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新川明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

新川 明(あらかわ あきら、1931年 - )は、沖縄研究家、思想家詩人ジャーナリスト

沖縄県出身。『新沖縄文学』編集長として、社会主義の立場から反復帰論琉球独立論を提唱している[1]

経歴

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琉球大学文理学部国文科中退、沖縄タイムスに入社。同社八重山支局長、『沖縄大百科事典』刊行事務局長を経て、取締役編集局長、社長、会長を歴任。1978年『新南島風土記』で毎日出版文化賞受賞。琉球民族独立総合研究学会の発起人の一人である。

著書

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単著
  • 新川明『反国家の兇区』現代評論社、1971年。国立国会図書館書誌ID:000001214500 
  • 新川明『異族と天皇の国家 : 沖縄民衆史への試み』二月社、1973年。国立国会図書館書誌ID:000001216263 
  • 新川明『新南島風土記』大和書房、1978年6月。国立国会図書館書誌ID:000001832270 
  • 新川明『沖縄・統合と反逆』筑摩書房、2000年6月。ISBN 978-4480857644 
  • 新川明『琉球処分以後 上』朝日新聞社、1981年2月。国立国会図書館書誌ID:000001492307 
  • 新川明『琉球処分以後 下』朝日新聞社、1981年3月。国立国会図書館書誌ID:000001494940 
共著

脚注

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  1. ^ 林泉忠「沖縄アイデンティティの十字路 ―「祖国復帰」と「反復帰」のイデオロギー的性格を中心に―」『政策科学・国際関係論集』第7号、琉球大学法文学部、2005年3月、274-243頁、CRID 1050855676748558848hdl:20.500.12000/2830ISSN 1343-8506NAID 120001372551 

参考文献

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関連項目

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