斧田小夜
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1983年 -)は、日本のSF作家。千葉県成田市出身[1][2]。
(おのだ さよ、日本SF作家クラブ会員[3]。「トウキョウ下町SF作家の会」を主催。
経歴・人物
[編集]東京大学大学院情報理工学系研究科修了[2]。ハードウェアエンジニア、セキュリティエンジニアを経て、現在はソフトウェアエンジニア[1]。米国シリコンバレー、英国、中国などでソフトウェアエンジニアとして勤務した経験を持つ[2]。
2016年9月、投稿作「マキガイドリイム」が第4回ハヤカワSFコンテストにて最終候補作となる。2018年に開講された、「ゲンロン 大森望 SF創作講座」第3期受講生。2019年4月、投稿作「飲鴆止渇」が第10回創元SF短編賞優秀賞を受賞し、2021年2月に作家デビューした。2019年5月、ゲンロンSF創作講座実作最終課題「バックファイア」にて第3回ゲンロンSF新人賞優秀賞を受賞している。
作品リスト
[編集]単行本
[編集]- 『ギークに銃はいらない』(破滅派、2022年6月)ISBN 978-4905197041
電子書籍
[編集]- 『飲鴆止渇』(東京創元社、2021年2月12日配信)
雑誌等掲載作品
[編集]- 小説
- 「飲鴆止渇」 - 『ミステリーズ!』vol.105 FEBRUARY 2021(東京創元社)掲載
- 「おまえの知らなかった頃」 - 『NOVA 2021年夏号』(河出文庫、2021年4月)収録
- 「海月生物群集」 - 『文學界』2022年11月号(文藝春秋)掲載
- 「たべかたがきたない」 - 『S-Fマガジン』2023年2月号(早川書房)掲載
- 「酔来酔去」 - 『紙魚の手帖』vol.09 2023 FEBRUARY (東京創元社)掲載
- 「デュ先生なら右心房にいる」 - 『NOVA 2023年夏号』(河出文庫、2023年4月)収録
- 「ほいち」 - 『紙魚の手帖』vol.18 2024 AUGUST(東京創元社)
- エッセイ
- 「最高のひと皿」- 『小説すばる』2021年6月号(集英社)掲載
- 「◆げえむのすゝめ ボードゲーム」 - 『小説すばる』2021年9月号(集英社)掲載
- 「屈せない娘より、父へ」 - 『文學界』2022年9月号(文藝春秋) 掲載
脚注
[編集]- ^ a b 第10回 創元SF短編賞 決定(東京創元社公式HP)
- ^ a b c 『ギークに銃はいらない』(2022年6月)掲載の著者情報より。
- ^ SF作家クラブ新入会員自己紹介
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 斧田小夜 (@pigya) - X(旧Twitter)
- 第10回創元SF短編賞|東京創元社
- 木漏れ日の数理 本人ブログ
- トウキョウ下町SF作家の会