東ティモールの首相
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東ティモール 首相 Primeiro-Ministro Primeiru-Ministru(テトゥン語) | |
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指名 | 国民議会 |
任命 | ジョゼ・ラモス=ホルタ 東ティモール大統領 |
初代就任 | マリ・アルカティリ |
創設 | 2002年5月20日(主権回復後) |
俸給 | 27,000 USD[1] |
東ティモールの首相(ひがしティモールのしゅしょう、ポルトガル語: Primeiro-ministro de Timor-Leste, テトゥン語: Primeiru-Ministru)は、東ティモール政府の長(首相)である。
概要
[編集]内閣を主宰する他に大統領の補佐機関である国家評議会の長として、大統領の職務遂行への助言や政府の活動の調整を行う。
選出方法
[編集]立法府である国民議会で指名され、大統領により任命される。ただし、大統領は立法府に対し拒否権を持っている。
東ティモール首相の一覧
[編集]東ティモール首相(インドネシア侵攻期) | |||||||
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代 | 期 | 首相 | 所属党派 | 内閣 | 在任期間 | 備考 | |
1 | 1 | ニコラウ・ドス・レイス・ロバト | 東ティモール独立革命戦線 | 第1次 | 1975年11月28日- 1975年12月7日 |
辞任[注釈 1] | |
東ティモール首相(独立後) | |||||||
代 | 期 | 首相 | 所属党派 | 内閣 | 在任期間 | 備考 | |
2 | 2 | マリ・ビン・アムデ・アルカティリ | 東ティモール独立革命戦線 | 第1次 | 2002年5月20日- 2006年6月26日 |
辞任[注釈 2] | |
3 | 3 | ジョゼ・ラモス=ホルタ | 無所属 | 第1次 | 2006年6月26日- 2007年5月19日 |
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4 | 4 | エスタニスラウ・ダ・シルバ | 東ティモール独立革命戦線 | 第1次 | 2007年5月19日- 2007年8月8日 |
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5 | 5 | シャナナ・グスマン | 東ティモール再建国民会議 | 第1次 | 2007年8月8日- 2012年7月 |
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6 | 第2次 | 2012年7月- 2015年2月16日 |
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6 | 7 | ルイ・マリア・デ・アラウジョ | 東ティモール独立革命戦線 | 第1次 | 2015年2月16日- 2017年9月15日 |
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7 | 8 | マリ・アルカティリ | 東ティモール独立革命戦線 | 第2次 | 2017年9月15日- 2018年6月22日 |
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8 | 9 | タウル・マタン・ルアク | 人民解放軍 | 第1次 | 2018年6月22日- 2023年7月1日 |
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9 | 10 | シャナナ・グスマン | 東ティモール再建国民会議 | 第3次 | 2023年7月1日- (現職) |
副首相一覧
[編集]代 | 画像 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 政党 | 首相 |
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1 | アルマンダ・ベルタ・ドス・サントス | 2020年5月29日 | 2023年7月1日 | ティモール人民統一繁栄党 | タウル・マタン・ルアク | |
2 | ホセ・マリア・ドス・レイス | 2020年6月24日 | 2023年7月1日 | 東ティモール独立革命戦線 | ||
3 | フランシスコ・カルブアディ・レイ | 2023年7月1日 | (現職) | 東ティモール再建国民会議 | シャナナ・グスマン | |
4 | マリアノ・サビノ・ロペス | 2023年7月1日 | (現職) | 民主党 |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ インドネシア軍の侵攻により政府が崩壊したため。
- ^ 2006年東ティモール危機が発生したことの引責。
出典
[編集]- ^ “REPÚBLICA DEMOCRÁTICA DE TIMOR-LESTE - Jornal da República”. www.mj.gov.tl. 2020年4月4日閲覧。
- ^ “Swearing-In and organic structure of the Eight Constitutional Government”. Government of Timor-Leste. 2022年12月22日閲覧。