村崎憲雄
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村崎 憲雄(むらさき のりお、1923年(大正12年)7月20日[1] - 2014年(平成26年)1月27日)は、日本の物理学者。警察庁科学警察研究所顧問も務めた。
略歴
[編集]- 1923年(大正12年)大阪府に生まれる。
- 1948年(昭和23年)、東京工業大学電気工学科を卒業する。
- 1962年(昭和37年)、工学博士の学位を得る。
- 1976年(昭和51年)10月、静電気学会副会長に選任される[2]。
- 千葉大学教授、東京農工大学名誉教授に就任。
- 2014年(平成26年)1月27日、肺炎のため死去。90歳没[3]。
研究
[編集]電磁気学を専門とし、洋学書の邦訳を手掛けた。また、静電気に関する研究を多く行い、測定法や放電エネルギーの災害予測への利用を論じた。科学警察研究所としては道路上の事故の発生要因の研究、ドライブレコーダーの研究も行っている。
訳書
[編集]- 『マグロウヒル大学演習 ディジタル回路 (マグロウヒル大学演習)』(オーム社、2001年)
- 『マグロウヒル大学演習 システム制御〈2〉 (マグロウヒル大学演習)』(オーム社、1998年)
- 『マグロウヒル大学演習 システム制御〈1〉 (マグロウヒル大学演習)』(オーム社、1998年)
- 『信号処理〈2〉 (マグロウヒル大学演習)』(Hwei P.Hsu・飽本一裕・間多均、オーム社、1998年)
- 『信号処理〈1〉 (マグロウヒル大学演習)』(Hwei P.Hsu・飽本一裕・間多均、オーム社、1998年)
- 『電磁気学 (マグロウヒル大学演習)』(Joseph A. Edminister・小黒剛成・飽本一裕、オーム社、1996年)