船戸駅
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船戸駅 | |
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駅舎(2007年12月) | |
ふなと Funato | |
◄岩出 (1.1 km) (2.3 km) 紀伊小倉► | |
所在地 | 和歌山県岩出市船戸222-1 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■和歌山線 |
キロ程 | 75.3 km(王寺起点) |
電報略号 | フナ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
256人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1899年(明治32年)1月1日* |
備考 | 無人駅(自動券売機 有) |
船戸駅(ふなとえき)は、和歌山県岩出市船戸にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)和歌山線の駅。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1898年(明治31年)5月4日:紀和鉄道の和歌山駅(現・紀和駅) - 船戸仮停車場間開業時に、暫定的な終着として船戸仮停車場(現在の場所より西側にあった)が設置される[1][2]。
- 1899年(明治32年)1月1日:現在の船戸駅が開業[2]。同時に船戸仮停車場は廃止される[2]。
- 1900年(明治33年)8月24日:紀和鉄道が当駅から粉河仮停車場まで延伸し、途中駅となる[1]。
- 1904年(明治37年)8月27日:関西鉄道が紀和鉄道の路線を買収し、関西鉄道の駅となる[1]。
- 1907年(明治40年)10月1日:鉄道国有法により関西鉄道が国有化され、帝国鉄道庁の駅となる[1]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称が制定され、和歌山線の所属となる[1]。
- 1963年(昭和38年)4月1日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる[1][2]。
- 2013年(平成25年)2月:券売機設置。
- 2020年(令和2年)3月14日:ICカード「ICOCA」が利用可能となる[4]。
鉄道唱歌
[編集]1900年(明治33年)に大和田建樹が作詞した鉄道唱歌第5集(関西・参宮・南海篇)49番の歌詞にて、当駅が登場する。
親のめぐみの粉河より 叉乗る汽車は紀和の線舟戸田井ノ瀬うちすぎて 和歌山みえし嬉しさよ
なお、歌詞中の「和歌山」は、現在の紀和駅のことである。
駅構造
[編集]相対式2面2線のホームを持つ行違い可能な地上駅。上りホーム側に駅舎があり、下りホームへは無蓋跨線橋で連絡している。
昔は有人駅で改札業務が行われていた。現在も駅係員室は残っているが、閉鎖されており無人駅である(橋本駅管理)。簡易自動券売機が設置されている。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 和歌山線 | 上り | 粉河・橋本方面[5] |
2 | 下り | 和歌山方面[5] |
利用状況
[編集]年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 303 |
1999年 | 290 |
2000年 | 296 |
2001年 | 276 |
2002年 | 246 |
2003年 | 242 |
2004年 | 240 |
2005年 | 243 |
2006年 | 256 |
2007年 | 252 |
2008年 | 260 |
2009年 | 244 |
2010年 | 247 |
2011年 | 239 |
2012年 | 237 |
2013年 | 259 |
2014年 | 254 |
2015年 | 242 |
2016年 | 252 |
2017年 | 257 |
2018年 | 264 |
2019年 | 256 |
2020年 | 208 |
2021年 | 205 |
2022年 | 196 |
駅周辺
[編集]駅のすぐ近くを紀ノ川が流れており、岩出寄りには道路橋(岩出橋)と鉄橋(紀ノ川橋梁)が架けられている。昔は船により紀ノ川の対岸まで人を渡していた。周辺には船をしまっておくための小屋(→戸)がたくさんあったため、「船戸」の地名が名付けられた。
- 大宮神社
- 岩出市立岩出小学校
- 国土交通省近畿地方整備局和歌山河川国道事務所船戸出張所
- ホテルいとう
- 大和街道 - 駅のすぐそばを通っていて、和歌山市から三重県松阪市まで続いている。
- 船戸山古墳群
- 和歌山県道9号岩出海南線
- 和歌山県道10号岩出野上線
- 和歌山県道14号和歌山打田線
- 和歌山県道132号船戸停車場線
- 紀の川コミュニティバス「船戸山」停留所 - 和歌山県道10号線沿い
- 岩出橋
- 紀ノ川橋梁(和歌山線) - この南東側に紀ノ川と貴志川の合流点がある。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 42号 阪和線・和歌山線・桜井線・湖西線・関西空港線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月16日、20-21頁。
- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、363頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “「通報」●奈良線上狛駅ほか17駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1984年10月19日)
- ^ 『2020年春ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道和歌山支社、2019年12月13日。オリジナルの2021年1月4日時点におけるアーカイブ 。2021年1月8日閲覧。
- ^ a b “船戸駅|時刻表:JRおでかけネット”. JRおでかけネット. 西日本旅客鉄道. 2022年9月27日閲覧。
- ^ 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』
- ^ “令和3年度和歌山県公共交通機関等資料集” (PDF). 和歌山県. 2024年7月15日閲覧。
- ^ “令和4年度和歌山県公共交通機関等資料集” (PDF). 和歌山県. 2024年7月15日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 船戸駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道