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新成生駅

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新成生仮乗降場から転送)
新成生駅
しんなりう
Shin-nariu
沼牛 (2.0 km)
(3.8 km) 幌加内
所在地 北海道雨竜郡幌加内町字新成生
北緯43度58分40秒 東経142度9分33秒 / 北緯43.97778度 東経142.15917度 / 43.97778; 142.15917座標: 北緯43度58分40秒 東経142度9分33秒 / 北緯43.97778度 東経142.15917度 / 43.97778; 142.15917
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 深名線
キロ程 39.9 km(深川起点)
電報略号 シウ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1955年(昭和30年)8月20日[1]
廃止年月日 1995年(平成7年)9月4日[1]
備考 深名線廃線に伴い廃駅
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1977年の新成生仮乗降場と周囲約500m範囲。上が朱鞠内方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

新成生駅(しんなりうえき)は、北海道空知支庁雨竜郡幌加内町字新成生にかつて存在した、北海道旅客鉄道(JR北海道)深名線廃駅)である。

歴史

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深名線では1955年(昭和30年)8月9日にレールバス(キハ01形)の運行が開始されたが、それに伴って多数開業した仮乗降場由来の駅の一つである[2]

年表

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駅名の由来

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所在地名より。当地はもともと弥運内(やうんない)と呼ばれていたが[3]1912年(明治45年)に山形県東村山郡成生村(現・天童市)からの集団入植があり、その際に故郷の名を採って「新成生」と名付けた[4][5][6]

なお弥運内の名称はアイヌ語の「ヤウンナイ(ya-un-nay)」(内陸に・ある・川)に由来する[7]

駅構造

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廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の東側(名寄方面に向かって右手側)に存在した。分岐器を持たない棒線駅となっていた[8]

仮乗降場に出自を持つ無人駅となっており、駅舎は無かったがホーム南側に待合所を有していた[8]。ホームは木造で有効長も短かった[8]。深川方(南側)にホームに対し90度の角度で設置されていたスロープを有し[8]、駅施設外に連絡していた。

利用状況

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  • 1992年度(平成4年度)の1日当たりの乗降客数は6人[8]

駅周辺

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駅跡

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廃駅後、附近の道路の直進化工事が行われてすべての施設が撤去された為、2011年(平成23年)時点では全く遺構は残っていない[10]

隣の駅

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北海道旅客鉄道
深名線
沼牛駅 - 新成生駅 - 幌加内駅

脚注

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  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、846頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b c 白山, 友正 編『幌加内村史幌加内村、1958年11月1日、531頁。doi:10.11501/3025390https://dl.ndl.go.jp/pid/3025390 
  3. ^ a b c 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 193. ISBN 4-89391-549-5 
  4. ^ 新幌加内町史 2008年10月発行、P161。
  5. ^ 本多 貢 (1995-01-25). 児玉 芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 111. ISBN 4893637606. OCLC 40491505. https://www.worldcat.org/oclc/40491505 
  6. ^ 白山, 友正 編『幌加内村史幌加内村、1958年11月1日、69頁。doi:10.11501/3025390https://dl.ndl.go.jp/pid/3025390 
  7. ^ 本多貢 (1995-01-25). 児玉芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. pp. 92-93. ISBN 4893637606. OCLC 40491505. https://www.worldcat.org/oclc/40491505 
  8. ^ a b c d e 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)75ページより。
  9. ^ 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)15ページより。
  10. ^ 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社2011年9月発行)175ページより。

関連項目

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