怪奇骨董音楽箱
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『怪奇骨董音楽箱』 | ||||
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ジェネシス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1971年8月2日 - 9月10日 | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | カリスマ・レコード | |||
プロデュース | ジョン・アンソニー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ジェネシス アルバム 年表 | ||||
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『怪奇骨董音楽箱』[1](Nursery Cryme)は、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、ジェネシスのサード・アルバム。1971年11月12日発売。
概要
[編集]前作リリース後に脱退したアンソニー・フィリップスとジョン・メイヒューに替わり、スティーヴ・ハケットとフィル・コリンズが参加した最初のアルバムである。この5人のラインナップはピーター・ガブリエルが脱退した1975年まで続いた。
セールス面ではイタリアでチャート4位を記録し、ヨーロッパでのバンド人気に火をつけた。イギリス本国でも39位と前作から大きく上昇し、徐々にバンドに注目が集まっていった。
バンドがリリースしたアルバムの中では39分半と最も短いアルバムである。
なお、原題の「ナーサリー・クライム (Nursery Cryme)」とは、「童謡 (Nursery Rhyme)」と「罪 (Crime)」を掛け合わせた造語である。
収録曲
[編集]※全曲作曲は、トニー・バンクス、フィル・コリンズ、ピーター・ガブリエル、スティーヴ・ハケット、マイク・ラザフォード
A面
[編集]- 「ザ・ミュージカル・ボックス(旧邦題 怪奇のオルゴール)」 - "The Musical Box" - 10:27
- 「フォー・アブセント・フレンズ(旧邦題 今いない友の為に)」 - "For Absent Friends" - 1:44
- 「ザ・リターン・オブ・ザ・ジャイアント・ホグウィード」 - "The Return of the Giant Hogweed" - 8:10
B面
[編集]- 「セヴン・ストーンズ」 - "Seven Stones" - 5:08
- 「ハロルド・ザ・バレル」 - "Harold the Barrel" - 2:58
- 「ハーレクイン(旧邦題 道化師)」 - "Harlequin" - 2:53
- 「ザ・ファウンテン・オブ・サルマシス(旧邦題 サルマシスの泉)」 - "The Fountain of Salmacis" - 7:47
参加ミュージシャン
[編集]- ピーター・ガブリエル - ボーカル、フルート、アコーディオン、バスドラム、タンバリン
- スティーヴ・ハケット - ギター、12弦ギター
- トニー・バンクス - オルガン、メロトロン、ピアノ、12弦ギター、バッキング・ボーカル
- マイク・ラザフォード - ベース、ベース・ペダル、12弦ギター、バッキング・ボーカル
- フィル・コリンズ - ドラムス、パーカッション、ボーカル (フォー・アブセント・フレンズ)
脚注
[編集]- ^ 近年の再発盤では『ナーサリー・クライム (怪奇骨董音楽箱)』と表記されるケースもある。
外部リンク
[編集]- Nursery Cryme - Discogs (発売一覧)