新羽駅
新羽駅 | |
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駅舎(2023年5月) | |
にっぱ Nippa | |
◄B26 北新横浜 (1.0 km) (2.3 km) 仲町台 B28► | |
所在地 | 横浜市港北区新羽町1285番地1[1] |
駅番号 | B27 |
所属事業者 | 横浜市交通局(横浜市営地下鉄) |
所属路線 | ■ブルーライン(3号線) |
キロ程 |
12.1 km(関内起点) 湘南台から31.8 km |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗降人員 -統計年度- |
19,885人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1993年(平成5年)3月18日 |
備考 | 業務委託駅(横浜市交通局協力会)[2] |
新羽駅(にっぱえき)は、神奈川県横浜市港北区新羽町字仲町にある、横浜市営地下鉄ブルーライン(3号線)の駅である。駅番号はB27。新羽車両基地への出入庫線が分岐しており、乗務員交替駅でもある。
当駅周辺地区は、横浜市における都心(ツインコア)の一つである「新横浜都心」に指定されている[3][4]。
概要
[編集]神奈川県道140号川崎町田線(港北産業道路)の新羽駅前交差点にあり、鶴見川沿いで地形は平坦であり、低層住宅・事務所・中小工場・倉庫などが混在する地域である。地下鉄の開業に合わせて、駅の西側にバスターミナルが設置された。
3階にプラットフォームがある高架駅で、新羽車両基地への入出庫線があることから2面3線になっており、また前後に分岐器も設けられた大規模な駅である[5]。
歴史
[編集]- 1993年(平成5年)3月18日 - 市営地下鉄3号線新横浜駅 - あざみ野駅間開通に伴い、開業。
- 2006年(平成18年)12月 - ワンマン運転実施を控え、3番線ホームに試験を兼ねてホームドアが設置される。この時点ではドアは稼動せず。
- 2007年(平成19年)4月21日 - ホームドアの全面使用開始。
- 2012年(平成24年)4月20日 - docomo Wi-Fiによる、公衆無線LANサービス開始。
- 2015年(平成27年)7月18日 - ダイヤ改正により運転を開始した快速の停車駅に設定される。
駅名の由来
[編集]地名から採られた。なお、地名は「新羽町」と「町」の字が付いており、建設中の仮称駅名も「新羽町」であった。
駅構造
[編集]島式ホーム2面3線を有する高架駅で、湘南台方面とあざみ野方面は別ホームである。中線は両方向共用となっており、主に新羽車両基地への出入庫列車や日中に毎時2本設定される当駅始終着湘南台方面の普通が使用している。
ブルーラインは第三軌条方式で電化されている。通常、このような鉄道の駅部分は第三軌条をホームの反対側に設置し、乗客が万一転落した場合に感電するリスクを下げている。しかし当駅では2・3番線ホームは両側から乗降が可能なため、3番線ホーム直下に第三軌条が設置されており、転落した場合は感電事故の危険性が高い[6]。このため、レールおよび防護カバーが黄色と黒色の警戒色に塗装されていたが、ホームに安全柵は設置されていなかった。そのため、ワンマン運転実施のためのホームドアの設置工事にあたっては、当駅3番線ホームが最初の施工となり、2007年4月21日に使用を開始した。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先[7] | 備考 |
---|---|---|---|
1・2 | ブルーライン | 湘南台方面 | 2番線は当駅始発と快速待避をする普通が使用 |
3・4 | あざみ野方面 | 3番線は当駅始発と快速待避をする普通が使用 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。
-
改札口(2023年5月)
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1・2番線ホーム(2023年5月)
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3・4番線ホーム(2023年5月)
利用状況
[編集]2022年度の1日平均乗降人員は19,885人(乗車人員:9,883人、降車人員:10,002人)である。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[8] |
1日平均 乗車人員[9] |
出典 |
---|---|---|---|
1992年(平成 | 4年)[備考 1]6,360 | ||
1993年(平成 | 5年)4,183 | ||
1994年(平成 | 6年)5,045 | ||
1995年(平成 | 7年)5,581 | [* 1] | |
1996年(平成 | 8年)5,939 | ||
1997年(平成 | 9年)6,258 | ||
1998年(平成10年) | 6,303 | [* 2] | |
1999年(平成11年) | 13,190 | 6,540 | [* 3] |
2000年(平成12年) | 13,938 | 6,902 | [* 3] |
2001年(平成13年) | 14,739 | 7,212 | [* 4] |
2002年(平成14年) | 15,012 | 7,514 | [* 5] |
2003年(平成15年) | 15,788 | 7,937 | [* 6] |
2004年(平成16年) | 17,087 | 8,515 | [* 7] |
2005年(平成17年) | 17,563 | 8,800 | [* 8] |
2006年(平成18年) | 17,482 | 8,748 | [* 9] |
2007年(平成19年) | 18,185 | 9,068 | [* 10] |
2008年(平成20年) | 16,665 | 8,289 | [* 11] |
2009年(平成21年) | 17,433 | 8,672 | [* 12] |
2010年(平成22年) | 17,727 | 8,823 | [* 13] |
2011年(平成23年) | 18,063 | 8,985 | [* 14] |
2012年(平成24年) | 18,907 | 9,410 | [* 15] |
2013年(平成25年) | 19,492 | 9,703 | [* 16] |
2014年(平成26年) | 19,574 | 9,736 | [* 17] |
2015年(平成27年) | 20,210 | 10,039 | [* 18] |
2016年(平成28年) | 20,767 | 10,314 | [* 19] |
2017年(平成29年) | 21,164 | 10,507 | [* 20] |
2018年(平成30年) | 21,668 | 10,758 | [* 21] |
2019年(令和元年) | 21,431 | 10,636 | [* 22] |
2020年(令和 | 2年)17,248 | 8,582 | |
2021年(令和 | 3年)18,550 | 9,228 | |
2022年(令和 | 4年)19,885 | 9,883 |
- 備考
- ^ 1993年3月18日開業。開業日から同年3月31日までの計14日間を集計したデータ。
駅周辺
[編集]駅周辺は古くからの工場地帯であるが、ブルーライン開業後はマンションなどが立地するようになっている。
- 横浜市新田地区センター
- 横浜市港北消防署新羽消防出張所
- 新田郵便局
- 横浜太尾郵便局
- 横浜銀行新羽支店
- 川崎信用金庫新羽支店
- さわやか信用金庫新羽支店
- 横浜信用金庫新羽支店
- 東急バス新羽営業所
- 神奈川県立港北高等学校
- スーパーローヤルよつや
- 食品館あおば 新羽店
- クリエイトSD
- イオン横浜新吉田ショッピングセンター
- イオン横浜新吉田店
- ヨネヤマプランテイション(ザ・ガーデン本店)
- 港北産業道路
- 宮内新横浜線
- 西方寺
- 常真寺
バス路線
[編集]当駅からは東急東横線、都筑区、イケア港北方面などの商業施設へのアクセス拠点である。
新羽駅バス停
[編集]乗り場 | 系統 | 行先 | 会社 |
---|---|---|---|
1 | 綱72 | 綱島駅 | ●東急 |
新横浜駅 | |||
綱74 | 綱島駅 | ||
新横81 | 新横浜駅 | ||
新横82 | |||
2 | 28 | 中山駅北口 | ●市営 |
96 | 新横浜駅(※朝、夕のみ) | ||
41 | 川向町 | ||
中山駅北口 | |||
3 | 鶴見駅西口 | ||
新横浜駅 港北車庫 |
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 『横浜市高速鉄道建設史II』 横浜市交通局、2004年3月、72ページ
- ^ 市営地下鉄の「契約駅員」5名募集、ブルーラインなど受託各駅に勤務予定 - 新横浜新聞(しんよこ新聞)
- ^ 横浜市都市計画マスタープラン(全体構想) (PDF) 平成25年3月発行。編集・発行、横浜市都市整備局企画部企画課。
- ^ 新横浜都市整備基本構想パンフレット(1999年) (PDF) 平成11年6月発行。横浜市都市計画局都市企画部企画調査課。
- ^ 『横浜市高速鉄道建設史II』 横浜市交通局、2004年3月、179ページ
- ^ これは東京メトロ丸ノ内線の中野坂上駅も同様である。
- ^ “新羽の駅情報 駅構内図”. 横浜市交通局. 2023年6月4日閲覧。
- ^ 横浜市統計書 - 横浜市
- ^ 神奈川県県勢要覧
出典
[編集]- 神奈川県県勢要覧
- ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 (PDF) - 30ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成12年度)- 228ページ
- ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成13年度) (PDF) - 230ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成14年度) (PDF) - 228ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成15年度) (PDF) - 228ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成16年度) (PDF) - 228ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成17年度) (PDF) - 230ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成18年度) (PDF) - 230ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成19年度) (PDF) - 232ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成20年度) (PDF) - 236ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成21年度) (PDF) - 246ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成22年度) (PDF) - 244ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成23年度) (PDF) - 244ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成24年度) (PDF) - 240ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成25年度) (PDF) - 242ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成26年度) (PDF) - 244ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成27年度) (PDF) - 244ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成28年度) (PDF) - 252ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成29年度) (PDF) - 244ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成30年度) (PDF) - 228ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(令和元年度) (PDF) - 228ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(令和2年度) (PDF) - 228ページ