星からの悪い知らせ
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『星からの悪い知らせ』 | ||||
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セルジュ・ゲンスブール の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1981年9月21日 - 9月27日 ナッソー コンパス・ポイント・スタジオ | |||
ジャンル | フレンチ・ポップス、レゲエ | |||
時間 | ||||
レーベル | フィリップス・レコード | |||
プロデュース | Philippe Lerichomme | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
セルジュ・ゲンスブール アルバム 年表 | ||||
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『星からの悪い知らせ』(原題:Mauvaises Nouvelles des étoiles)は、セルジュ・ゲンスブールが1981年に発表したアルバム。
解説
[編集]前スタジオ・アルバム『フライ・トゥ・ジャマイカ』(1979年)に引き続き、レゲエに特化した作品となった。参加ミュージシャンの顔ぶれも『フライ・トゥ・ジャマイカ』とほぼ同じである。アルバム・タイトルは、ゲンスブールが所有しているパウル・クレーのデッサン画から付けられた[1]。
「国際電報」はカトリーヌ・ドヌーヴに提供した楽曲のセルフカヴァーで、かつてゲンスブールのパートナーだったジェーン・バーキンも、アルバム『バビロンの妖精』(1983年)でこの曲を取り上げた。
「シュッ・シュッ・シャルロット」は、娘のシャルロットのことを歌った曲。「エフゲニー・ソコロフのガス・マスク」は、ゲンスブールが1980年に出版した小説『エフゲニー・ソコロフ』(日本語版は『スカトロジー・ダンディズム』というタイトルで出版された)と連動した曲で、オナラの擬音が収録されている。
収録曲
[編集]全曲セルジュ・ゲンスブール作詞・作曲。
- 国際電報 - "Overseas Telegram" - 3:35
- やせて蒼い顔の男 (エッチェ・オモ) - "Ecce Homo" - 3:18
- 俺はミッキー・マウスを持っている - "Mickey Maousse" - 2:32
- ユダヤ人と神 - "Juif et Dieu" - 3:09
- シュッ・シュッ・シャルロット - "Shush Shush Charlotte" - 2:45
- おまえは死ね - "Toi mourir" - 2:03
- 友達ノスタルジー - "La Nostalgie camarade" - 3:21
- バナ・バサディ・バラロ - "Bana basadi balalo" - 3:04
- エフゲニー・ソコロフのガス・マスク - "Evguénie Sokolov" - 2:53
- ネグサ・ネガスト - "Negusa Nagast" - 3:04
- ストライク - "Strike" - 2:55
- 星からの悪い知らせ - "Bad News from the Stars" - 1:28
参加ミュージシャン
[編集]- セルジュ・ゲンスブール - ボーカル
- スライ・ダンバー - ドラムス
- ロビー・シェイクスピア - ベース
- マイキー・"マオ"・チャン - リードギター
- ドゥギー・ブライアン - リズムギター
- アンセル・コリンズ - オルガン、ピアノ
- スティッキー・トンプソン - パーカッション
- リタ・マーリー - バッキング・ボーカル
- マーシャ・グリフィス - バッキング・ボーカル
- ジュディ・モワット - バッキング・ボーカル
脚注
[編集]- ^ 日本盤CD(UICY-3150)ライナーノーツ(ジャン=フランソワ・ブリュー、訳:石井朱美)