最上峡芭蕉ライン観光
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(最上峡芭蕉ライン舟下りから転送)
最上峡芭蕉ライン観光本社にある戸沢藩船番所 最上峡芭蕉ライン乗船口。2022年1月撮影。 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒999-6401 山形県最上郡戸沢村大字古口86-1 北緯38度44分17.2秒 東経140度9分0.8秒 / 北緯38.738111度 東経140.150222度座標: 北緯38度44分17.2秒 東経140度9分0.8秒 / 北緯38.738111度 東経140.150222度 |
設立 | 1964年(昭和39年) |
業種 | 海運業 |
法人番号 | 7390001008740 |
事業内容 | ライン下り観光 |
代表者 | 鈴木 富士雄(代表取締役社長) |
資本金 | 9,900万円 |
外部リンク | https://www.blf.co.jp/ |
最上峡芭蕉ライン観光株式会社(もがみきょうばしょうラインかんこう)は、山形県最上郡戸沢村に本社を置き、同村の最上峡を舟で運航する企業。
概要
[編集]最上峡(最上川)にある古口港(戸沢藩船番所、北緯38度44分21.5秒 東経140度9分0.6秒)を起点にし、草薙港(川の駅・最上峡くさなぎ、北緯38度46分1.7秒 東経140度3分1.3秒)に至る約12kmの航路を約1時間かけて下る舟下りを運航している。定期船は1人から乗車可能。
定期船が運行するコースのほぼ中間地点にはふるさと村(通称水上コンビニ、北緯38度45分19.6秒 東経140度6分4.4秒)が存在し、定期船の休憩場所となっている。トイレや売店が存在する他、収容人数100人のバーベキューハウスなども存在する。夏にはふるさと村内にあるひょうたん池で、イワナやヤマメといった川魚のつかみ捕り体験も行われている。
舟乗り場の古口港ではそば打ち体験やいかだ下りなどのイベントも行われている[1]。
沿革
[編集]- 1964年 - 設立。
- 1967年 - 旅客不定期航路事業として許認される。
- 1972年 - 雪見船導入。
- 1977年 - 下船場に売店、レストラン設立。(最上川観光センター)
- 1980年 - 戸澤藩船番所を復元し、本社及び乗船所を新設。乗船所にも売店、食堂を開設。
- 1988年 - 対岸に最上峡ふるさと村を設立。
- 1991年 - 下船場に最上川リバーポートを新設。
- 1999年 - 手打蕎麦処の開設。
- 2002年 - トレッキングツアー、巨木ツアーを導入。
- 2006年 - 本社の船番所がリニューアルされる。
- 2007年 - イス船導入。
- 2014年 - 旅客不定期航路「本合海航路」を開始。
- 2016年 - 最上川リバーポートを「川の駅最上峡くさなぎ」に、名称変更。
- 2017年 - 第1回プロが選ぶ水上観光船30選で1位を受賞。
- 2021年 - 第5回プロが選ぶ水上観光船30選で1位を受賞[2]。
- 2022年 - 第6回プロが選ぶ水上観光船30選で2年連続の1位を受賞[3]。
- 2023年 - 第7回プロが選ぶ水上観光船30選で3年連続の1位を受賞[4][5]。
- 2024年7月 - 山形県内を襲った豪雨の影響で16隻の舟のうち11隻が流された[注 1]。大雨が降り始めた7月25日から運航を中止していたが、翌月8月1日、流されなかった観光船5隻で運営を再開した[9]。
航路
[編集]- 定期航路(古口港 - 草薙港 12km、所要時間約1時間)
- 白糸の滝航路(草薙港 - 草薙港 520m、所要時間約30分、要予約)
- 本合海航路(本合海港 - 古口港 8.5km、所要時間約50分、要予約)
営業時間
[編集]- 4月 - 11月:8時30分 - 17時
- 12月 - 3月(暖房船):9時 - 16時30分
アクセス
[編集]舟乗り場の古口港は国道47号沿いに位置。そのすぐ近くには陸羽西線が走り、古口駅から徒歩5分の位置に存在する[10]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 体験と遊び - 最上峡芭蕉ライン観光株式会社
- ^ “水上観光船30選、最上峡芭蕉ラインが1位 プロが選ぶ日本のホテル・旅館”. 山形新聞 (株式会社山形新聞社). (2021年12月15日) 2021年12月18日閲覧。
- ^ “最上峡芭蕉ライン(戸沢)が1位 水上観光船30選、2年連続4度目”. 山形新聞 (株式会社山形新聞社). (2023年1月22日) 2023年1月26日閲覧。
- ^ “最上峡芭蕉ライン(戸沢)3年連続の1位 プロが選ぶ水上観光船30選”. 山形新聞 (株式会社山形新聞社). (2024年1月6日) 2024年8月2日閲覧。
- ^ “「水上観光船30選」3年連続1位!最上峡芭蕉ライン舟下りの魅力とは?”. ORICON NEWS (オリコン株式会社). (2024年4月25日) 2024年8月2日閲覧。
- ^ “観光船11隻が最上川増水で流出 1隻は秋田に流れ着く”. 山形新聞 (株式会社山形新聞社). (2024年7月31日) 2024年8月3日閲覧。
- ^ “秋田市の海水浴場に山形・最上川舟下り観光船が漂着 大雨で流出か 移動距離は120キロ以上”. FNNプライムオンライン (フジニュースネットワーク). (2024年7月31日) 2024年8月3日閲覧。
- ^ “秋田市の海水浴場に山形・最上川舟下り観光船が漂着 大雨で流出か 移動距離は120キロ以上”. FNNプライムオンライン (フジニュースネットワーク). (2024年7月31日) 2024年8月3日閲覧。
- ^ “記録的大雨、各地で氾濫 集落の孤立相次ぐ”. 朝日新聞デジタル (株式会社朝日新聞社). (2024年7月27日) 2024年8月3日閲覧。
- ^ アクセス - 最上峡芭蕉ライン観光株式会社