木更津市郷土博物館金のすず
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木更津市郷土博物館金のすず The Kisarazu City Museum Kinnosuzu | |
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正面入り口 | |
施設情報 | |
正式名称 | 木更津市郷土博物館金のすず |
愛称 | 金のすず |
前身 | 千葉県立上総博物館・金鈴塚遺物保存館 |
専門分野 | 歴史学・考古学・金鈴塚古墳 |
事業主体 | 木更津市 |
管理運営 | 教育委員会 郷土博物館金のすず |
建物設計 | 鉄筋コンクリート造3階建て(玄関は3階) |
開館 | 2008年(平成20年)10月1日 |
所在地 |
〒292-0044 千葉県木更津市太田2-16-2 |
位置 | 北緯35度22分46.2秒 東経139度56分17.4秒 / 北緯35.379500度 東経139.938167度座標: 北緯35度22分46.2秒 東経139度56分17.4秒 / 北緯35.379500度 東経139.938167度 |
外部リンク | 公式サイト |
プロジェクト:GLAM |
木更津市郷土博物館金のすず(きさらづしきょうどはくぶつかんきんのすず)は、千葉県木更津市太田の太田山公園に所在する市営歴史博物館。
館名の「金のすず」とは、千葉県指定史跡・金鈴塚古墳から出土した5点の純金製の鈴のことである。
概要
[編集]2008年(平成20年)3月に閉館した千葉県立上総博物館を前身とし、同年10月に開館した。千葉県木更津市周辺の歴史と文化、考古資料などを展示する。
1950年(昭和25年)4月・7月に発掘調査された金鈴塚古墳からの出土品(甲冑や大刀・装身具・須恵器・鈴など、国の重要文化財)を公開している。館名の由来となった『金の鈴』は発掘最終日の同年7月31日に発見され[1]、金鈴塚専門の展示室に置かれている[2]。
このほか、旧石器時代から近代まで各時代ごとの展示や、上総地方に伝わる掘り抜き井戸の伝統工法である上総掘りの道具(国の重要有形民俗文化財)など、民俗資料のコーナーがある[2]。
所蔵文化財
[編集]重要文化財(国指定)
[編集]重要有形民俗文化財(国指定)
[編集]- 上総掘りの用具 258点 - 1960年(昭和35年)6月9日指定、1995年(平成7年)12月26日追加指定[4]。
千葉県指定文化財
[編集]- 有形文化財
- 銅造阿弥陀如来立像(彫刻) - 木更津市郷土博物館金のすず寄託。1954年(昭和29年)3月31日指定。
- 高部30号墳・32号墳出土品(考古資料) - 2020年(令和2年)3月10日指定。
- 有形民俗文化財
- 東京湾のり生産用具 - 1979年(昭和54年)3月2日指定。
木更津市指定文化財
[編集]- 有形文化財
- 旧安西家住宅(建造物) - 1981年(昭和56年)4月23日指定。
- 江戸期の風俗図屏風六曲一隻(絵画) - 1976年(昭和51年)2月17日指定。
- 徳川家より下賜された獅子頭(工芸品) - 木更津市郷土博物館金のすず寄託。1965年(昭和40年)9月6日指定。
- 寛平御時后宮歌合断簡「春」(書跡) - 1976年(昭和51年)2月17日指定。
- 小倉家文書(古文書) - 木更津市郷土博物館金のすず寄託。1976年(昭和51年)2月17日指定。
- 灰釉双耳壺(考古資料) - 2015年(平成27年)10月20日指定。
- 庚申塚9号墳出土方頭大刀(考古資料) - 2020年(令和2年)10月20日指定。
- 宮脇遺跡出土奈良三彩小壺 附 伴出土師器(考古資料) - 2020年(令和2年)10月20日指定。
- 上総鋳物師大野家関係資料(歴史資料) - 木更津市郷土博物館金のすず寄託。2002年(平成14年)1月4日指定。
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高部30号墳・32号墳出土品
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灰釉双耳壺
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宮脇遺跡出土奈良三彩小壺
周辺施設
[編集]定期刊行物
[編集]利用案内
[編集]- 入場料:一般無料(特別展開催時は有料)
- 開館時間:午前9時から午後5時まで
- 休館日:月曜日(月曜日が祝日のときはその翌日)、年末・年始(12月28日から1月4日まで)[7]
アクセス
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 木更津市郷土博物館金のすず『金鈴塚の輝き』木更津市、2010年3月。