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木田駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
木田駅
北口駅舎(2018年11月)
きだ
KIDA
TB02 七宝 (1.7 km)
(1.9 km) 青塚 TB04
地図
所在地 愛知県あま市木田道下54-2
北緯35度11分43.2秒 東経136度47分15.7秒 / 北緯35.195333度 東経136.787694度 / 35.195333; 136.787694座標: 北緯35度11分43.2秒 東経136度47分15.7秒 / 北緯35.195333度 東経136.787694度 / 35.195333; 136.787694
駅番号 TB  03 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 津島線
キロ程 5.4 km(須ヶ口起点)
駅構造 地上駅
ホーム 相対式 2面2線
乗降人員
-統計年度-
5,823人/日
-2020年-
開業年月日 1914年大正3年)1月23日
備考 無人駅駅集中管理システム導入駅)
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木田駅(きだえき)は、愛知県あま市木田道下にある、名古屋鉄道(名鉄)津島線である。駅番号はTB03

概要

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海部郡美和町内にある唯一の駅で旧美和町の中心市街地にあり、甚目寺駅と共にあま市を代表する駅である。利用者も多いため全ての旅客列車が停車する。manacaが利用できる。2001年平成13年)10月1日から2008年(平成20年)6月28日までの間は特急も停車していた。その後、2008年(平成20年)12月27日のダイヤ改正で特急が復活して再び停車駅となった。

歴史

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開業当初は現在地より西方200mの位置にあり、駅舎もなく枕木を並べたホームがあるだけだった。現在地に移転したのは開業半年後のことである[1]

駅構造

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相対式2面2線ホームを持つ地上駅。駅集中管理システムが導入された無人駅である(管理駅は須ヶ口駅)。2023年12月22日までは終日有人駅で、係員は北改札口に配置されていた。近年まで開業当時の駅舎が現存[7]していたが、2018年(平成30年)に改築された[5]

北改札口と南改札口があり、それぞれの改札口付近には自動券売機(新規manaca通勤定期乗車券及び継続manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00〜22:00の間に限られる[8])と自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)が1台ずつ設置されている。互いのホームは跨線橋で結ばれている。

ホームは津島方面が6両分、名古屋方面が8両分。

のりば
番線 路線 方向 行先
1 TB 津島線 下り 津島弥富方面[9]
2 上り 須ケ口名鉄名古屋金山方面[9]

配線図

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木田駅 構内配線略図

津島・
弥富方面
木田駅 構内配線略図
須ヶ口・
名古屋方面
凡例
出典:[10]


利用状況

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  • 移動等円滑化取組報告書によると、2020年度の1日平均乗降人員は5,823人であった[11]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は6,682人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中58位、津島線(8駅)中4位であった[12]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は7,856人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中58位、津島線(8駅)中4位であった[13]
  • 『愛知県統計年鑑』によると2007年度(平成19年度)の1日平均乗車人員は3,232人、平成20年度は3,245人である。

あま市の統計によると、近年の1日平均乗降人員は下表の通りである。[14]

年度 1日平均
乗降人員
2003年(平成15年) 6,371
2004年(平成16年) 6,291
2005年(平成17年) 6,507
2006年(平成18年) 6,467
2007年(平成19年) 6,483
2008年(平成20年) 6,490

全列車が停車し、乗車人数は津島線内では津島駅甚目寺駅須ヶ口駅に次いで4番目に多い。

駅周辺

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2010年(平成22年)から駅周辺整備事業に着手し、2015年(平成27年)に木田駅前線が完成、開通した。

主な施設

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バス

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隣の駅

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名古屋鉄道
TB 津島線
特急急行準急
甚目寺駅(TB01) - 木田駅(TB03) - 勝幡駅(TB05)
普通
七宝駅(TB02) - 木田駅(TB03) - 青塚駅(TB04)

脚注

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  1. ^ 美和町史編纂委員会(編)『美和町史』美和町、1982年、213頁。 
  2. ^ a b 清水武・神田年浩(解説)、1999年3月、『尾西線の100年 保存版』、郷土出版社 ISBN 4-87670-118-0 p.192.
  3. ^ 美和町史編纂委員会(編)『美和町史』美和町、1982年、212頁。 
  4. ^ 津島線の歴史”、名鉄資料館:特別展示室(ウェイバックマシンによるアーカイブ。2020年8月12日取得)、2021年10月1日閲覧。
  5. ^ a b c “コンコース:木田駅竣工記念入場券”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2018年12月4日) 
  6. ^ 一部の駅における窓口係員配置時間の変更について”. 名古屋鉄道 (2023年11月17日). 2023年11月17日閲覧。
  7. ^ 名古屋鉄道株式会社(編)『この駅この町 沿線散歩・名鉄100駅』名古屋鉄道広報宣伝部、1986年、121頁。 
  8. ^ 名古屋鉄道”. 名古屋鉄道. 2024年11月12日閲覧。
  9. ^ a b 木田(TB03)(きだ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  10. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  11. ^ 令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  12. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  13. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  14. ^ あま市 都市づくり前提条件

関連項目

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外部リンク

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