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播磨科学公園都市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

座標: 北緯34度56分09秒 東経134度26分32秒 / 北緯34.93583度 東経134.44222度 / 34.93583; 134.44222

地図
地図
SPring-8付近
播磨科学公園都市の空中写真。
2010年5月15日撮影の10枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

播磨科学公園都市(はりまかがくこうえんとし Harima Science Garden City)は、兵庫県南西部(播磨地方)の丘陵地帯(吉備高原の東端部)を切り開いて造成した学術公園都市

上郡町佐用町たつの市にまたがり、3市町の住所に光都と付く。西播磨テクノポリス計画の拠点都市である。

概要

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光都プラザ
テクノ中央交差点
兵庫県西播磨県民局
播磨高原東小学校

国内外の著名な建築家ランドスケープデザインの専門家ら(磯崎新安藤忠雄渡辺真理ピーター・ウォーカーなど)の指導のもと、“時間とともに成長する森の中の都市”をコンセプトに都市全体の計画がなされた。都市機能と景観の両面から一体的にデザインすることにより、快適な居住環境と優れた研究環境を備えたデザイン性の高い都市を目指した[1]。そのため特にその最初期のものについて、ポストモダン建築など計画当時(1980年代)の建築デザインの潮流を反映した、上述の建築家らによるデザイン性の高い一連の建築物群が多数みられる。

1997年には目玉施設であるSPring-8の供用開始を受けて、「まちびらきフェスティバル」が行われた[2]

通称"テクノポリス"あるいは"テクノ"とよばれており、都市へ通じる兵庫県道44号相生宍粟線には"播磨テクノライン"という愛称が付けられている。都市の中心には"テクノ中央"交差点がある。

開発開始から30年にあたる2015年の報告では、区域人口は1,434人であり、当初の計画人口25,000人に対し僅か 5.7%にとどまっている[3]

主に公共施設や研究施設等が立地しており、造成地の大半は現在売り出し中である。

立地施設

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研究機関

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公共機関

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郵便局

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  • 西播磨光都プラザ郵便局(上郡町)

スポーツ施設

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  • ふれあいスポーツ交流館(たつの市)
  • ストークヒルゴルフクラブ(上郡町)
  • ダイセル播磨光都サッカー場(上郡町)

学校・教育施設

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2007年3月に廃校されたはりまコンピュータ・カレッジの校舎・施設を利用。

企業

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交通機関

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バス

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  • 相生駅よりウイング神姫(旧ウエスト神姫)のSPring-8方面バスに乗車。なお、ほかに姫路駅上郡駅播磨新宮駅からのバス便もあるが、いずれも一日数往復程度のため利用時には注意を要する。また、三日月駅から佐用町コミュニティバスも運行されている。
  • 兵庫県立大学播磨理学キャンパスへは県立大理学部前バス停を、SPring-8へは終点SPring-8で降車するのが最も近い。

一般道路

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相生市方面

  • 国道2号より兵庫県道44号相生宍粟線(播磨テクノライン)

たつの市方面

上郡町方面

佐用町方面

  • 国道179号線より兵庫県道28号上郡末広線

高速道路

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ヘリポート

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脚注

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  1. ^ 兵庫県. “播磨科学公園都市 アーバンデザイン”. 兵庫県. 2021年3月4日閲覧。
  2. ^ 播磨科学公園都市ガイドブック
  3. ^ ニュータウン伸び悩み 計画人口の7割 兵庫県内|社会|神戸新聞NEXT 2015/12/7

関連項目

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外部リンク

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