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新羽車両基地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新羽検車区から転送)
新羽車両基地
屋上にはスポーツ施設が設置されている
基本情報
日本の旗 日本
所在地 神奈川県横浜市港北区北新横浜1-12-1
鉄道事業者 横浜市交通局
帰属組織 横浜市営地下鉄ブルーライン
併設区所 総合指令所・新羽乗務管理所・新羽保守管理所
最寄駅 北新横浜駅
管轄路線 横浜市営地下鉄ブルーライン
開設 1993年
車両基地概要
敷地面積 67500 m2
留置線本数 13本
検査線本数 4本
洗浄線本数 2本
最大収容両数 54両
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新羽車両基地(にっぱしゃりょうきち)とは神奈川県横浜市港北区北新横浜に位置する、横浜市営地下鉄車両基地である。なお、名称は「新羽」で出入庫線は新羽駅と接続されているが、最寄り駅は北新横浜駅である。

概要

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留置線がある2階部分

1993年横浜市営地下鉄ブルーライン(3号線)の新横浜 - あざみ野駅間延伸の際に設置された。上永谷車両基地とともに横浜市営地下鉄ブルーラインの車両基地となっている。上永谷車両基地とは異なり、1階は鶴見川遊水池、屋上は事務所・スポーツ施設になっているため、2階の留置線にある車両を外から見ることは難しい。

2002年(平成14年)には万代町運輸指令所(横浜市教育文化センター内)の移設先として、総合指令所(運転指令所と電気指令所を統合したもの)が設置された。2008年横浜市営地下鉄グリーンライン開業時にはグリーンラインの指令システムも設置され、ここでブルーライン・グリーンラインの2路線が一括管理されている[1]

ブルーラインの本線では50kg/mNレールが使用されているが、車両基地内は通トン数が小さいことから40kg/mNレールが使用されている[2]

1000形の第1編成1011Fが、登場時の3両編成(1011-1012-1016)で動態保存されている[3]

車両基地前の空き地では、2004年(平成16年) - 2007年(平成19年)2月に特設の解体場が設けられ、1000形2000形廃車解体や[3]、グリーンラインの建設工事で発生した土砂の仮置きが行われていた。

あおばスポーツパーク

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フットサル場「あおばスカイフィールド」

建物の1階には新羽変電所、2階には検車庫・検車作業室・信号機器室・留置線、3階には信号扱所・保守区事務所・総合指令所などが設けられている[4]

2019年からは使用されていない空間・敷地の一部がビック・ライズに貸し出され、スポーツ施設「あおばスポーツパーク」が営業している[5]

  • 1階
    • あおば新横浜ロジスティクスセンター - ビック・ライズの食品スーパー「食品館あおば」の物流センター。
    • ジャパンアスレチックアカデミー
  • 3階屋上 - スポーツ施設「あおばスポーツパーク」
    • フットサル場「あおばスカイフィールド」
    • テニスコート「K-powersテニスアカデミー」
    • バッティングセンター「スウィングスタジアム横浜」
    • カフェレストラン「あおばフードガーデン」
    • 駐車場「タイムズあおばスポーツパーク」(229台)

その他

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  • 車両基地の外観は、映画交渉人 真下正義』に登場する「東車両基地」の外観として使用された。
  • 2005年(平成17年)以降、「はまりんフェスタ」として何度か一般公開が行われた。

脚注

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  1. ^ 「第12編 運輸 第2節 総合指令所」『横浜市高速鉄道建設史III』横浜市交通局、2011年3月
  2. ^ 『横浜市高速鉄道建設史III』 横浜市交通局、2011年3月、147ページ。
  3. ^ a b 鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル』2013年5月号「横浜市営地下鉄1000形が歩んだ34年」pp.68 - 69。
  4. ^ 『市営交通八十年史』 横浜市交通局、2001年3月、609ページ
  5. ^ 新羽車両基地の屋上など使った「あおばスポーツパーク」、2月1日(金)にオープン『新横浜新聞』、一般社団法人地域インターネット新聞社、2019年1月31日

関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯35度31分9.6秒 東経139度36分56.81秒 / 北緯35.519333度 東経139.6157806度 / 35.519333; 139.6157806