東雲駅 (東京都)
東雲駅 | |
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駅舎外観(2019年1月) | |
しののめ Shinonome | |
◄R 01 新木場 (2.2 km) (1.3 km) 国際展示場 R 03► | |
所在地 | 東京都江東区東雲二丁目8-10 |
駅番号 | R02 |
所属事業者 | 東京臨海高速鉄道 |
所属路線 | ●りんかい線 |
キロ程 | 2.2 km(新木場起点) |
電報略号 | シノ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
7,062人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1996年(平成8年)3月30日[1][2] |
東雲駅(しののめえき)は、東京都江東区東雲二丁目にある、東京臨海高速鉄道(TWR)りんかい線の駅である。駅番号はR 02。
当初は建設計画がなかったが、江東区の請願駅として開業している[3][4]。
歴史
[編集]- 1993年(平成5年)3月31日:運輸省が駅設置を認可[5]。
- 1996年(平成8年)3月30日:新木場駅 - 東京テレポート駅間の開業と同時に、臨海副都心線の駅として開業[1][2]。
- 2000年(平成12年)9月1日:路線名称変更により、りんかい線の駅となる[6]。
- 2002年(平成14年)12月1日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[7]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する高架駅[2]。りんかい線の多くが地下駅となっているが、当駅は大崎駅、新木場駅とともに数少ない地上部にある駅である。また、相対式ホームもりんかい線では当駅が唯一である。これはすでに旧・日本国有鉄道(国鉄)京葉貨物線として計画され、ほぼ完成していた複線用の高架橋を生かしたまま駅を後付けするかたちで建設したためである[4]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先[8] | |
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1 | りんかい線 | 下り | 大崎・ 埼京線(渋谷・新宿・池袋)方面 | |
2 | 上り | 新木場方面 |
-
改札口(2021年7月)
-
ホーム(2021年7月)
利用状況
[編集]2023年度の1日平均乗車人員は7,062人である[利用客数 1]。りんかい線内8駅中最下位だが、1996年の開業より2019年まで利用客が毎年増加してきた。
開業以来の1日平均乗車人員推移は下表のとおり。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
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1996年(平成 | 8年)808 | [* 1] |
1997年(平成 | 9年)1,082 | [* 2] |
1998年(平成10年) | 1,118 | [* 3] |
1999年(平成11年) | 1,175 | [* 4] |
2000年(平成12年) | 1,192 | [* 5] |
2001年(平成13年) | 1,496 | [* 6] |
2002年(平成14年) | 1,901 | [* 7] |
2003年(平成15年) | 2,749 | [* 8] |
2004年(平成16年) | 2,970 | [* 9] |
2005年(平成17年) | 3,468 | [* 10] |
2006年(平成18年) | 4,203 | [* 11] |
2007年(平成19年) | 4,374 | [* 12] |
2008年(平成20年) | 4,822 | [* 13] |
2009年(平成21年) | 5,178 | [* 14] |
2010年(平成22年) | 5,268 | [* 15] |
2011年(平成23年) | 5,352 | [* 16] |
2012年(平成24年) | 5,793 | [* 17] |
2013年(平成25年) | 6,335 | [* 18] |
2014年(平成26年) | 6,449 | [* 19] |
2015年(平成27年) | 6,541 | [* 20] |
2016年(平成28年) | 6,590 | [* 21] |
2017年(平成29年) | 6,856 | [* 22] |
2018年(平成30年) | 7,209 | [* 23] |
2019年(令和元年) | 7,313 | [* 24] |
2020年(令和 | 2年)5,487 | |
2021年(令和 | 3年)6,165 | |
2022年(令和 | 4年)6,622 | |
2023年(令和 | 5年)7,062 |
駅周辺
[編集]東雲は東京港埋立11号地に作られた新しい街である。かつて、周りは見渡す限りの工業団地・物流基地であった。その後国道357号北側の開発が進み、大型ショッピングセンターや商業施設が開業した。2005年以降は超高層マンションなども多数建設され、住民が急増している。
- 都営バス深川営業所(深川車庫)
- 東北急行バス東京営業所(東雲車庫)
- 京成バス東雲車庫 - 徒歩10分、千葉方面への高速バス発着地となっている。
- 平和交通東京営業所
- 東雲鉄鋼団地
- 江東東雲郵便局
- スーパーオートバックスTOKYOベイ東雲店
- 東京メトロ有楽町線 辰巳駅
- 東雲キャナルコート
- 東武ストア
- かえつ有明中学校・高等学校
- 有明教育芸術短期大学
- 国道357号
- 首都高速湾岸線
- 東京有明医療大学
- オーケー 東雲店(2024年4月17日オープン)
バス路線
[編集]駅前から発着するのは都営バス(東京都交通局)のみであるが、近隣にある東北急行バス・京成バスの営業所(車庫)から高速バス路線が発着する。高速バス路線はいずれも東京駅発着便が車庫との回送区間を営業運行しているものである。
都営バス
[編集]駅前ロータリーに東雲駅前停留所が設けられている。都営バスの以下の路線が乗り入れる。
東雲駅北側にある深川車庫前停留所にも近い。
東北急行バス
[編集]東雲駅北西側にある。停留所名は東北急行東京営業所。ただし同地より発着する関越交通では東雲車庫と呼称している。
- きまっし号:富山駅北口・金沢駅前・北観佐奇森車庫行き (東北急行バス・北日本観光自動車)
- フライングライナー号:京都駅八条口・大阪駅前(東梅田)・近鉄なんば駅西口(OCATビル)・あべの橋・藤井寺駅行き (東北急行バス・近鉄バス)
- フライングスニーカー号:京都駅八条口・大阪駅前(東梅田)・近鉄なんば駅西口(OCATビル)・あべの橋・USJ行き (東北急行バス・近鉄バス)
- ままかりライナー:岡山駅西口・倉敷駅北口行き (東北急行バス・両備バス)
- 四万温泉号:四万温泉行き(関越交通)
- 上州湯けむりライナー 伊香保・四万温泉号(季節運行):伊香保温泉・四万温泉行き(関越交通)
京成バス
[編集]東雲駅から北に徒歩約10分の場所にある。停留所名は東雲車庫。
その他
[編集]当駅はテレビコマーシャル撮影で多く使われている。
- サントリーフーズ・ボス(「ボス電」編)
- KDDI・au(最後のメール編)
- 日本経済新聞(別れた理由編)
- ビオフェルミン製薬・新ビオフェルミンS錠
- NTTドコモ(携帯マナー・電車編)
- 住友生命(「夢」篇)
- 日本コカ・コーラ・ジョージアエメラルドマウンテンブレンド(駅篇)
- プライム(企業CM)
- ユニクロ・AIRism(ユーザー実感データ篇)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b 「臨海副都心線が開業」『交通新聞』交通新聞社、1996年4月2日、3面。
- ^ a b c 斎藤義雄(東京臨海高速鉄道運輸部運転課)「東京臨海高速鉄道 臨海副都心線 開業」『鉄道ファン』第36巻第6号(通巻422号)、交友社、1996年6月1日、83 - 87頁。
- ^ 高津俊司, 佐藤馨一「開発者負担金による鉄道整備の事後評価に関する研究:東京臨海部開発のための「りんかい線」を事例として」『都市計画論文集』第39回学術研究論文発表会、日本都市計画学会、2004年10月、93頁、doi:10.11361/cpij1.39.0.93.0、ISSN 1348-284X、NAID 130006947616。
- ^ a b “臨海副都心線工事誌 新木場~東京テレポート間”. 日本鉄道建設公団東京支社/東京臨海高速鉄道株式会社. p. 32 (1996年10月). 2023年5月7日閲覧。
- ^ 「東京臨海副都心線に「東雲駅」の設置認可/運輸省」『読売新聞』読売新聞社、1993年4月1日、27 東京朝刊。
- ^ “愛称名は「りんかい線」に決定!”. 東京臨海高速鉄道. 2000年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月27日閲覧。
- ^ 『Suicaがもっと便利に! 東京臨海高速鉄道(株)との相互利用開始!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2002年10月8日。オリジナルの2017年11月5日時点におけるアーカイブ 。2020年2月4日閲覧。
- ^ “東雲駅 時刻表”. 東京臨海高速鉄道. 2023年6月6日閲覧。
利用状況
[編集]- 私鉄の1日平均利用客数
- ^ よくあるご質問|お問い合わせ|お台場電車 りんかい線 (ページ上段)
- 私鉄の統計データ
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)