椿大神社
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椿大神社 | |
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拝殿 | |
所在地 | 三重県鈴鹿市山本町字御旅1871 |
位置 | 北緯34度57分52秒 東経136度27分6秒 / 北緯34.96444度 東経136.45167度座標: 北緯34度57分52秒 東経136度27分6秒 / 北緯34.96444度 東経136.45167度 |
主祭神 | 猿田彦大神 |
社格等 |
式内社(小) 伊勢国一宮 旧県社 別表神社 |
創建 | (伝)垂仁天皇27年 |
別名 | 猿田彦大本宮 |
例祭 | 10月11日 |
地図 |
椿大神社(つばきおおかみやしろ)は、三重県鈴鹿市にある神社。
概要
[編集]式内社、伊勢国一宮。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。三重県では伊勢神宮・二見興玉神社に次いで3番目に参拝者数の多い神社であり、2013年には1,455,000人が参拝した[1]。
猿田彦大本宮とも呼ばれる。猿田彦大神を祀る神社の総本社とされる。
祭神
[編集]- 主祭神
- 相殿
- 配祀
- 前座
- 行満大明神
歴史
[編集]社伝によれば、垂仁天皇27年、倭姫命に下った神託により、猿田彦大神の墳墓の近くに「道別大神の社」として社殿が造営されたのを創始とする。史料における初見は、天平20年(748年)6月17日の『大安寺伽藍縁起並流記資財帳』である。当社は一般に『延喜式神名帳』に記載される「椿大神社」として伊勢国一宮に比定される。
社伝によれば、猿田彦大神の末裔の行満大明神は修験道の開祖であり、役行者を導いたとのことで、中世には修験神道の中心地となった。なお、現宮司は、行満大明神の末裔であるという。
明治4年(1871年)に郷社、昭和2年(1927年)に県社に列格。昭和10年(1935年)、内務省神社局の調査により、全国約2千社の猿田彦大神を祀る神社の総本社「地祗猿田彦大本宮」とされた。しかし、それらの神社で当社と実際に関係があるものは少数である。一方で、「椿大明神」を祀る「椿神社」は全国各地に存在している。
昭和62年(1987年)、アメリカ合衆国カリフォルニア州にアメリカ椿神社(現在のアメリカ椿大神社(ワシントン州))を創建し、神道の普及活動を開始。
社宝に、吉備真備の奉納と伝わる獅子頭があり、獅子舞発祥の社ともされる。
摂末社
[編集]別宮
[編集]- 椿岸神社 - 祭神:天之鈿女命、太玉命、天之児屋根命
- 奥の宮磐座 (高山入道ヶ嶽山頂) - 祭神:天照大神、瓊瓊杵尊、猿田彦大神
- 小岸大神社 (鈴鹿市小岐須町) - 祭神:天之鈿女命、高御産巣日神
- 愛宕神社 (四日市市水沢野田町) - 祭神:愛宕大権現
- 石大神 (鈴鹿市小岐須町) - 祭神:天照大神
末社
[編集]境内末社
[編集]- 高山土公神御陵 - 祭神:猿田彦大神、瓊瓊杵尊、栲幡千千姫命
- 御船石座 - 祭神:猿田彦大神、瓊瓊杵尊、栲幡千千姫命
- 多度社 - 祭神:天目一箇命
- 護国社 - 祭神:護国の英霊
- 松下社 - 祭神:松下幸之助命
- 庚龍神社 - 祭神:金龍龍神、白龍龍神、黒龍龍神
境外末社
[編集]- 椿一宮神社 (鈴鹿市椿一宮町) - 祭神:猿田彦大神
- 神野神明社 (鈴鹿市山本町神野) - 祭神:天照大神、猿田彦大神
主な祭事
[編集]- 椿大神社・主要祭事一覧
- 獅子神御祈祷神事:2月11日 - 4月12日(3年に1度)
- ※ 丑、辰、未、戌の年。
- ※ 2月11日に舞初めを行い、4月12日に舞納めが境内にて行われる。
- 節分祭:2月節分の日
- 祈年祭・厄除大祭:2月21日
- 春季例大祭
- 春季大祭:4月11日(京都金剛流神事能「鈿女」奉納)
- 講社大祭:4月11 - 12日
- 庚龍神社大祭:5月初め
- 入道ヶ嶽山頂奥宮春季大祭:5月12日
- 御田植祭:5月最終の日曜日
- 夏越大祓:6月30日
- 夏まつり:8月1日
- 秋季例大祭
- 宵祭:10月10日
- 本宮大祭:10月11日
- 別宮大祭:10月12日
- 入道ヶ嶽山頂奥宮秋季大祭:11月12日
- 新嘗祭:12月1日
- 大晦日大祓:12月31日
現地情報
[編集]所在地
[編集]交通アクセス
[編集]バス
[編集]自家用車
[編集]- 東名阪自動車道・鈴鹿ICから約5km
- (ETC登載車限定)新名神高速道路・鈴鹿PAスマートICから約2km
脚注
[編集]- ^ “観光地点等分類ごとの入込客数”. 三重県雇用経済部 観光・国際局 観光政策課. 2015年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月25日閲覧。
関連項目
[編集]- 猿田彦大神を祀る神社
- 都波岐神社・奈加等神社 - 伊勢国一宮を称するもう1つの神社。
- 猿田彦神社
- 白鬚神社