新田孝彦
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新田 孝彦(にった たかひこ、1951年 - )は、日本の倫理学者。北海道大学大学院文学研究科教授。カント倫理学を主な研究対象としている。応用倫理学研究も行っており、北海道大学に設置された応用倫理研究教育センター長を務める。
来歴
[編集]山形県生まれ。山形県立新庄北高等学校卒業後、北海道大学文学部入学。在学中、イマヌエル・カント研究者として知られる宇都宮芳明の薫陶を受ける。1977年、同大学大学院文学研究科(哲学専攻)博士後期課程中退。愛知県立大学文学部講師などを経て現職。1994年 北海道大学博士(文学)。論文の題は「カントと自由の問題」[1]。 1986年10月から1987年3月、および1999年12月から2000年8月の間、ミュンヘン大学にて在外研究を行う。
著書
[編集]- 『カントと自由の問題』(北海道大学図書刊行会) 1993
- 『入門講義 倫理学の視座』(世界思想社) 2000
共編著
[編集]共訳書
[編集]- 『純粋理性批判』(カント、宇都宮芳明監訳、鈴木恒夫, 田村一郎, 嶋崎正躬共訳、以文社) 2004
脚注
[編集]- ^ 博士論文書誌データベース