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李周浩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
李 周浩
Lee, Joo-Ho
人物情報
生誕 (1970-08-12) 1970年8月12日(54歳)[1]
大韓民国の旗 韓国ソウル
居住 大韓民国の旗 韓国
日本の旗 日本
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身校 高麗大学東京大学
学問
研究分野 ロボット工学
研究機関 東京大学生産技術研究所
東京理科大学
立命館大学
カーネギーメロン大学
博士課程指導教員 橋本秀紀[2]
主要な作品 マイクロマウス「Ssing Ssing 3」[3][4]
情報掲示ロボット「Ubiquitous Display」[5][6]
学会 IEEE日本ロボット学会計測自動制御学会、など[7]
主な受賞歴 マイクロマウス全国大会(1995年)[3][4]
公式サイト
Advaned Intelligent System Laboratory
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李 周浩(リー ジュホ、Joo-Ho Lee、1970年(昭和45年)8月12日[1] -)は、ロボット研究者博士(工学)東京大学、1999年)[2]韓国出身で、高麗大学の学生時代に日本マイクロマウス全国大会での優勝経験がある[4]。現在は立命館大学情報理工学部教授[8]ヒューマンマシンインターフェースや空間知能化などの研究に従事し、情報掲示ロボットなどを開発[5][6]。マイクロマウス大会の実行委員も務める[9]

来歴・人物

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韓国ソウル生まれ[5]子供の頃、悪と戦う正義のロボットアニメを見てロボット科学者に憧れた[10]高校時代からヘビメタ好きでディープ・パープルの大ファン[5]高麗大学ではマイクロマウス製作に取り組み、1995年の第16回全日本マイクロマウス全国大会エキスパートクラスで優勝している[3][4]

専門は電気電子工学ロボット工学。情報理工学。システムインテグレーション。空間知能化。サービスロボット。新しい3次元メディア。インタフェース医療看護介護工学[2][1][11]

経歴

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略歴

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受賞歴

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  • 1995年11月 - 第16回全日本マイクロマウス全国大会エキスパートクラス 優勝および最優秀技術賞[4]
  • 2011年12月 - SII2011 Young Author's Award[13]
  • 2012年12月 - 計測自動制御学会 貢献表彰[13]
  • 2013年11月 - IEEE Industrial Electronics Society、Best Paper in Session[13]
  • 2015年1月 - The Society of CAD/CAM Engineers、Gaheon Award[13]
  • 2017年7月 - URAI2017、Outstanding Paper Award[14]

社会的活動

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著作

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学位論文

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著書(分担執筆)

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  • Hashimoto Hideki, Noriaki Ando, Joo-Ho Lee (2001-11). “The Performance of Mobile Robots Controlled Through the Web”. In Ken Goldberg, Roland Siegwart. Beyond Webcams: An Introduction to Online Robots. The MIT Press. ISBN 9780262072250. http://monoskop.org/images/b/b0/Goldberg_Ken_Siegwart_Roland_Beyond_Webcams_An_Introduction_to_Online_Robots.pdf 
  • Joo-Ho Lee, Kazuyuki Morioka, Hideki Hashimoto (2004-11). “Intelligent Space and Mobile Robots”. In Richard Zurawski(Editor). Industrial Information Technology Handbook. CRC Press. ISBN 9780849319853. http://www.crcpress.com/product/isbn/9780849319853 
  • Kazuyuki Morioka, Joo-Ho Lee, Hideki Hashimoto (2008-7). “Intelligent Space for Human Centered Robotics”. In Ho Seok Ahn. Advances in Service Robotics. InTech. pp. 181-192. doi:10.5772/5942. ISBN 978-953-7619-02-2. http://www.intechopen.com/books/advances_in_service_robotics 
  • 松原仁、野田五十樹、松野文俊、稲見昌彦、大須賀公一 編 編『ロボット情報学ハンドブック』ナノオクトニクス・エナジー出版局、2010年3月、792-797頁。ISBN 978-4764955073 
  • Joo-Ho Lee (2014-6). “Reconfigurable Intelligent Space and the Mobile Module for Flexible Smart Space”. In Mohammad Ilyas, Sami S. Alwakeel, Mohammed M. Alwakeel, el-Hadi M. Aggoune. Sensor Networks for Sustainable Development. CRC Press. pp. 83-103. ISBN 9781466582064. http://www.crcpress.com/product/isbn/9781466582064 

解説

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脚注

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  1. ^ a b c d e f 森岡一幸、李周浩、橋本秀紀「知能化空間における移動ロボットの人間追従制御」、『日本ロボット学会誌』第22巻第1号、2004年1月、103-111頁。
  2. ^ a b c d e f 李周浩 1999.
  3. ^ a b c 春日智惠「競技会用ロボットの分析 ―マイクロマウスと相撲ロボット―」、『日本ロボット学会誌』第15巻第1号、1997年、39-43頁。
  4. ^ a b c d e 浅野健一 「第16回全日本マイクロマウス大会」『勝てるロボコン 高速マイクロマウスの作り方』 東京電機大学出版局、2000年11月、175頁。ISBN 978-4501415105
  5. ^ a b c d AERA 2011.
  6. ^ a b 日本ロボット学会.
  7. ^ 李周浩 2014.
  8. ^ a b c d 李周浩 2014, p. 247.
  9. ^ a b “マイクロマウス2013実行委員会 委員名簿”. 第34回全日本マイクロマウス大会のご案内 (ニューテクノロジー振興財団). http://www.ntf.or.jp/mouse/micromouse2013/#committee 2015年3月25日閲覧。 
  10. ^ 瀬野亜希 2013.
  11. ^ a b c d e f g h i j 黄宏軒、上亟正樹、関優樹、李周浩、川越恭二「仮想社交ダンスインストラクターの構築」、『人工知能学会論文誌』第28巻第2号、2013年、187-196頁。
  12. ^ 李周浩 2009, p. 640.
  13. ^ a b c d 受賞学術賞”. 立命館大学. 2015年3月13日閲覧。
  14. ^ AIS Lab. (2017年7月6日). “URAI 2017でOutstanding Paper Awardを受賞しました!!”. 立命館大学 李・山添研究室. 2017年9月10日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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