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東野さやか

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

東野 さやか(ひがしの さやか、1959年[1][2] - )は、日本の英米文学翻訳家兵庫県出身、埼玉県在住[3]上智大学外国語学部英語学科卒業後、同大学理工学部化学科に学士入学し、2年間学ぶ[4]地方公務員として勤務した後、翻訳家に転身。別名義に山本さやか(やまもと さやか)[1]日本推理作家協会会員[4]。私生活では、洋楽ロックをよく好み、ライブにもよく訪れる[3]

翻訳作品

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シリーズ作品

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  • 「ジャック・テイラー」 シリーズ(ケン・ブルーウン、ハヤカワ・ミステリ文庫)
    『酔いどれに悪人なし』(The guards) 2005
    『酔いどれ故郷にかえる』(The killing of the tinkers) 2005
  • 「卵料理のカフェ」シリーズ(ローラ・チャイルズ、原書房コージーブックス)
    『あつあつ卵の不吉な火曜日』(Eggs in purgatory) 2009
    『チェリーパイの困った届け先』(Eggs Benedict Arnold) 2011
    『ほかほかパンプキンとあぶない読書会』(Bedeviled eggs) 2011
    『あったかスープと雪の森の罠』(Stake & Eggs) 2014
    『保安官にとびきりの朝食を』(Eggs in a Casket) 2015
    『幸せケーキは事件の火種』(Scorched Eggs) 2016
    『とろとろチーズ工房の目撃者』(Egg Drop Dead77) 2017

単独作品

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  • 『ハバナ・ミッドナイト』(The foolホセ・ラトゥール、山本さやか名義、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2003
  • 『ボストン、沈黙の街』(Mission flatsウィリアム・ランデイ英語版、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2003
  • 『貧者の晩餐会現代短篇の名手たち2』(Beggars banquet: Masters of short mysteryイアン・ランキン他、早川書房) 2004
  • 『馬鹿★テキサス』(Buck fever、ベン・レーダー、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2004
  • 『霧のとばり』(Absolute certaintyローズ・コナーズ英語版、二見文庫) 2005
  • 『シティ・オブ・タイニー・ライツ』(City of tiny lightsパトリック・ニート英語版、早川書房) 2006
  • 『キングの死』(The king of liesジョン・ハート、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2006
  • 『ボストン・シャドウ』(The strangler、ウィリアム・ランデイ、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2007
  • 『霧に濡れた死者たち』(Every move she makes、ロビン・バーセル、ヴィレッジブックス) 2007
  • 『ロミオ』(City of fireロバート・エリス英語版、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2007
  • 『川は静かに流れ』(Down river、ジョン・ハート、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2009
  • 『ラスト・チャイルド』(The last child、ジョン・ハート、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2010
  • 『逃亡のガルヴェストン』(Galvestonニック・ピゾラット英語版、早川書房) 2011
  • 『アイアン・ハウス』(Iron house、ジョン・ハート、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2012
  • 『ジェイコブを守るため』(Defending Jacob、ウィリアム・ランデイ、早川書房) 2013
  • 『パインズ 美しい地獄』(Pinesブレイク・クラウチ英語版、ハヤカワ文庫) 2014
  • 『ウェイワード 背反者たち』(Wayward、ブレイク・クラウチ、ハヤカワ文庫) 2015

その他短編

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  • 「もうたくさん」(マーティナ・コール、ハヤカワミステリマガジン』2003年5月号)
  • 「メキシカン・ギャツビー」(レイモンド・スタイバー、『ハヤカワミステリマガジン』2003年9月号)
  • 「塔で消えた女」(エドワード・D・ホック、『ハヤカワミステリマガジン』2003年10月号)
  • 「大蛇の背中」(イアン・ランキン、『ハヤカワミステリマガジン』2004年1月号)
  • 「探偵ピーターズ」(イーデン・フィルポッツ、『ハヤカワミステリマガジン』2004年6月号)
  • 「メイドたち」(G・ミキ・ヘイデン、『ハヤカワミステリマガジン』2004年9月号)
  • 「花は美しく愛らしい」(シャーロット・カーター、『ハヤカワミステリマガジン』2004年10月号)
  • 「男たちの宴」(マリリン・トッド、『ハヤカワミステリマガジン』2005年1月号)
  • 「ランデヴー」(ネルソン・デミル、『ハヤカワミステリマガジン』2005年4月号)
  • 「キッド、債券を巻き上げる」(アール・スタンリー・ガードナー、『ハヤカワミステリマガジン』2005年6月号)
  • 「ウクレレと世界の痛み」(ジェイムズ・サリス英語版、『ハヤカワミステリマガジン』2005年7月号)
  • 「ナイロビを去って」(エド・マクベイン、『ハヤカワミステリマガジン』2005年10月号)
  • 「死の部屋」(ケン・ブルーウン、『ハヤカワミステリマガジン』2005年12月号)
  • 「夜に変わるもの」(デイナ・キャメロン英語版、『ハヤカワミステリマガジン』2010年2月号)
  • 「この場所と黄海のあいだ」(ニック・ピゾラット英語版、『ミステリアス・ショーケース』早川書房 2012 収録)
  • 「ピンクのシャツ」(Men don't wear pinkアレグザンダー・マコール・スミス、『ハヤカワミステリマガジン』2013年6月号)
  • 「鷹」(デイヴィッド・ゴードン、『ハヤカワミステリマガジン』2013年7月号)
  • 「ボールを追って」(ジョン・コリア、『ハヤカワミステリマガジン』2013年8月号)

出典

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  1. ^ a b 東野, さやか, 1959-”. Web NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス) (2003年11月5日). 2015年7月3日閲覧。
  2. ^ 東野さやか”. Webcat plus. 2015年7月3日閲覧。
  3. ^ a b 東野さやか (2013年8月30日). “第3回埼玉読書会レポート”. 翻訳ミステリー大賞シンジケート. 2015年7月3日閲覧。
  4. ^ a b 会員名簿 東野さやか”. 一般社団法人日本推理作家協会. 2015年7月3日閲覧。