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御幣川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

御幣川(おんべがわ)

  • 三重県を流れる河川。本記事で記述する。

御幣川
御幣橋から上流方を望む
水系 一級水系 鈴鹿川
種別 一級河川
平均流量 -- m3/s
流域面積 -- km2
水源 仙ヶ岳(三重県)
水源の標高 961 m
河口・合流先 安楽川(三重県)
流域 日本の旗 日本 三重県
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御幣川(おんべがわ)は、鈴鹿川水系支流で、三重県中北部を流れる一級河川

河川名は、かつてこの川で採れる伊勢神宮に御贄として献納されており[1]、それに先立ち川面に御幣を立て神事を執り行ったことに因む。但し現在は下流部に堰堤が築かれたため、鮎が伊勢湾から遡上できなくなった。

流域では2007年からミエゾウ化石の調査が行われ、臼歯肋骨の化石が発見され、三重県総合博物館で展示されている[2]

地理

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鈴鹿山脈山系の仙ヶ岳東麓に発し、2つの沢が合さって小岐須渓谷を刻みつつ南東流。台地に出て間もなく、入道ヶ岳に発した鍋川を北から併せる。なおこの辺から、西側にひと山越えて同じく鈴鹿川水系の八島川が並行する。両者は1~2kmしか隔たっていない。

東名阪自動車道と交差して程なく南流に転じて亀山市に入り、約3kmで安楽川に注ぐ。並行してきた八島川は、御幣川が注ぐわずか400m西で、やはり安楽川に注いでいる。

流域の自治体

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主な支流

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  • 鍋川

主な利水施設

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並行する交通

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流域の観光地

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脚注

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  1. ^ 三河の絹糸、志摩と共に、伊勢神宮三大御贄とされていた。
  2. ^ 中川良平「御幣川産ゾウ化石切歯(牙)」中日新聞2014年8月10日付朝刊、広域三重23ページ

外部リンク

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