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東所沢電車区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東所沢電車区
武蔵野線東所沢電車区(2005年4月撮影)
基本情報
日本の旗 日本
所在地 埼玉県所沢市東所沢4丁目
鉄道事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
帰属組織 八王子支社
最寄駅 東所沢駅
開設 1973年(昭和48年)4月1日
車両基地概要
敷地面積 68,340 m2
留置線本数 18本
洗浄線本数 1本
その他設備 引上線1本
車体洗浄機1台
備考 京葉車両センター所属の武蔵野線用電車(209系・E231系)の滞泊基地で留置、清掃、仕業検査などを行う
敷地面積は有価証券報告書の値[1]
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東所沢電車区(ひがしところざわでんしゃく)は、埼玉県所沢市東所沢4丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)八王子支社運転士が所属する組織、及び東所沢駅北側にある車両基地である。ただし、配置車両はなく入庫車両の所属は京葉車両センターである。

概要

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当電車区は、1973年昭和48年)4月1日の武蔵野線府中本町 - 新松戸間開業に伴い、電車の検査・清掃・留置基地及び乗務員区として開設された[2]

武蔵野線電車の滞泊基地として、車両の留置、清掃、仕業検査などを行っている[3]。主な設備として電留線19線(1・2・4 - 20線、うち4番線は洗浄線)、材料線1線を備える[4]。2・4・11・14・17・18番線以外にはパンタグラフ検査台が設置されており、仕業検査が施工される[4]。乗務員所属区としては運転士のみが所属している[4]

2023年上期、東所沢電車区の廃止とともに武蔵野運輸区が設置された。

乗務範囲

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乗務範囲は以下の通り[4]

歴史

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  • 1973年昭和48年)4月1日 - 武蔵野線 府中本町 - 新松戸間開業に伴い、電車の留置基地及び乗務員区として開設[2]
  • 1978年(昭和53年)10月2日 - 新松戸 - 西船橋間延伸開業に伴い、乗務範囲を西船橋まで拡大。
  • 1988年(昭和63年)12月1日 - 京葉線 新木場-南船橋間・市川塩浜-西船橋間開業、千葉港(現・千葉みなと)-蘇我間旅客営業開始に伴い、乗務範囲を京葉線新木場、新習志野まで拡大。
  • 1990年平成2年)3月10日 - 京葉線 東京-新木場間開業に伴い、乗務範囲を東京まで拡大[2]
  • 2004年(平成16年)3月12日 - 豊田電車区(現・豊田車両センター)に配置されていた武蔵野線用電車を京葉電車区(現・京葉車両センター)へ転属。
  • 2010年(平成22年)12月4日 - ダイヤ改正で「むさしの号」の定期列車化に伴い、東大宮操車場(大宮総合車両センター東大宮センター) - 大宮 - 中央本線 八王子間での乗務開始。
  • 2012年(平成24年)10月 - 構内の入換作業をJR東日本運輸サービス東所沢事業所に業務委託[3]
  • 2013年(平成25年)10月 - 構内計画及び仕業検査をJR東日本運輸サービス東所沢事業所に業務委託[3]

脚注

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注釈

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  1. ^ 武蔵野線を受け持つ乗務員区として蘇我運輸区京葉派出があるが、武蔵野線のうち東所沢 - 西船橋のみを担当しているため、当電車区は武蔵野線全線を担当する。

出典

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参考文献

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  • 三好好三、垣本泰宏『武蔵野線まるごと探見』JTBパブリッシング〈キャンブックス〉、02-01、44,45頁頁。 
  • 祖田圭介「特集:短絡線ミステリー8 首都圏・関西圏JR通勤電車の車両基地 東所沢電車区」『鉄道ファン 2006年1月号』第46巻1号(通巻537号)、交友社、01-01、59頁。 
  • 結解学「東京メガループの車両基地に注目 東所沢電車区」『鉄道ダイヤ情報 №364』第43巻9号(通巻388号)、交通新聞社、2014年8月、45 - 47頁。 

座標: 北緯35度47分52.9秒 東経139度31分15.7秒 / 北緯35.798028度 東経139.521028度 / 35.798028; 139.521028