きうちかずひろ
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(木内一裕から転送)
きうち かずひろ (木内 一裕) | |
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本名 | 木内 一裕(きうち かずひろ) |
生誕 |
1960年9月14日(64歳) 福岡県福岡市 |
国籍 | 日本 |
職業 | 漫画家、映画監督、小説家 |
活動期間 |
漫画:1983年 - 映画:1991年 - 小説:2004年 - |
代表作 | 漫画『BE-BOP-HIGHSCHOOL』 |
公式サイト | 木内一裕・きうちかずひろサイト/Facebook |
きうち かずひろ(1960年9月14日 - )は、日本の漫画家、漫画原作者、映画監督、脚本家。本名である木内 一裕名義で小説家としても活動。
人物
[編集]福岡県福岡市南区出身。血液型B型。兄は漫画原作者の木内一雅。父親はSFマニア・ガンマニアで、幼少の頃から、兄弟でSF小説に読みふけっていた[1]。福岡市立高宮中学校、福岡大学附属大濠高等学校を経て、東京デザイナー学院九州校卒業。
1983年、不良の高校生たちをテーマにした『BE-BOP-HIGHSCHOOL』で漫画家デビュー。『ビーバップ』は以後20年続く人気連載となり、不良漫画の代表的な作品の一つに数えられている。
1991年より映像にも手を広げ、『CARLOS/カルロス』『鉄と鉛』『共犯者』などを監督。
2003年以降は木内一裕名義による小説家としての活動が中心になる。
漫画
[編集]主な作品
[編集]- 1983年-2003年 『BE-BOP-HIGHSCHOOL』(週刊ヤングマガジン、講談社)
- 1996年-1997年 『サル番長』(ヤングマガジン海賊版、講談社)
- 1998年-1999年 『MI-4』(ヤングマガジンアッパーズ、講談社)
漫画原作
[編集]- 1992年-1994年 『こども極道ボンガドン』全3巻(作画:ナカドリトオル、ヤングマガジン海賊版)
- 2004年 『Pay off』(作画:むとうひろし、週刊ヤングマガジン)
- 2005年 『ヘヴン!』全3巻(作画:小松大幹、週刊ヤングマガジン)
- 2008年-『喧嘩猿』(作画:たなか亜希夫、イブニング、講談社)
映像化
[編集]映画(東映)
- 1985年 『ビー・バップ・ハイスクール』
- 1986年 『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌』
- 1987年 『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲』
- 1987年 『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲』
- 1988年 『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎音頭』
- 1988年 『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎完結篇』
- 1994年 『BE-BOP-HIGHSCHOOL』
テレビドラマ(TBS・水曜プレミアム)
- 2004年 『ビー・バップ・ハイスクール』(スペシャルドラマ第1弾)
- 2005年 『ビー・バップ・ハイスクール』(スペシャルドラマ第2弾)
Vシネマ(東映ビデオ)
- 1996年-1997年 『BE-BOP-HIGHSCHOOL』第1期(全12巻)
- 1997年-1998年 『BE-BOP-HIGHSCHOOL』第2期(全4巻)
アニメ化
[編集]- 1990年-1998年 『BE-BOP-HIGHSCHOOL』(全7巻)
- きうち本人が他校の不良生徒の声を担当している。
その他
[編集]ゲーム
[編集]- 1988年 『ビー・バップ・ハイスクール 高校生極楽伝説』(データイースト・ファミコンソフト)
- 2011年 『BE-BOP-HIGHSCHOOL』(KONAMIより配信。Mobageプラットフォーム)
パチンコ
[編集]- 2004年 『CR BE-BOP』(サンセイ R&D)
- 2014年 『CR BE-BOP〜壇蜜与太郎仙歌〜』(サンセイ R&D)
映画
[編集]監督作品
[編集]- 1991年 『カルロス』(東映Vシネマ)
- [竹中直人/チャック・ウィルソン 他]
- 1994年 『BE-BOP-HIGHSCHOOL』 (東映)
- [岸本祐二/庄司哲郎]
- 1996年 『JOKER』(東映Vシネマ)
- [宮崎光倫/白島靖代 他] 監督・脚本を担当
- 1997年 『鉄と鉛』(東映)
- 1999年 『共犯者』(東映)
- 2003年 『Pay Off』(オムニバスビデオ『KILLERS キラーズ』の中の1作)
- [酒井伸泰/ハント・ケーシ 他] 脚本・監督・撮影・編集を担当
- 2018年 『アウト&アウト』(東映ビデオ)
出演
[編集]作詞
[編集]- 1988年『ビーバップ・シンドローム』(『高校与太郎行進曲』主題歌)
- [作曲:都志見隆/唄:ビーバップ少年少女合唱団]
小説
[編集]出版物
[編集]- 2004年 『藁の楯』(講談社・書下ろし)
- 2007年 『水の中の犬』(講談社・小説現代連載作品)
- 2009年 『アウト&アウト』(講談社・講談社書下ろし100冊)
- 2010年 『キッド』(講談社・書下ろし)
- 2011年 『デッドボール』(講談社・書下ろし)
- 2012年 『神様の贈り物』(講談社・書下ろし)
- 2013年 『喧嘩猿』(講談社・書下ろし)
- 2014年 『バードドッグ』(講談社・書下ろし)
- 2015年 『不愉快犯』(講談社・書下ろし)
- 2016年 『嘘ですけど、なにか?』(講談社・書下ろし)
- 2018年 『ドッグレース』(講談社・書下ろし)
- 2019年 『飛べないカラス』(講談社)
- 2020年 『小麦の法廷』(講談社)
- 2021年 『ブラックガード』(講談社)
- 2022年 『バッド・コップ・スクワッド』(講談社)
国外翻訳版
[編集]- 2013年 『A Dog in Water』(英語)
- 2015年 『小子/KID』(中国語)
- 2016年 『Shield of Straw』(英語)
映画化
[編集]- 『藁の楯』(2013年4月26日公開)
- (監督:三池崇史、主演:大沢たかお/松嶋菜々子、配給:ワーナー・ブラザース映画)
- 『(仮)Shield of Straw』(ハリウッド版『藁の楯』2017年秋公開予定)
エピソード
[編集]舞台
[編集]原案提供
[編集]- 2010年『河童の茶の間』テアトルBONBON
- (主演:成瀬正孝)
作・演出
[編集]- 2013年『悪党どもが多すぎる』笹塚ファクトリー
- (主演:成瀬正孝、企画製作:ロア・プロダクション、制作:ステージドア)
作
[編集]- 2022年『悪党どもが多すぎる』大阪市立芸術創造館
- (劇団M's-G第7回公演、制作:M's-G)
- 2022年『寛永浪俠伝』大阪市立芸術創造館
- (劇団M's-G第8回公演、制作:M's-G)
- 2023年『又五郎の首』大阪市立芸術創造館
- (劇団M's-G第10回公演、制作:M's-G)
企画
[編集]- 2023年『限界集落ロケ現場殺人事件』大阪市立芸術創造館
- (劇団M's-G第9回公演、作:寺田幸弘、制作:M's-G)
受賞歴
[編集]- 『狂犬ブギ』で少年ジェッツ第1回新人まんが賞佳作入選。
- 1983年 『BE-BOP-HIGHSCHOOL』で第8回ちばてつや賞優秀新人賞を受賞。
- 1988年 『BE-BOP-HIGHSCHOOL』で第12回講談社漫画賞一般部門を受賞。
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 木内一裕・きうちかずひろ公式サイト (Kiuchi.Kazuhiro.BeBop) - Facebook
- 小説『藁の楯』公式サイト (WaraNoTate) - Facebook
- 小説『水の中の犬』公式サイト (a.dog.in.water) - Facebook
- 小説『アウト&アウト』公式サイト (out.and.out.2009) - Facebook
- 小説『キッド』公式サイト (kid.novel) - Facebook
- 小説『デッドボール』公式サイト (Dead.Ball.nobel) - Facebook
- 小説『神様の贈り物』 公式サイト (Gift.of.God.nobel) - Facebook
- 小説『喧嘩猿』公式サイト (Kenkazaru.nobel) - Facebook
- 小説『バードドッグ』公式サイト (bird.dog.2014nobel) - Facebook
- 小説『不愉快犯』公式サイト (fuyukaihan.nobel) - Facebook
- 小説『嘘ですけど、なにか?』公式サイト (usonani.nobel) - Facebook