大和新庄駅
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(新庄駅 (奈良県)から転送)
大和新庄駅[* 1] | |
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駅舎(2007年8月) | |
やまとしんじょう Yamato-Shinjō | |
◄高田 (3.4 km) (2.7 km) 御所► | |
所在地 | 奈良県葛城市北花内676-1 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■和歌山線 |
キロ程 | 14.9 km(王寺起点) |
電報略号 | ヤシ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
312人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1896年(明治29年)5月10日[1][2] |
備考 | 無人駅(自動券売機 有) |
大和新庄駅(やまとしんじょうえき)は、奈良県葛城市北花内にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)和歌山線の駅である。
葛城市内に所在する唯一のJRの駅である。
歴史
[編集]- 1896年(明治29年)5月10日:南和鉄道が高田駅 - 葛駅(現・吉野口駅)間で開業した際に新庄駅として設置[1][2]。
- 1904年(明治37年)12月9日:南和鉄道の路線を関西鉄道が承継し、同社の駅となる[1]。
- 1907年(明治40年)10月1日:関西鉄道が鉄道国有法により国有化され、帝国鉄道庁の駅となる[1][2]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称が制定され、和歌山線の所属となる[1]。
- 1915年(大正4年)9月11日:大和新庄駅に改称[2]。
- 1961年(昭和36年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1971年(昭和46年)10月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)10月20日:無人駅化[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる[1][2]。
- 2018年(平成30年)3月17日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。ICカード専用簡易改札機で対応。
駅構造
[編集]五条方面に向かって右側に配置された単式ホーム1面1線を持つ地上駅(停留所)だが、小さな駅舎がある。かつては相対式ホーム2面2線であったが、駅舎と反対側ホームの線路が撤去されたため1面1線になり交換不能になった。ホームと無蓋跨線橋は改装された。
王寺鉄道部が管理している無人駅である。直立型の自動券売機および簡易ICOCA改札機が設置されている。
トイレは現在は解体されて更地になっている。(2023年6月25日時点)
利用状況
[編集]「奈良県統計年鑑」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである[4]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2005年 | 408 |
2006年 | 384 |
2007年 | 372 |
2008年 | 366 |
2009年 | 355 |
2010年 | 361 |
2011年 | 370 |
2012年 | 367 |
2013年 | 378 |
2014年 | 363 |
2015年 | 400 |
2016年 | 381 |
2017年 | 372 |
2018年 | 365 |
2019年 | 381 |
2020年 | 312 |
駅周辺
[編集]駅前を東西に貫く道路を西に進むと国道24号との交差点(北花内交差点)を経て、近鉄新庄駅(近鉄 御所線)に至る。駅西側・駅東側とも、住宅が多い。なお、駅西側には町工場が数軒ある。
- 国道24号
- 近鉄新庄駅(近鉄 御所線) - 徒歩約10分(800メートル)。
バス路線
[編集]駅前ロータリー(当駅西側)に「大和新庄駅」という停留所があり、そこから下記の路線が発着する。
- 環状線ルート
- ミニバスE 笛堂・
薑 ()ルート
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 42号 阪和線・和歌山線・桜井線・湖西線・関西空港線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月16日、20-21頁。
- ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、360頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “「通報」●奈良線上狛駅ほか17駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1984年10月19日)
- ^ 令和3年度 奈良県統計年鑑 第13章 運輸及び通信-JR輸送実績(xls 30KB)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 大和新庄駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道