恩林寺 (群馬県邑楽町)
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恩林寺 | |
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本堂 | |
所在地 | 群馬県邑楽郡邑楽町鶉299 |
位置 | 北緯36度16分21.62秒 東経139度29分23.26秒 / 北緯36.2726722度 東経139.4897944度座標: 北緯36度16分21.62秒 東経139度29分23.26秒 / 北緯36.2726722度 東経139.4897944度 |
山号 | 東光山 |
宗旨 | 臨済宗 |
宗派 | 建長寺派 |
本尊 | 薬師瑠璃光如来 |
創建年 | 文和2年(1353年) |
開基 | 東林雄丘[1][2] |
中興年 | 応永2年(1395年) |
中興 | 正胤 |
札所等 | 上州邑楽七福神めぐり(弁財天) |
文化財 |
邑楽町指定天然記念物[3] 「恩林寺のケヤキ」 「恩林寺のイチョウ」 |
公式サイト | 臨済宗建長寺派 東光山恩林寺 |
法人番号 | 9070005006267 |
恩林寺(おんりんじ)は、群馬県邑楽郡邑楽町にある臨済宗建長寺派の寺院。建長寺を本山と仰ぐ。山号は東光山。本尊は薬師瑠璃光如来[4]。
概要
[編集]開基と再興については、『群馬県邑楽郡誌』によって確認できる。1917年(大正6年)12月に刊行された同書には、「文和二年三月[5]東林雄丘和尚の開基にして、後中絶、應永二年[6]に至り僧正胤之を再興す。[1]」と記されている。
2016年現在の本堂は方丈形式。本尊・薬師瑠璃光如来は、秘仏であり本堂の厨子に納められ安置されている。60年に一度開帳される[4]。境内には、地蔵菩薩像[7]、水子観音、臍の緒観音[8]がある。恩林寺の寺紋は、三つ鱗(北条鱗)。現住職は、恩林寺第二十二世である前田貴洲。
文化財
[編集]-
「恩林寺のケヤキ」
-
「恩林寺のイチョウ」
所在地・交通アクセス
[編集]周辺
[編集]- 浮島弁財天 - 多々良沼に突き出した部分にある社で、群馬県立多々良沼公園内に位置する[11]。弁財天の神体は、平時には恩林寺に安置されている[12]。5月5日と11月の第1日曜日に行われる浮島弁財天祭の際に、弁財天の神体を恩林寺から移動し公開される[12]。公開時には、恩林寺住職による祈祷が行われる。宮守は邑楽郡邑楽町鶉新田の人物が班交替で行っている。
脚注
[編集]- ^ a b 『群馬県邑楽郡誌』「第二十章 中野村 第七節 社寺 二 寺院 P.1263 - 1264
- ^ 東光山恩林寺 > 弁財天
- ^ a b c 群馬県邑楽町 > 町の文化財について「町にある指定文化財」
- ^ a b 東光山恩林寺 > 恩林寺とは
- ^ 文和二年三月は、1353年4月5日〜5月3日。
- ^ 應永二年は、1395年1月22日〜1396年2月9日。
- ^ 公式サイト「六地蔵・恩林寺石碑と山門・篤洲和尚干支
- ^ 水子供養塔とへその緒観音
- ^ 邑楽町指定天然記念物「大ケヤキ」
- ^ 山門と邑楽町天然記念物指定「大銀杏」
- ^ 群馬県観光情報サイト「ぐんまなび」 > 公園検索 > 館林市 > 多々良沼公園
- ^ a b 臨済宗建長寺派 東光山恩林寺 浮島 弁財尊天 例大祭 2015年5月5日
参考文献
[編集]外部リンク
[編集]- 臨済宗建長寺派 東光山恩林寺 - 公式サイト
- 恩林寺とは > あゆみ - 公式サイトの寺伝