雨宮淳 (漫画家)
雨宮 淳 | |
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国籍 | 日本 |
職業 | 漫画家 |
公式サイト | 淳の青春夢日記 |
雨宮 淳(あまみや じゅん)は、日本の漫画家。昭和3×年1月12日千葉県千葉市生まれ[注 1]。日本大学芸術学部映画科卒。
初期には「雨宮 じゅん」という表記の名義も用いたことがある。デビューは1979年『ガロ』6月号[2] 入賞作品の「伸助君のあるばいと」(本人のエッセイマンガ『淳のおあそびタイム♡』より[注 2]。「明石明」名義で発表)。また、「明石ただし」名義でミリタリー雑誌のカットや少年誌に連載を持ったこともある。明石名義では「明石正」表記、雨宮名義では「あまみや淳」表記も用いており、他に2000年代に入ってから「あまみや淳子」名義も用いている。
1980年代の『変態女教師シリーズ』など、初期作品の頃から女装や男の娘、服装系の水着やレオタードなどのフェティシズム性をあつかっており、雨宮も「どうして美少年の痴態をモチーフにする作家がいないのか、不思議でならない」と描いて、自身にも女装趣味があるのを公言している[注 3]。
1996年からは月刊少年ジャンプにて『ショッキングBOY』を連載した。性的な描写に対する規制が緩かった時代の連載作であり少年誌にもかかわらず女性の乳房が描かれていた。また登場する女性の半数以上がグラマーな女性となっておりバストが100cmを越えた女性も複数登場していた。
2010年代前半を以って事実上筆を置いており、以降作品は発表されていない。1998年に制作されていた自らのホームページも、製作途中で停止している(多数の性的画像を含むため、観覧には注意が必要。)。
ミリタリー趣味、そしてレーシングカーやラジコンの趣味があり[注 4]、作中でも「無限」高校や「京商」高校などのブランド名が登場したり[6]、B-29[7] やM1戦車[8]、レーシングカー[9] が登場するカットもある。
作品リスト
[編集]明石ただし名義
[編集]- やったぜ!ナオキ(集英社『月刊少年ジャンプ』連載)
- コンピューターウォーズ(原作:遠崎史郎、集英社、月刊少年ジャンプ増刊『HOBBY's JUMP』掲載、読切作品)
- パソコンランド6001(集英社『HOBBY's JUMP』掲載、読切作品)
- RCヒーロー アタッカー隼(集英社『HOBBY's JUMP』Vol.6掲載、読切作品)
- 洋上の激突(集英社『HOBBY's JUMP』Vol.7掲載、読切作品)
雨宮淳名義
[編集]- 早紀の唇(スコラ)
- ぷっつんメイクLOVE(スコラ『スコラ』連載、後に『月刊少年ジャンプ』でも連載)
- モモンガ!!(スコラ)
- フーマ 超気功忍法催淫列伝!!(スコラ)
- 恋はミラクル!(白泉社『月刊アニマルハウス』連載)
- ごっくんTeach me(司書房『コミックジャンボ』連載)
- キスしてほしい?(主婦と生活社『コミックギガ』連載、単行本はスコラ刊)
- 紫天使はご機嫌ななめ(スコラ)
- 天然色BOY(白泉社『ヤングアニマル』連載)
- OL特捜エンジェルLIP(学習研究社『コミックガイズ』連載)
- 大沢麗香でございます!(スコラ)
- 銀玉エンジェル(スコラ)
- ショッキングBOY(集英社『月刊少年ジャンプ』連載)
- OLナイトメア(ワニマガジン社『漫画エロトピア』連載)
- 彩恋カクテル(海王社)
- アイアンバージン(日本文芸社)
- ヴィーナスの靴(少年画報社『ヤングコミック』連載)
- 天然色GIRL(日本文芸社)
- 変態女教師 ときめきランジェリー(久保書店)
- 変態女教師 魅惑のハイレグカット(久保書店)
- 極楽シスター(日本文芸社)
- ショッキングBOY EX(集英社『月刊少年ジャンプ』連載)
- 超教師Marie マリエ(日本文芸社)
- ミラクルメイク勇司(集英社)
- Gティーチャーズ(少年画報社)
- ワイルド・キャット(原作:石ノ森章太郎、脚本:赤羽シュン、秋田書店『プレイコミック』連載)
雨宮じゅん名義
[編集]- 変態女教師 愛を夢見て…(久保書店)※「成年コミック」指定
- 変態女教師II 女の園に咲く花は…(久保書店)※「成年コミック」指定
- 変態女教師III CASE B(久保書店)※「成年コミック」指定
- ブルマー・シンデレラ(久保書店)
- 先生、許しません!(フランス書院)※指定マークなし
- くいこみ天使(フランス書院)※指定マークなし
- 放課後のお約束♡(フランス書院)※指定マークなし
- だいたんシンドローム(フランス書院)※指定マークなし
- 近未来いけない授業!(フランス書院)※指定マークなし
- 聖ナルシス学園(辰巳出版)
あまみや淳子名義
[編集]- エロキング(少年画報社)
その他の活動
[編集]- ミリタリー雑誌「コンバットマガジン」にて1980年代にスクラッチビルドによるモデルガンの製作記事を担当。イラストも描いた。「明石正」名義。