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恋物語 (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
恋物語
연애담
監督 イ・ヒョンジュ
脚本 イ・ヒョンジュ
出演者 イ・サンヒ
リュ・アベル
イム・ソンミ
音楽 チェ・ヨンラク
撮影 ソン・ジニョン
製作会社 韓国映画アカデミー
配給 インディ・プラグ
公開
上映時間 99分
製作国 大韓民国の旗 韓国
言語 韓国語
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恋物語
各種表記
ハングル 연애담
漢字 恋愛談
発音 ヨネタム
日本語読み: こいものがたり
題: Our Love Story
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恋物語』(こいものがたり、原題:연애담題:Our Love Story)は、2016年に公開された韓国映画。監督・脚本はイ・ヒョンジュ。主演はイ・サンヒ。イ・ヒョンジュは青龍映画賞と釜日映画賞で新人監督賞を[2][3]、イ・サンヒは百想芸術大賞春史大賞映画祭と野の花映画賞で新人女優賞などを受賞した[4][5][6]

概要

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イ・ヒョンジュ(女性)の長編デビュー作である。韓国映画アカデミー卒業生の中で選ばれた作品が大学のサポートを受けられるプログラムの一本として製作された[7][8]

32歳の美術大学院生のユンジュ(イ・サンヒ)の初めての恋が描かれる[9][10]。ユンジュが恋に落ちたジス(リュ・アベル。本名はリュ・ソニョン)はバーや飲み屋で働く年下の女性で、ユンジュを快活にリードしていく[9]。監督のイ・ヒョンジュは来日時のインタビューで「ジスには昔の恋があり、ユンジュは初恋。彼女たちを取り巻く男女にも、それぞれの恋愛がある。韓国語のタイトル『恋愛談』にふさわしく、いろいろな恋愛を見せたかった」と答えている[7]

2016年5月1日に全州国際映画祭で、同年6月3日にソウル国際女性映画祭で上映された[1]。韓国では同年11月17日に一般公開され、1か月足らずで観客動員数1万人を突破し、話題となった[8][1]

同年11月24日、第17回東京フィルメックスのコンペティション部門として有楽町朝日ホールで上映され、同月25日、TOHOシネマズ日劇で2度目の上映が行われた[7]

監督のイ・ヒョンジュと主演のイ・サンヒはそれぞれ多数の新人賞を受賞した(後述)。

キャスト

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スタッフ

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  • 監督:イ・ヒョンジュ
  • 脚本:イ・ヒョンジュ
  • 音楽:チェ・ヨンラク
  • 撮影:ソン・ジニョン
  • 美術:ソン・ジャヨン
  • 製作会社:韓国映画アカデミー
  • 配給:インディ・プラグ

受賞とノミネート

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部門 対象 結果
第53回百想芸術大賞 新人演技賞 イ・サンヒ 受賞
新人監督賞 イ・ヒョンジュ ノミネート
第26回釜日映画賞 新人女優賞 イ・サンヒ ノミネート
新人監督賞 イ・ヒョンジュ 受賞
第4回野の花映画賞 女優賞 イ・サンヒ ノミネート
リュ・アベル ノミネート
新人監督賞 イ・ヒョンジュ ノミネート
新人俳優賞 イ・サンヒ 受賞
第22回春史大賞映画祭 新人女優賞 イ・サンヒ 受賞
新人監督賞 イ・ヒョンジュ ノミネート
第38回青龍映画賞 新人女優賞 イ・サンヒ ノミネート
新人監督賞 イ・ヒョンジュ 受賞

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i 恋物語 - IMDb(英語)
  2. ^ 38th Blue Dragon Film Awards 2017 Nominees”. HanCinema. 2024年11月15日閲覧。
  3. ^ A TAXI DRIVER Tops Buil Film Awards”. Korean Film Biz Zone (October 17, 2017). 2024年11月15日閲覧。
  4. ^ Herald, The Korea. “'Guardian,' 'The Handmaiden' win big at Baeksang Awards” (英語). http://www.koreaherald.com/view.php?ud=20170504000531 
  5. ^ '2017 춘사영화상' 나홍진, 최우수감독상…하정우·손예진 남녀주연상” (朝鮮語). SE Daily (May 25, 2017). 2024年11月15日閲覧。
  6. ^ Conran, Pierce (2017年4月13日). “THE WORLD OF US Triumphs at 4th Wildflower Film Awards”. Korean Film Biz Zone. 2017年4月18日閲覧。
  7. ^ a b c 花房佳代 (2016年11月24日). “『恋物語』イ・ヒョンジュ監督Q&A”. 東京フィルメックス. 2024年11月15日閲覧。
  8. ^ a b 常川拓也 (2016年12月3日). “イ・ヒョンジュ監督インタビュー:映画『恋物語』について”. INTRO. 2024年11月15日閲覧。
  9. ^ a b 児玉美月 (2021年1月20日). “アジアの女女映画 Vol.2『残夏』『恋物語』”. DOKUSO映画館. 2024年11月15日閲覧。
  10. ^ 恋物語”. ひとシネマ. 毎日新聞社. 2024年11月15日閲覧。

外部リンク

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