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椿大神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
椿大神社
椿大神社拝殿
拝殿
所在地 三重県鈴鹿市山本町字御旅1871
位置 北緯34度57分52秒 東経136度27分6秒 / 北緯34.96444度 東経136.45167度 / 34.96444; 136.45167座標: 北緯34度57分52秒 東経136度27分6秒 / 北緯34.96444度 東経136.45167度 / 34.96444; 136.45167
主祭神 猿田彦大神
社格 式内社(小)
伊勢国一宮
県社
別表神社
創建 (伝)垂仁天皇27年
別名 猿田彦大本宮
例祭 10月11日
地図
椿大神社の位置(三重県内)
椿大神社
椿大神社
地図
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椿大神社(つばきおおかみやしろ)は、三重県鈴鹿市にある神社

概要

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式内社伊勢国一宮旧社格県社で、現在は神社本庁別表神社。三重県では伊勢神宮二見興玉神社に次いで3番目に参拝者数の多い神社であり、2013年には1,455,000人が参拝した[1]

猿田彦大本宮とも呼ばれる。猿田彦大神を祀る神社の総本社とされる。

祭神

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主祭神
相殿
配祀
前座
  • 行満大明神

歴史

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社伝によれば、垂仁天皇27年、倭姫命に下った神託により、猿田彦大神の墳墓の近くに「道別大神の社」として社殿が造営されたのを創始とする。史料における初見は、天平20年(748年)6月17日の『大安寺伽藍縁起並流記資財帳』である。当社は一般に『延喜式神名帳』に記載される「椿大神社」として伊勢国一宮に比定される。

社伝によれば、猿田彦大神の末裔の行満大明神は修験道開祖であり、役行者を導いたとのことで、中世には修験神道の中心地となった。なお、現宮司は、行満大明神の末裔であるという。

明治4年(1871年)に郷社昭和2年(1927年)に県社に列格。昭和10年(1935年)、内務省神社局の調査により、全国約2千社の猿田彦大神を祀る神社の総本社「地祗猿田彦大本宮」とされた。しかし、それらの神社で当社と実際に関係があるものは少数である。一方で、「椿大明神」を祀る「椿神社」は全国各地に存在している。

昭和62年(1987年)、アメリカ合衆国カリフォルニア州にアメリカ椿神社(現在のアメリカ椿大神社ワシントン州))を創建し、神道の普及活動を開始。

社宝に、吉備真備奉納と伝わる獅子頭があり、獅子舞発祥の社ともされる。

摂末社

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別宮

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別宮・椿岸神社
  • 椿岸神社 - 祭神:天之鈿女命、太玉命、天之児屋根命
  • 奥の宮磐座 (高山入道ヶ嶽山頂) - 祭神:天照大神、瓊瓊杵尊、猿田彦大神
  • 小岸大神社 (鈴鹿市小岐須町) - 祭神:天之鈿女命、高御産巣日神
  • 愛宕神社 (四日市市水沢野田町) - 祭神:愛宕大権現
  • 石大神 (鈴鹿市小岐須町) - 祭神:天照大神

末社

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境内末社

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土公神陵
御船石座
松下幸之助社
茶室・鈴松庵
  • 高山土公神御陵 - 祭神:猿田彦大神、瓊瓊杵尊、栲幡千千姫命
  • 御船石座 - 祭神:猿田彦大神、瓊瓊杵尊、栲幡千千姫命
  • 多度社 - 祭神:天目一箇命
  • 護国社 - 祭神:護国の英霊
  • 松下社 - 祭神:松下幸之助命
  • 庚龍神社 - 祭神:金龍龍神、白龍龍神、黒龍龍神

境外末社

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  • 椿一宮神社 (鈴鹿市椿一宮町) - 祭神:猿田彦大神
  • 神野神明社 (鈴鹿市山本町神野) - 祭神:天照大神、猿田彦大神

主な祭事

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椿大神社・主要祭事一覧
  • 獅子神御祈祷神事:2月11日 - 4月12日(3年に1度)
    • ※ 丑、辰、未、戌の年。
    • ※ 2月11日に舞初めを行い、4月12日に舞納めが境内にて行われる。
  • 節分祭:2月節分の日
  • 祈年祭・厄除大祭:2月21日
  • 春季例大祭
    • 春季大祭:4月11日(京都金剛流神事能「鈿女」奉納)
    • 講社大祭:4月11 - 12日
  • 庚龍神社大祭:5月初め
  • 入道ヶ嶽山頂奥宮春季大祭:5月12日
  • 御田植祭:5月最終の日曜日
  • 夏越大祓:6月30日
  • 夏まつり:8月1日
  • 秋季例大祭
    • 宵祭:10月10日
    • 本宮大祭:10月11日
    • 別宮大祭:10月12日
  • 入道ヶ嶽山頂奥宮秋季大祭:11月12日
  • 新嘗祭:12月1日
  • 大晦日大祓:12月31日

現地情報

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所在地

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交通アクセス

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バス

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自家用車

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脚注

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  1. ^ 観光地点等分類ごとの入込客数”. 三重県雇用経済部 観光・国際局 観光政策課. 2015年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月25日閲覧。

関連項目

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猿田彦大神を祀る神社

外部リンク

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