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朝田のぼる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
朝田 のぼる
出生名 山下 敏彦(やました としひこ)
生誕 (1955-11-09) 1955年11月9日
出身地 日本の旗 日本福井県福井市
死没 (2023-10-19) 2023年10月19日(67歳没)
ジャンル 演歌歌謡曲
職業 歌手
担当楽器
活動期間 1976年2023年
レーベル 徳間音楽工業
ビクター音楽産業
日本エンカフォン

朝田 のぼる(あさだ のぼる、1955年昭和30年〉11月9日 - 2023年〈令和5年〉10月19日) は、日本演歌歌手。本名:山下 敏彦(やました としひこ)。血液型A型。福井県福井市出身。デビュー当時の所属事務所サンミュージックレコード会社徳間音楽工業だった。

略歴

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人物・エピソード

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  • 同郷で同じレコード会社の五木ひろしを思わせる雰囲気を持っており、本人も「大好きでいつもレコードを聴いています」と目標にしていた[2][11]
  • 都はるみに着物と楽屋暖簾を贈られたことがある[1]
  • 流しをしていた父は地元で歌謡教室を開いていた。自身2回目の出演となる「夜のヒットスタジオ」(1977年3月28日放送)では父のアコ―ディオン、その弟子のギターの伴奏で歌唱[12]
  • 少し気弱でのんびり屋だが、旅先からマメに社長宅へ手紙を出したり、90年代前半頃までは、元旦、社長宅に電話で新年の挨拶を入れたり、明朗で如才ない好青年との関係者評だった[1][2]
  • 夜のヒットスタジオ」では、スター家庭訪問の映像で自身が投げているフリスビーを「僕のレコードです」と言ったり(初登場時)[2]五木ひろしと並んでよく似てると言われ目を大きくして、五木に「なに白目開けて」と突っ込まれたり(2回目出演時)など、茶目っ気をのぞかせていた[12]

ディスコグラフィ

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シングル

# 発売日 A/B面 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
ミノルフォン
1 1976年5月1日 A面 白いスカーフ 阿久悠 市川昭介 竜崎孝路 KA-598
B面 新・流転
2 1976年9月1日 A面 渡り鳥のように 小林亜星 KA-1015
B面 まごころ
3[3] 1977年3月1日 A面 その日が来たら KA-1045
B面 長崎フィナーレ
4 1977年6月 A面 気がかり三年 永山和雄 四方章人 KA-1060
B面 湖笛 鈴木淳 小杉仁三
5 1977年9月 A面 旅人よ 四方章人 竹村次郎 KA-1073
B面 波止場から
6 1978年3月 A面 うそ上手 KA-1109
B面 地獄花
7 1979年9月 A面 おやじの酒 里村龍一 足立おさむ 斉藤恒夫 KA-1172
B面 はぐれ鳥 弦哲也
8 1981年 A面 おとこの灯り KA-2017
B面 青春
9[13] 1984年 A面 星占い 星野哲郎 叶弦大 薗広昭 KA-2127
B面 明日雲
ビクター音楽産業
10 1986年3月21日 A面 汐騒の女 水木かおる 徳久広司 池多孝春 SV-9107
B面 空港ホテル
日本エンカフォン
11[14] 2002年2月21日 01 望郷譜 結城忍 水野昭太郎 SVDA-127
02 男酒
12 2006年11月22日 01 なじみの酒場 菊池宏 只野通泰 只野通泰 SVCA-191
02 夕映えの町
13[14] 2009年3月20日 01 ああ母よ 勝田守 時ふみや NEM-1167
02 兄弟傘[15] 万城たかし 桜田誠一

その他、都はるみとのデュエット・シングルなど。

アルバム

  • 口笛の詩(1976年)[16][17]
  • 星占い(1984年)

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 『相澤家の愛しき卒業生たち』近代映画社、5/20、79-84頁。 
  2. ^ a b c d e f 夜のヒットスタジオ 1976.06.21”. 展开更多. 2021年11月27日閲覧。
  3. ^ a b 長崎Webマガジン 歌で巡るながさき”. 長崎市. 2021年11月27日閲覧。
  4. ^ インタビュー等”. 水色の季節の風. 2021年11月27日閲覧。
  5. ^ 『月刊明星』集英社、10。 
  6. ^ オールスター紅白水泳大会3”. D oharahan. 2021年11月27日閲覧。
  7. ^ 81 オールスター寒中水泳大会1”. D oharahan. 2021年11月27日閲覧。
  8. ^ 『週刊テレビガイド』東京ニュース通信社、7/16、59頁。 
  9. ^ 朝田のぼるの出演番組”. テレビ出演ランキング. 2021年11月27日閲覧。
  10. ^ 演歌歌手・朝田のぼるさんが亡くなったと後輩歌手の加川明が明かす「心優しい先輩…天国で大好きな唄を歌って下さい」:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2023年10月27日). 2024年6月8日閲覧。
  11. ^ 『週刊明星』集英社、9/5、ファミリーアルバム頁。 
  12. ^ a b 夜ヒット その日が来たら 朝田のぼる”. milk stand. 2021年11月27日閲覧。
  13. ^ 朝田のぼるーおやじの酒”. Discogs. 2021年11月27日閲覧。
  14. ^ a b ディスコグラフィ 朝田のぼる”. TOWER RECORDS ONLINE. 2021年11月27日閲覧。
  15. ^ ニューリリース”. 日本エンカフォンレコード. 2021年11月27日閲覧。
  16. ^ 朝田のぼる"口笛の詩"”. 国立国会図書館サーチ. 2021年11月21日閲覧。
  17. ^ 収録曲A面『湖愁』『僕は泣いちっち』『君といつまでも』『君だけを』『渡り鳥のように』『若者たち』B面『霧笛が俺を呼んでいる』『星は何でも知っている』『白いスカーフ』『惜別の唄』『おもいで』『帰ろかな』

関連項目

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