新幌内駅
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新幌内駅 | |
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しんほろない ShinHoronai | |
◄熊牛 (2.0 km) (3.7 km) 中鹿追► | |
所在地 | 北海道河東郡鹿追町幌内 |
所属事業者 | 北海道拓殖鉄道 |
所属路線 | 北海道拓殖鉄道線 |
キロ程 | 16.1 km(新得起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1932年(昭和7年)11月15日 |
廃止年月日 | 1968年(昭和43年)10月1日 |
備考 | 路線廃止による廃駅 |
新幌内駅(しんほろないえき)は、かつて北海道河東郡鹿追町幌内[1]にあった北海道拓殖鉄道の駅である。同鉄道の廃止に伴い廃駅となった。
概要
[編集]熊牛トンネルの鹿追側口切通しの端部に位置し、その間に十勝鉄道清水部線(旧・河西鉄道)が跨線しており、当駅の南方1㎞程の所に同鉄道の上美蔓駅が、また北方2㎞程の所に下幌内駅があった。
歴史
[編集]駅名の由来
[編集]当地の地域名に由来する。三笠市の幌内と同様にアイヌ語で大きな沢(川)を意味するポロナイから来ているが、「新」を付けた理由が幌内線の幌内駅が既にあったからかどうかは不明[4]。
駅構造
[編集]屈足へ向かって右側(北側)に、短い単式ホームと待合室を有した[5]。
駅周辺
[編集]周囲は河西鉄道直接集荷エリア内の甜菜(ビート)畑作地帯。鹿追駅側に西二十三線の踏切があった。
- 北海道道133号音更新得線
- 道道133号線と西二十三線の交差点に1942年(昭和17年)まで北海道食糧事務所(現・北海道農政事務所)帯広支所鹿追出張所幌内駐在所があった[6]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 昭和12年度現在鉄道停車場一覧によれば字名が新幌内となっているが、幌内・下幌内・上幌内・西上幌内以外に幌内の付く字名は鹿追町史や旧地形図で見当たらない。ここでは現在この地の字名である幌内とした。
- ^ 北海道拓殖鉄道 佐幌外二停留場新設ノ件 国立公文書館 デジタルアーカイブ。乗降場(ホーム)と待合所を設置。
- ^ 鉄道停車場一覧 昭和9年度資料、昭和12年度資料、昭和21年度資料において当鉄道唯一、一貫して非連帯となっていて、駅業務が行われていないことを示している。即ち貨物の取り扱いは無かった。
- ^ 同時期に早来軌道の幌内駅が存在する。ただし同軌道が地方鉄道となったのは1944年。
- ^ 1960年(昭和35年)6月撮影航空写真 HO602YZ-C1-40 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス。
- ^ 鹿追町史 P606。