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月岡シネマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
月岡シネマ
Tsukioka Cinema
情報
通称 大曲月岡シネマ
正式名称 月岡シネマ
旧名称 大曲映画劇場、日本劇場、大曲東映劇場
完成 1946年
開館 1946年
閉館 2006年10月9日
最終公演 ゲド戦記(シネマ1)
日本沈没(シネマ2)
収容人員 (2スクリーン)500人
設備 DOLBY STEREO
用途 映画上映
運営 合資会社月岡映画劇場
所在地 014-0027
秋田県大仙市大曲通町3-13
アクセス JR大曲駅西口より徒歩2分
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月岡シネマ(つきおかシネマ)は、かつて秋田県大仙市(旧:大曲市)にあった映画館大曲月岡シネマとも呼ばれた。1946年(昭和21年)開館、2006年(平成18年)10月9日閉館。

データ

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  • 所在地:秋田県大仙市大曲通町3-13
  • 運営:合資会社月岡映画劇場
  • 座席数
    シネマ1:150席
    シネマ2:350席

歴史

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1946年(昭和21年)、仙北郡大曲町で築地武四郎が「大曲映画劇場」を開設したのが始まりで、翌1947年(昭和22年)12月、館名を月岡映画劇場に改称。後に「日本劇場」「大曲東映劇場」を増設し3スクリーン体制となった[1]

1990年代に入って以降も『金田一少年の事件簿[2]もののけ姫』『ホーホケキョ となりの山田くん[3]千と千尋の神隠し』『イノセンス[4]スチームボーイ[5]などのアニメ映画から、『釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?[6]などの実写映画まで数多く上映してきたが、2001年(平成13年)にイオン秋田・TOHOシネタウン(現:TOHOシネマズ秋田)がオープンしてから徐々に陰りが見え始め、最終的に2006年(平成18年)10月9日、『ゲド戦記』と『日本沈没』の上映を最後に閉館し60年の歴史に幕を閉じた[1]。大曲市が近隣6町村と合併し大仙市となってから1年7か月後のことであった。

閉館から約1年半後の2008年(平成20年)3月3日、同館跡地にビジネスホテル「ホテルルートイン大曲駅前」がオープン[7]。同年10月11日、イオンモール大曲内にシネマコンプレックスイオンシネマ大曲」がオープンし、2年ぶりに大仙市内に映画の灯がともった。2018年(平成30年)4月現在、秋田県内にはイオンシネマ大曲(5スクリーン)の他、秋田市のTOHOシネマズ秋田(8スクリーン)、ルミエール秋田(5スクリーン)、能代市イオンファミリーシアター能代の5サイト・21スクリーンの映画館が営業している。

脚注

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  1. ^ a b 大仙の月岡シネマ来月閉館 秋田県南唯一の常設館”. ジブリをいっぱい. 読売新聞社 (2006年9月20日). 2013年12月22日閲覧。[リンク切れ]
  2. ^ 上映館一覧(関東・東北地区)”. 金田一少年の事件簿. 東映アニメーション. 2013年12月22日閲覧。
  3. ^ 制作日誌 1999年5月”. ホーホケキョ となりの山田くん. スタジオジブリ (1999年5月17日). 2013年12月22日閲覧。
  4. ^ 上映館情報”. イノセンス. Production I.G. 2013年12月22日閲覧。
  5. ^ 「スチームタイムズ」配布劇場一覧”. 「STEAMBOY」公式サイト. 2013年12月22日閲覧。
  6. ^ 映画「釣りバカ日誌15」の秋田市ロケレポート”. 秋田市 (2004年12月8日). 2013年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月22日閲覧。
  7. ^ ホテルルートイン大曲駅前”. 秋田市のポータルサイト「秋田小町」 (2012年7月18日). 2013年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月22日閲覧。