新宮中継局
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新宮中継局(しんぐうちゅうけいきょく)は、和歌山県新宮市にある地上デジタル・アナログテレビとFM・AMラジオの中継局である。
中継局概要
[編集]デジタルテレビ
[編集]リモコン キーID |
放送局名 | 物理 チャンネル |
空中線電力 | ERP | 放送対象 地域 |
放送区域 内世帯数 |
偏波面 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リパック 前のch |
リパック 後のch | |||||||
1 | NHK 和歌山総合 |
23ch | 44ch | 10W | 175W | 和歌山県 | 約21,900世帯 | 水平偏波 |
2 | NHK 大阪教育 |
13ch | 46ch | 全国 | ||||
4 | MBS 毎日放送 |
16ch | 200W | 近畿広域圏 | ||||
5 | WTV テレビ和歌山 |
20ch | 34ch | 和歌山県 | ||||
6 | ABC 朝日放送 |
15ch | 38ch | 近畿広域圏 | ||||
8 | KTV 関西テレビ放送 |
17ch | 42ch | |||||
10 | ytv 讀賣テレビ放送 |
14ch |
- MBSとytv以外は2012年5月7日~7月31日の間でチャンネルが変更された[1]。このうち、NHK(総合・教育)・WTV・ABCはそれぞれ同局のアナログ放送で使用されていたチャンネルがそのまま引き継がれることになり、KTVはytvのアナログ放送で使用されていたチャンネルが割り当てられた。これは以下のダクト現象により同一チャンネルで混信が発生したため、周波数変更となったものである(串本中継局も同様)。
- NHK和歌山総合 - 静岡朝日テレビ浜松中継局
- NHK大阪教育 - NHK静岡教育浜松中継局
- WTV - NHK静岡総合浜松中継局
- ABC - 東海テレビ放送(愛知県・豊橋中継局か三重県・尾鷲中継局のどちらか)
- KTV - 中京テレビ放送(同上)
アナログテレビ
[編集]2011年7月24日をもって放送終了、廃局
チャンネル | 放送局名 | 空中線電力 | ERP | 放送対象 地域 |
放送区域 内世帯数 |
偏波面 |
---|---|---|---|---|---|---|
34ch | WTV テレビ和歌山 |
映像100W/ 音声25W |
映像1.55kW/ 音声390W |
和歌山県 | 約-世帯 | 水平偏波 |
36ch | MBS 毎日放送 |
近畿広域圏 | ||||
38ch | ABC 朝日放送テレビ | |||||
40ch | KTV 関西テレビ放送 | |||||
42ch | ytv 讀賣テレビ放送 | |||||
44ch | NHK 和歌山総合 |
映像1.8kW/ 音声450W |
和歌山県 | |||
46ch | NHK 大阪教育 |
全国 |
FMラジオ
[編集]周波数 (MHz) |
放送局名 | 空中線電力 | ERP | 放送対象 地域 |
放送区域 内世帯数 |
偏波面 |
---|---|---|---|---|---|---|
83.8 | NHK 和歌山FM |
100W | 360W | 和歌山県 | 不明 | 水平偏波 |
92.7 | NHK 大阪第1 |
近畿広域圏 | - | |||
94.2 | wbs 和歌山放送 |
50W | 240W | 和歌山県 | - |
AMラジオ
[編集]周波数 (kHz) |
放送局名 | コールサイン | 空中線電力 | 放送対象 地域 |
放送区域 内世帯数 |
---|---|---|---|---|---|
1026 | NHK 大阪第1 |
なし[2] | 100W | 近畿広域圏 | 約-世帯 |
1359 | NHK 大阪第2 |
なし[3] | 全国 | ||
1557 | WBS 和歌山放送 |
JOVN | 和歌山県 |
所在地
[編集]デジタル・アナログテレビ、FMラジオ
[編集]- 新宮市三輪崎字西高森 「高森山」
AMラジオ
[編集]- NHK:新宮市王子町1丁目7 「新宮市立王子小学校」東
- WBS:新宮市王子町2丁目1-13 「王子神社」北
放送エリア
[編集]歴史
[編集]下記に記載のない局の開局時期は不明。
デジタルテレビ
[編集]- 2009年7月30日 予備免許交付[5]
- 2009年8月3日 試験放送開始(NHK(和歌山総合・大阪教育))
- 2009年8月10日 試験放送開始(毎日放送・朝日放送・関西テレビ・読売テレビ・テレビ和歌山)
- 2009年8月24日 免許交付
- 2009年9月1日 放送開始
アナログテレビ
[編集]AMラジオ
[編集]- 1942年10月3日 社団法人日本放送協会・大阪中央放送局(現・日本放送協会大阪放送局)新宮臨時放送所・第1放送(コールサイン:JOBK6・出力:50W)が開局。
- 1948年7月1日 新宮臨時放送所が正式な放送所(新宮ラジオ中継放送所)に昇格し、第1放送のコールサインが「JOBQ」に変更。
- 1953年4月1日 NHK新宮ラジオ中継放送所・第2放送(コールサイン:JOBY・出力:100W)が開局。
- 1959年4月1日 WBS和歌山放送・新宮放送局(コールサイン:JOVN・出力:100W)が開局。
- 1978年11月23日 AMラジオ放送の周波数が、10kHz間隔から9kHz間隔に変更された。当中継局の各放送局の周波数も、現在の周波数に変更された。
その他
[編集]デジタルテレビ
[編集]- 三重県紀宝町・和歌山県新宮市で三重県のテレビ放送と和歌山県のテレビ放送を受信する場合、NHK津総合(3)・三重テレビ(7)・関西テレビ(8)・讀賣テレビ(10)を除く各局では3桁チャンネル番号に枝番が付けられる。
脚注
[編集]- ^ 別紙1-1、1-2 新宮中継局の概要及び視聴可能エリア (PDF)
- ^ JOBQが付与されていたが、廃止。
- ^ JOBYが付与されていたが、廃止。
- ^ 新宮中継局のエリア 総務省 近畿総合通信局
- ^ 和歌山県新宮市・串本町の地上デジタルテレビ放送中継局に予備免許 総務省 近畿総合通信局、2009年7月30日