怪談 (1972年のテレビドラマ)
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『怪談』(かいだん)は、毎日放送と歌舞伎座テレビ室が共同で制作し、NETテレビ系列(現在とは系列が異なる)他にて1972年7月21日から同年9月29日に掛けて放送された、1話完結のオムニバス形式によるテレビ時代劇である。全10話。
概要
[編集]「四谷怪談」や「牡丹燈籠」、「累ヶ淵」や「雪女」と言った古典的な作品はもちろん、新撰組を題材に取った「新選組 呪いの血しぶき」と言ったオリジナル作品も織り混ぜながら、それぞれがとことん怖さを追求した作品に仕上がっている。制作は『日本怪談劇場』を手掛けた歌舞伎座テレビ室[1]で、後に同じ東京12チャンネルで放送された『日本名作怪談劇場』の制作も手掛けた。
放映リスト
[編集]スタッフ
[編集]- 企画・プロデューサー:金子和一郎
- プロデューサー:横山敞三郎
- 原作:四世 鶴屋南北(第1話)、三遊亭円朝(第2話・第6話)、宇野信夫(第3話)、河竹黙阿弥(第4話)
- 脚本:宮川一郎、冬島泰三、竹内勇太郎、鈴木兵吾、生田直親
- 監督:山田達雄、西山正輝、八木美津雄、窪川健造、唐順棋、堀内真直、中川信夫
- 音楽:冬木透
- 語り:宝生あやこ(第8話)、芥川隆行(第9話)
- 撮影:山田一夫、倉持友一
- 照明:大石弘一
- 美術:鳥居塚誠一
- 録音:加藤一郎
- 編集:堀江貞子
- 記録:河辺美津子 、八木戸春代、石川恵与、沢田智恵子
- 助監督:唐順棋
- 殺陣:宇仁貫三
- 制作主任:高橋憲三
- 装飾:松本義治
- 協力:松竹衣裳、川口かつら、日本芸能美術、日本録音センター、協立音響、横浜シネマ
- 制作:毎日放送、歌舞伎座テレビ室
再放送
[編集]1990年代終盤から、開局間もない頃の時代劇専門チャンネル[2]やホームドラマチャンネル等で放送された。最近では、時代劇専門チャンネルにて2015年7月に放送された他、2016年にはBSジャパンにて平日朝に放送している。
DVD
[編集]2007年にエムスリイエンタテインメントからDVD-BOXが、2008年には同社から全10話をテーマ別に分類した『男の巻』『女の巻』の各BOXがそれぞれ発売された。さらに2013年には、全10話を1巻辺り各2話ずつ収録した、全5巻の単品DVDがスバックから発売された。
脚注
[編集]関連作品
[編集]- 怪奇ロマン劇場(1969年、NET・東映制作)
- 日本怪談劇場(1970年、東京12チャンネル・歌舞伎座テレビ室制作)
- 怪奇十三夜(1971年、日本テレビ・ユニオン映画制作)
- 日本名作怪談劇場(1979年、東京12チャンネル・歌舞伎座テレビ室制作)
NET系 金曜21時台(当時はMBSの制作枠) | ||
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