斎藤誠 (競馬)
斎藤誠 | |
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薫風Sパドック(2023年5月28日) | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 千葉県 |
生年月日 | 1971年4月7日(53歳) |
所属団体 | JRA |
初免許年 | 2006年 |
経歴 | |
所属 |
前田禎/調教厩務員 (1993.7 - 1997.6) → 前田禎/調教助手 (1997.6 - 2005.10) → 相沢郁/調教助手 (2005.10 - 2006.1) → 清水英克/調教助手 (2006.1 - 開業) → 美浦T.C. |
斎藤 誠(さいとう まこと、1971年4月7日 - )は、日本中央競馬会の美浦トレーニングセンターに所属している調教師。
戸籍上の表記は旧字体が含まれた「齋藤」だが、JRAでは旧字体等での登録が認められていない為、新字体の「斎藤」に修正して登録している[1]。
長男はJRA騎手の斎藤新[2]。かつて高崎競馬場に所属していた元騎手、調教師の斎藤誠は同姓同名の別人。
来歴
[編集]騎手になりたかったが不合格であった[3]。牧場に勤務後、1993年1月にJRA競馬学校厩務員課程に入学する。卒業後の7月から美浦・前田禎厩舎所属の調教厩務員となる。
1997年6月から調教助手に転身。2005年10月、前田の死去にともない所属厩舎が解散し、一時的に美浦・相沢郁厩舎所属となる。2006年1月から美浦・清水英克厩舎所属となる。
2006年2月に調教師免許を取得し、同年6月1日付で厩舎を14馬房で開業。水野貴広厩舎と同期開業となった。6月17日に管理馬が初出走し、ワンダーブレベストが4着となり、7月16日に新潟競馬場で行われた糸魚川特別をシルクダッシュが制し、のべ13頭目の出走で初勝利を挙げた。11月21日に浦和競馬場で行われたマルチサンド特別にワンダーデビルが出走して7着となり、地方競馬への管理馬初出走となった。
2007年1月14日に京成杯をサンツェッペリンが制し、重賞初勝利を挙げた。2月15日に浦和競馬場で行われたツインマッチ特別をマジカルビューティが制し、地方初勝利を挙げた。12月9日にゴスホークケンが第59回朝日杯フューチュリティステークスを制し、JpnI初勝利を挙げた。
2011年1月22日、中山5Rで、マイネクイーンが1着となり、現役168人目となるJRA通算100勝を達成した[4]。
2014年5月25日のオークスをヌーヴォレコルトでクラシック初制覇を果たした。
2015年7月19日、福島8Rで、スカイキューティーが1着となり、現役103人目となるJRA通算200勝を達成した[5]。
2018年11月10日、東京3Rで管理するシャドウディーヴァが1着となり、現役65人目となるJRA通算300勝を3712戦目で達成した[6]。
2022年1月22日、中山4R・3歳新馬で管理するジョイスが1着となり、現役45人目となるJRA通算400勝を初出走から通算4873戦目で達成した[7]。
2024年8月10日、新潟2R・3歳未勝利でクールソルが1着となり、現役26人目となるJRA通算500勝を5858戦目で達成した[8][9]。
家族
[編集]長男の斎藤新は騎手を志し、2013年に東京競馬場で行われた第5回全国ポニー競馬選手権「ジョッキーベイビーズ」で優勝[10]。2016年に競馬学校騎手課程に35期生として入学し[11]、2019年2月に卒業。同年3月に騎手デビューを果たした。ただし、長男の所属は斎藤の在籍している美浦ではなく栗東トレーニングセンターの安田隆行厩舎となる。
調教師成績
[編集]日付 | 競馬場・開催 | 競走名 | 馬名 | 頭数 | 人気 | 着順 | |
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初出走 | 2006年6月17日 | 2回福島1日1R | 3歳未勝利 | ワンダーブレベスト | 16頭 | 6 | 4着 |
初勝利 | 2006年7月16日 | 2回新潟2日9R | 糸魚川特別 | シルクダッシュ | 13頭 | 1 | 1着 |
重賞初出走 | 2006年9月3日 | 3回新潟8日11R | 新潟2歳S | マイネルハーバード | 18頭 | 6 | 17着 |
重賞初勝利 | 2007年1月14日 | 1回中山5日11R | 京成杯 | サンツェッペリン | 12頭 | 3 | 1着 |
GI初出走 | 2007年4月15日 | 3回中山8日11R | 皐月賞 | サンツェッペリン | 18頭 | 15 | 2着 |
GI初勝利 | 2007年12月9日 | 5回中山4日11R | 朝日杯FS | ゴスホークケン | 16頭 | 3 | 1着 |
主な管理馬
[編集]※括弧内は当該馬の優勝重賞競走、太字はGI級競走。
- サンツェッペリン(2007年京成杯)[12]
- ゴスホークケン(2007年朝日杯フューチュリティステークス)[13]
- クリスマス(2013年函館2歳ステークス)[14]
- ヌーヴォレコルト(2014年優駿牝馬、ローズステークス、2015年中山記念、2016年レッドカーペットハンデキャップ)[15]
- エスメラルディーナ(2014年関東オークス、2015年トゥクソムカップ)[16]
- フラアンジェリコ(2015年京成杯オータムハンデキャップ)[17]
- ストーミーシー (種牡馬:2016年ニュージーランドトロフィー2着)
- トーキングドラム (2017年阪急杯)
- ミッシングリンク (2018年TCK女王盃)
- マドラスチェック (2020年TCK女王盃)
- シャドウディーヴァ (2021年府中牝馬ステークス)
- フルデプスリーダー (2022年エルムステークス)[18]
主な厩舎所属者
[編集]※太字は門下生。括弧内は厩舎所属期間と所属中の職分。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式サイト「誠の真実」 - ウェイバックマシン(2011年2月6日アーカイブ分)
- 「誠の真実〜馬と友達〜」 - Ameba Blog
- 斎藤誠 (@makoto_3110) - X(旧Twitter)
脚注
[編集]- ^ 令和2年度 騎手免許試験(更新)合格者 - 日本中央競馬会 2020年2月11日
- ^ “斎藤新騎手がルーキー初勝利一番乗り!父は斎藤誠調教師…小倉4R”. 競馬ラボ (2019年3月3日). 2019年3月3日閲覧。
- ^ 『優駿』2014年8月号、84頁。
- ^ “斎藤誠調教師、JRA通算100勝達成|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI”. ラジオNIKKEI. 2024年8月10日閲覧。
- ^ “斎藤誠調教師がJRA通算200勝達成 | 競馬ニュース”. netkeiba. 2024年8月10日閲覧。
- ^ “斎藤誠調教師がJRA通算300勝を達成”. スポーツ報知 (2018年11月10日). 2024年8月10日閲覧。
- ^ “斎藤誠調教JRA通算400勝 中山4R1番人気のジョイスで勝利”. スポーツ報知 (2022年1月22日). 2024年8月10日閲覧。
- '^ “斎藤誠調教師が新潟2RでJRA通算500勝達成「これからも厩舎一丸で」”. UMATOKU | 馬トク - スポーツ報知 (2024-08-10JST13:51:00+0900). 2024年8月10日閲覧。
- ^ “斎藤誠調教師、JRA通算500勝達成|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI”. ラジオNIKKEI. 2024年8月10日閲覧。
- ^ 斎藤師の長男優勝/ジョッキーベイビーズ
- ^ 競馬学校騎手課程に8人合格
- ^ “競走成績:全競走成績|サンツェッペリン”. JBISサーチ. 2015年9月14日閲覧。
- ^ “競走成績:全競走成績|ゴスホークケン(USA)”. JBISサーチ. 2015年9月14日閲覧。
- ^ “競走成績:全競走成績|クリスマス”. JBISサーチ. 2015年9月14日閲覧。
- ^ “競走成績:全競走成績|ヌーヴォレコルト”. JBISサーチ. 2015年9月14日閲覧。
- ^ “競走成績:全競走成績|エスメラルディーナ(USA)”. JBISサーチ. 2015年9月14日閲覧。
- ^ “競走成績:全競走成績|フラアンジェリコ”. JBISサーチ. 2015年9月14日閲覧。
- ^ “フルデプスリーダー|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2022年8月7日閲覧。