後上歯槽神経
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神経: 後上歯槽神経 | |
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Distribution of the maxillary and mandibular nerves, and the submaxillary ganglion. (Posterior sup. alveolar labeled at center.) | |
ラテン語 | rami alveolares superiores posteriores nervi maxillaris |
英語 | Posterior superior alveolar nerve |
グレイの解剖学 | 書籍中の説明(英語) |
支配 | 上顎洞, 大臼歯, 歯槽 |
後上歯槽神経(こうじょうしそうしんけい)は三叉神経第2枝である上顎神経の枝の一つ。上顎神経が眼窩下溝に入る前に分岐する。通常2本あるが、1本の時もある。
上顎結節部を下に向かい、幾つかの枝を歯肉と周囲の頬粘膜に送る。その後上顎骨の上顎骨体側頭下面より歯槽管に入り、骨内で前に進み、中上歯槽神経と交流し、上顎洞内膜、歯肉、大臼歯へ枝を出す。大臼歯への枝は歯根の根尖孔より歯髄腔へと向かう。
後上歯槽神経は第二・第三大臼歯および、第一大臼歯の3根のうち近心頬側根以外の2根へと枝を出す。後上歯槽神経ブロックを行った場合、近心頬側根は約72%の確率で麻酔される。
関連項目
[編集]追加画像
[編集]-
Left maxilla. Outer surface.
外部リンク
[編集]- cranialnerves at The Anatomy Lesson by Wesley Norman (Georgetown University) (V)
- lesson9 at The Anatomy Lesson by Wesley Norman (Georgetown University) (latnasalwall4)
- MedEd at Loyola GrossAnatomy/h_n/cn/cn1/cnb2.htm