本所吾妻橋駅
本所吾妻橋駅 | |
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A1番出入口(2019年12月) | |
ほんじょあづまばし Honjo-azumabashi | |
◄A 18 浅草 (0.7 km) (0.8 km) 押上 A 20► | |
所在地 | 東京都墨田区吾妻橋三丁目7-16 |
駅番号 | A19 |
所属事業者 | 東京都交通局(都営地下鉄) |
所属路線 | ●浅草線 |
キロ程 | 17.5 km(西馬込起点) |
電報略号 | 吾(駅名略称) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[都交 1]17,554人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1960年(昭和35年)12月4日[1] |
本所吾妻橋駅(ほんじょあづまばしえき)は、東京都墨田区吾妻橋三丁目にある、東京都交通局(都営地下鉄)浅草線の駅である。駅番号はA 19。
浅草通りと三ツ目通りの交差点の地下にあり、ターミナル駅である浅草駅と押上駅の間に位置している。
歴史
[編集]駅名の由来
[編集]「本所」は旧・本所区に由来し、元来は現在の墨田区南部一帯(南端は両国・菊川・錦糸町地区まで含む)を指す広範な地域名である。当駅周辺の地域は古くは中ノ郷(なかのごう)と称した。中ノ郷と本所は同義で、郷村の中心部を指す地名である。現在の駅南側の町名である本所は、1966年(昭和41年)の住居表示実施にあたり「厩橋」から改称されたもので(それ以前の変遷は「墨田区の町名」を参照)、本所地域の一部にあたる。
「吾妻橋」は駅北西の隅田川に架かる橋である。1774年(安永3年)10月に架橋され、当初「大川橋」と称していたのを1875年(明治8年)に改称した。大川橋時代から吾嬬神社の参道であったことから人々は「東橋」(あづまばし)と呼んでいた。町名として成立したのは1930年(昭和5年)のことである。
計画時の仮称は「吾妻橋二丁目」であった[3]。
駅構造
[編集]出入口は、吾妻橋交番前交差点の角ごとに各1か所(A1 - A4)とエレベーター専用のA0・A5の計6か所である。改札口は当初からホーム中央にあるほか、2011年(平成23年)からの駅改良工事により、地下連絡通路が改札外から改札内での移動に切り替えられ、2013年(平成25年)8月31日から2番線ホームの押上寄りにA5出口に直結する改札口(吾妻橋3丁目東方面改札)と自動券売機が設置された[4]。同年1月28日に駅長事務室が1番線ホーム上から東駒形方面改札外へ移設された。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先[5] |
---|---|---|
1 | 都営浅草線 | 西馬込・ 羽田空港・ 京急線方面 |
2 | 押上・ 京成線・ 北総線方面 |
(出典:都営地下鉄:駅構内図)
駅設備
[編集]- 自動改札機 - 8台
- 自動券売機 - 7台
- エレベーター - 2基
- トイレ - 2番線ホーム側にある。当初は改札外にあったが、地下連絡通路と同様に駅改良工事の際に改札内に切り替えられた。
- だれでもトイレ(多目的トイレ) - 1番線側改札外、2番線側改札内にそれぞれ設置。
- コインロッカー - 1番線側改札外に設置。
- 公衆電話 - 各改札の外側に1台ずつある。
利用状況
[編集]2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は17,554人(乗車人員:8,936人、降車人員:8,618人)である[都交 1]。浅草線内では高輪台駅に次いで2番目に少ない。
各年度の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員[7] |
1日平均 乗車人員[8] |
出典 |
---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)8,493 | [* 1] | |
1991年(平成 | 3年)8,951 | [* 2] | |
1992年(平成 | 4年)9,003 | [* 3] | |
1993年(平成 | 5年)8,874 | [* 4] | |
1994年(平成 | 6年)8,638 | [* 5] | |
1995年(平成 | 7年)8,246 | [* 6] | |
1996年(平成 | 8年)8,123 | [* 7] | |
1997年(平成 | 9年)7,956 | [* 8] | |
1998年(平成10年) | 7,904 | [* 9] | |
1999年(平成11年) | 7,776 | [* 10] | |
2000年(平成12年) | 15,042 | 7,710 | [* 11] |
2001年(平成13年) | 15,209 | 7,827 | [* 12] |
2002年(平成14年) | 15,156 | 7,795 | [* 13] |
2003年(平成15年) | 14,884 | 7,489 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 14,907 | 7,530 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 15,030 | 7,597 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 15,549 | 7,852 | [* 17] |
2007年(平成19年) | 16,431 | 8,327 | [* 18] |
2008年(平成20年) | 17,117 | 8,641 | [* 19] |
2009年(平成21年) | 16,990 | 8,579 | [* 20] |
2010年(平成22年) | 17,394 | 8,786 | [* 21] |
2011年(平成23年) | 17,104 | 8,668 | [* 22] |
2012年(平成24年) | 17,490 | 8,778 | [* 23] |
2013年(平成25年) | 17,411 | 8,773 | [* 24] |
2014年(平成26年) | 17,706 | 8,939 | [* 25] |
2015年(平成27年) | 18,431 | 9,314 | [* 26] |
2016年(平成28年) | 18,737 | 9,488 | [* 27] |
2017年(平成29年) | 19,111 | 9,677 | [* 28] |
2018年(平成30年) | 19,361 | 9,808 | [* 29] |
2019年(令和元年) | 19,630 | 9,953 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[都交 2]14,500 | [都交 2]7,369 | |
2021年(令和 | 3年)[都交 3]15,226 | [都交 3]7,748 | |
2022年(令和 | 4年)[都交 1]17,554 | [都交 1]8,936 |
駅周辺
[編集]- 警視庁本所警察署吾妻橋交番
- 本所吾妻橋駅前郵便局
- 小森コーポレーション - 駅東側に本社、関連社屋が駅周辺に所在
- イチジク製薬
- 中ノ郷信用組合本店
- リバーピア吾妻橋
- 墨田区役所 - 当駅が最寄り駅となっている。
- アサヒグループホールディングス本社
- アサヒビール本社
- アサヒ飲料本社
- スーパードライホール
- 東京ミズマチ
- 隅田公園
- 大横川親水公園
- たばこと塩の博物館
- とうきょうスカイツリー駅(東武スカイツリーライン)
- 東京消防庁本所消防署東駒形出張所
- 墨田区立横川小学校
- 宮城野部屋
バス路線
[編集]都営バスと京成タウンバスの本所吾妻橋停留所と、「すみだ百景 すみまるくん・すみりんちゃん」の本所吾妻橋駅北(清雄寺入口)および本所吾妻橋駅東(南蔵院跡)の両停留所が最寄りのバス停留所となる。
本所吾妻橋
- 1番のりば
- 2番のりば
- 3番のりば
- 都営バス
- 門33:豊海水産埠頭行き
- 都営バス
- 4番のりば
- 5番のりば
- 6番のりば
本所吾妻橋駅北(清雄寺入口)
- 京成バス
- すみだ百景 すみまるくん・すみりんちゃん南部ルート:押上駅方面行き
本所吾妻橋駅東(南蔵院跡)
- 京成バス
- すみだ百景 すみまるくん・すみりんちゃん南部ルート:押上駅方面行き
その他
[編集]- A4出入口は「こちら葛飾区亀有公園前派出所」単行本76巻の扉絵(中表紙)に描かれている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b 「都営交通のあゆみ」(PDF)『都営交通のあらまし2020』、東京都交通局、2020年9月、35頁、 オリジナルの2020年11月9日時点におけるアーカイブ、2020年11月9日閲覧。
- ^ 『PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ 。2020年5月6日閲覧。
- ^ 『都営地下鉄建設史-1号線-』東京都交通局、1971年2月、205頁。
- ^ 『浅草線 本所吾妻橋 新出入口等供用開始のお知らせ』(プレスリリース)東京都交通局、2013年8月31日。オリジナルの2016年3月13日時点におけるアーカイブ 。2020年5月6日閲覧。
- ^ “本所吾妻橋 時刻表”. 東京都交通局. 2023年6月5日閲覧。
- ^ 行政基礎資料集 - 墨田区
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- ^ 隅田川花火大会が開催される日は臨時停車する。
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
- 東京都交通局 各駅乗降人員
- ^ a b c d 令和4年度 運輸統計年報 (PDF) (Report). 東京都交通局. 2023年11月3日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年11月3日閲覧。
- ^ a b “各駅乗降人員一覧|東京都交通局”. 東京都交通局. 2021年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月13日閲覧。
- ^ a b “各駅乗降人員一覧|東京都交通局”. 東京都交通局. 2022年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月13日閲覧。