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末広町駅 (東京都)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
末広町駅
3番出入口(2020年7月)
すえひろちょう
Suehirocho
G 13 神田 (1.1 km)
(0.6 km) 上野広小路 G 15
地図
所在地 東京都千代田区外神田四丁目7-3
北緯35度42分10.6秒 東経139度46分18秒 / 北緯35.702944度 東経139.77167度 / 35.702944; 139.77167座標: 北緯35度42分10.6秒 東経139度46分18秒 / 北緯35.702944度 東経139.77167度 / 35.702944; 139.77167
駅番号 G14
所属事業者 東京地下鉄(東京メトロ)
所属路線 銀座線
キロ程 3.3 km(浅草起点)
電報略号 スエ
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[メトロ 1]24,601人/日
-2023年-
開業年月日 1930年昭和5年)1月1日
備考 業務委託駅メトロコマース
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末広町駅(すえひろちょうえき)は、東京都千代田区外神田四丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)銀座線である。駅番号G 14

千代田区最北端の駅である。

歴史

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駅構造

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中央通り蔵前橋通りが交わる、外神田五丁目交差点の下に位置する。

相対式ホーム2面2線を有する地下駅である。改札内に各ホーム間を移動する通路はない。出入口は交差点の4角に各1か所、計4か所あり、うち2番・3番出入口はビル内にある。中央通りの東側は渋谷方面、西側は浅草方面の専用出入口となっている。

秋葉原電気街の北端であり、ホーム壁面には家電製品など、電気街を意識した意匠が描かれているほか、リニューアル時には電気街をモチーフとしたデザインとなった(意匠はリニューアル後も引き続き飾られているが、椅子により下部が見えなくなっている)。ただし、至近距離にある日比谷線秋葉原駅との連絡運輸は実施していない。

のりば

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番線 路線 行先[4]
1 G 銀座線 渋谷方面
2 浅草方面

(出典:東京メトロ:構内図

  • 終電後の1番線には、浅草駅(土・休日は上野駅)から回送された1編成が夜間留置される。翌朝は三越前駅で折り返し、浅草駅まで回送され営業運転に入る。

発車メロディ

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2015年平成27年)6月19日より、スタマック制作の発車メロディ(発車サイン音)を使用している[3]

曲は山口優が当駅向けに作曲したオリジナルのものである[5]

渡り線

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開業当初の当駅 - 万世橋間は単線による暫定開業で、当駅の万世橋駅寄りに両渡り線が設置された[6]。後にこの両渡り線は一旦撤去されたが、渋谷 - 神田間の折り返し列車用として片渡り線が設置され、1978年(昭和53年)12月まで使用されたのち、1979年(昭和54年)3月に再度撤去された[6]

利用状況

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2023年度の1日平均乗降人員24,601人であり[メトロ 1]、東京メトロ全130駅中120位。銀座線の駅では稲荷町駅上野広小路駅に次いで乗降人員が少ない駅である。

近年の1日平均乗降乗車人員推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[7]
年度 1日平均
乗降人員[8]
1日平均
乗車人員[9]
出典
1990年(平成02年) 10,203 [* 1]
1991年(平成03年) 10,175 [* 2]
1992年(平成04年) 10,197 [* 3]
1993年(平成05年) 10,211 [* 4]
1994年(平成06年) 10,425 [* 5]
1995年(平成07年) 10,516 [* 6]
1996年(平成08年) 10,874 [* 7]
1997年(平成09年) 10,830 [* 8]
1998年(平成10年) 10,762 [* 9]
1999年(平成11年) 10,366 [* 10]
2000年(平成12年) 20,523 10,203 [* 11]
2001年(平成13年) 20,517 10,192 [* 12]
2002年(平成14年) 20,081 10,005 [* 13]
2003年(平成15年) 19,839 9,842 [* 14]
2004年(平成16年) 20,052 9,959 [* 15]
2005年(平成17年) 20,580 10,112 [* 16]
2006年(平成18年) 21,171 10,405 [* 17]
2007年(平成19年) 22,094 10,814 [* 18]
2008年(平成20年) 21,694 10,712 [* 19]
2009年(平成21年) 21,029 10,444 [* 20]
2010年(平成22年) 21,097 10,471 [* 21]
2011年(平成23年) 20,426 10,128 [* 22]
2012年(平成24年) 20,916 10,345 [* 23]
2013年(平成25年) 21,291 10,569 [* 24]
2014年(平成26年) 21,910 10,847 [* 25]
2015年(平成27年) 23,119 11,448 [* 26]
2016年(平成28年) 23,841 11,770 [* 27]
2017年(平成29年) 24,743 12,189 [* 28]
2018年(平成30年) 25,626 12,679 [* 29]
2019年(令和元年) 26,689 13,205 [* 30]
2020年(令和02年) [メトロ 2]16,075
2021年(令和03年) [メトロ 3]17,358
2022年(令和04年) [メトロ 4]20,348
2023年(令和05年) [メトロ 1]24,601

駅周辺

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駅名の由来となった「神田末広町」という地名は、現在の外神田三丁目の北側一帯に当たり、当駅に隣接していたが[10]1964年昭和39年)12月1日住居表示実施に伴い消滅した。その後は民間のビル等にいくつか「末広」の名を残すものがある。

当駅は秋葉原電気街のほぼ北端に位置するが、周辺には家電量販店は少なく、むしろバッタ屋と呼ばれる卸売店(現金問屋)が古くから商売を営む。1990年代後半以降、PCパーツやジャンク品アニメゲームソフトなどを扱う専門店やメイド喫茶も目立つようになった。

バス路線

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最寄りのバス停留所アーツ千代田3331末広町の2停留所である。

アーツ千代田3331
末広町

隣の駅

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東京地下鉄(東京メトロ)
G 銀座線
神田駅 (G 13) - 末広町駅 (G 14) - 上野広小路駅 (G 15)
1930年から1931年までは神田駅の間に万世橋駅が存在していた。

脚注

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出典

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  1. ^ 「営団地下鉄」から「東京メトロ」へ』(プレスリリース)営団地下鉄、2004年1月27日。オリジナルの2006年7月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20060708164650/https://www.tokyometro.jp/news/s2004/2004-06.html2020年3月25日閲覧 
  2. ^ PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200501075147/https://www.tokyu.co.jp/file/061221_1.pdf2020年5月5日閲覧 
  3. ^ a b 神田駅「お祭りマンボ」採用 銀座線の発車メロディを拡大します。』(PDF)(プレスリリース)東京地下鉄、2015年5月14日。オリジナルの2018年6月30日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180630134624/http://www.tokyometro.jp/news/2015/article_pdf/metroNews2015014_g47.pdf2020年3月7日閲覧 
  4. ^ 末広町駅 時刻表”. 東京メトロ. 2024年4月22日閲覧。
  5. ^ 【news】東京メトロ銀座線 発車メロディ”. Manual of Errors Artists. 有限会社マニュアル・オブ・エラーズ・アーティスツ. 2019年8月23日閲覧。
  6. ^ a b 帝都高速度交通営団『地下鉄運輸50年史』217頁。
  7. ^ 行政基礎資料集 - 千代田区
  8. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  9. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  10. ^ 千代田区 町名由来板ガイド:末広町(すえひろちょう)”. 千代田区. 2011年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月24日閲覧。
東京地下鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 各駅の乗降人員ランキング”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗降人員ランキング(2020年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗降人員ランキング(2021年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗降人員ランキング(2022年度)”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
東京都統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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