岐洲匠・彩凪翔と共演 ステージナタリー。
- ^ “水の江瀧子の半生を描いた舞台「TARKIE THE STORY」2月開演”. ダンスビュウ (2022年1月6日). 2022年3月12日閲覧。
- ^ 米村圭伍の時代小説を舞台化、「面影小町伝」に蓮城まこと・彩凪翔・和泉元彌 ステージナタリー。
- ^ 玉城裕規・菊池修司ら出演、舞台「HELI-X III」追加キャスト&ビジュアル解禁 ステージナタリー。
- ^ 七海ひろき扮する歌仙兼定ら刀剣男士が集結、刀ステ新作「禺伝」メインビジュアル ステージナタリー。
- ^ 舞台「HELI-X」の第4弾「スパイラル・ラビリンス」主演に平野良・星元裕月 ステージナタリー。
- ^ 新作時代劇「PRINCESS TOYOTOMI」淀殿役に彩凪翔、浅井家と宋家の三姉妹描く ステージナタリー。
- ^ 乃木坂46吉田綾乃クリスティー主演舞台「フルーツバスケット」続編上演決定 キャスト19人発表 モデルプレス。
- ^ 松田昇大・赤羽流河主演、舞台「咎人の刻印」第2弾に彩凪翔ら ステージナタリー。
- ^ “舞台フルバ、ついにファイナル!吉田綾乃クリスティー・北川尚弥・橋本祥平ら14名が続投”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年6月19日). 2024年6月20日閲覧。
- ^ “彩凪翔×彩音星凪 ツーマンプレイ「キアロスクーロ ー古典落語『死神』よりー」上演決定!”. PRTIMES. Wings of Angel (2024年11月23日). 2024年11月23日閲覧。
- ^ “凰稀かなめ主演「TARKIE~伝説の女たち~」に妃海風・彩凪翔・天華えま・音咲いつき”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年5月24日). 2024年5月25日閲覧。
- ^ “彩凪翔のコンサート「Wings」東京で再演、「新しく数曲加わります!」”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年9月11日閲覧。
- ^ “彩凪翔、CDリリース記念コンサートを開催 11名のオーケストラと豪華コラボ”. SPICE. eplus. 2024年9月11日閲覧。
- ^ 「映画撮影順調 砺波の人も協力 日本・トルコ友好記念 監督ら市長に状況報告」『中日新聞』。2024年9月11日閲覧。
- ^ “主演・遠藤雄弥のファンタジーホラー「男神」来秋公開、須田亜香里が共演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年5月21日). 2024年5月21日閲覧。
- ^ 彩凪翔からのクリスマスプレゼント、思い出の楽曲歌う1stフルアルバム発売 ステージナタリー。
- ^ 彩凪翔が“恩返し”、退団後初の写真集「SHO AYANAGI」発売 ステージナタリー。
- ^ CM出演のお知らせ 彩凪翔オフィシャルサイト。
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 57.
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
[編集]- 彩凪翔オフィシャルサイト
- 彩凪翔 (@sho_ayanagi_official) - Instagram
- 彩凪翔 - YouTubeチャンネル