東所沢電車区
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東所沢電車区 | |
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武蔵野線東所沢電車区(2005年4月撮影) | |
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 埼玉県所沢市東所沢4丁目 |
鉄道事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
帰属組織 | 八王子支社 |
最寄駅 | 東所沢駅 |
開設 | 1973年(昭和48年)4月1日 |
車両基地概要 | |
敷地面積 | 68,340 m2 |
留置線本数 | 18本 |
洗浄線本数 | 1本 |
その他設備 |
引上線1本 車体洗浄機1台 |
備考 |
京葉車両センター所属の武蔵野線用電車(209系・E231系)の滞泊基地で留置、清掃、仕業検査などを行う 敷地面積は有価証券報告書の値[1] |
東所沢電車区(ひがしところざわでんしゃく)は、埼玉県所沢市東所沢4丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)八王子支社の運転士が所属する組織、及び東所沢駅北側にある車両基地である。ただし、配置車両はなく入庫車両の所属は京葉車両センターである。
概要
[編集]当電車区は、1973年(昭和48年)4月1日の武蔵野線府中本町 - 新松戸間開業に伴い、電車の検査・清掃・留置基地及び乗務員区として開設された[2]。
武蔵野線電車の滞泊基地として、車両の留置、清掃、仕業検査などを行っている[3]。主な設備として電留線19線(1・2・4 - 20線、うち4番線は洗浄線)、材料線1線を備える[4]。2・4・11・14・17・18番線以外にはパンタグラフ検査台が設置されており、仕業検査が施工される[4]。乗務員所属区としては運転士のみが所属している[4]。
2023年上期、東所沢電車区の廃止とともに武蔵野運輸区が設置された。
乗務範囲
[編集]乗務範囲は以下の通り[4]。
- 武蔵野線:府中本町 - 西船橋間(定期列車)、国立 - 西浦和 - 与野間(むさしの号乗務時のみ)、鶴見 - 府中本町間(団体・臨時列車のみ)[* 1]
- 京葉線 :西船橋 - 海浜幕張・東京間
- 中央本線:国立 - 八王子間(むさしの号乗務時、臨時列車担当時のみ)
- 東北本線:与野 - 大宮 - 東大宮操車場(大宮総合車両センター東大宮センター)(むさしの号乗務時、臨時列車担当時のみ)
歴史
[編集]- 1973年(昭和48年)4月1日 - 武蔵野線 府中本町 - 新松戸間開業に伴い、電車の留置基地及び乗務員区として開設[2]。
- 1978年(昭和53年)10月2日 - 新松戸 - 西船橋間延伸開業に伴い、乗務範囲を西船橋まで拡大。
- 1988年(昭和63年)12月1日 - 京葉線 新木場-南船橋間・市川塩浜-西船橋間開業、千葉港(現・千葉みなと)-蘇我間旅客営業開始に伴い、乗務範囲を京葉線新木場、新習志野まで拡大。
- 1990年(平成2年)3月10日 - 京葉線 東京-新木場間開業に伴い、乗務範囲を東京まで拡大[2]。
- 2004年(平成16年)3月12日 - 豊田電車区(現・豊田車両センター)に配置されていた武蔵野線用電車を京葉電車区(現・京葉車両センター)へ転属。
- 2010年(平成22年)12月4日 - ダイヤ改正で「むさしの号」の定期列車化に伴い、東大宮操車場(大宮総合車両センター東大宮センター) - 大宮 - 中央本線 八王子間での乗務開始。
- 2012年(平成24年)10月 - 構内の入換作業をJR東日本運輸サービス東所沢事業所に業務委託[3]。
- 2013年(平成25年)10月 - 構内計画及び仕業検査をJR東日本運輸サービス東所沢事業所に業務委託[3]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 武蔵野線を受け持つ乗務員区として蘇我運輸区京葉派出があるが、武蔵野線のうち東所沢 - 西船橋のみを担当しているため、当電車区は武蔵野線全線を担当する。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 三好好三、垣本泰宏『武蔵野線まるごと探見』JTBパブリッシング〈キャンブックス〉、02-01、44,45頁頁。
- 祖田圭介「特集:短絡線ミステリー8 首都圏・関西圏JR通勤電車の車両基地 東所沢電車区」『鉄道ファン 2006年1月号』第46巻1号(通巻537号)、交友社、01-01、59頁。
- 結解学「東京メガループの車両基地に注目 東所沢電車区」『鉄道ダイヤ情報 №364』第43巻9号(通巻388号)、交通新聞社、2014年8月、45 - 47頁。
座標: 北緯35度47分52.9秒 東経139度31分15.7秒 / 北緯35.798028度 東経139.521028度