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松平斉光

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松平斉光

松平 斉光(まつだいら なりみつ、1897年明治30年〉2月10日 - 1979年昭和54年〉5月14日)は、日本の政治思想史学者

経歴

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男爵松平斉松平斉民の九男)の長男。母は徳川慶喜の七女・浪子。妻は徳川昭武(慶喜の弟)の三女・直子。

父・斉は斉光が生まれる前に失踪している。1904年明治37年)5月20日、家督を相続し男爵を襲爵した[1]1921年(大正10年)東京帝国大学法学部政治学科卒。同副手、1932年昭和7年)渡仏、ソルボンヌ大学に学び、1940年(昭和15年)帰国。陸軍主計少尉。

1946年(昭和21年)5月、貴族院男爵議員に補欠選挙で当選し[2]公正会に所属し、1947年(昭和22年)5月2日の貴族院廃止まで在任した[3]

1961年(昭和36年)10月26日、「フランス啓蒙思想の研究」で東京大学より法学博士の学位を取得[4]旧・東京都立大学教授1961年(昭和36年)定年退官、名誉教授、明治大学政治経済学部教授、1968年(昭和43年)東海大学教授。

著作

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単著

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  • 『フランス政治思想史』日本評論社〈社会科学叢書 第30編〉、1930年3月。 NCID BN12517122全国書誌番号:47000220 
  • 『祭』日光書院、1943年9月。 NCID BN09711171全国書誌番号:46013919 
  • 『祭 本質と諸相』日光書院、1946年12月。 NCID BN05023938全国書誌番号:46013920 
  • 『欧洲政治思想史』 上巻(個我の発見)、明治書院、1950年5月。 NCID BN05608206全国書誌番号:48006673 
  • 『欧洲政治思想史』 下巻(個我の進展)、明治書院、1955年9月。 NCID BN12544249全国書誌番号:49004194 
  • 『フランス啓蒙思想の研究』有斐閣、1958年4月。 NCID BN01636447全国書誌番号:58006714 
  • 『政治学原論』 第1分冊、稲門堂、1965年4月。全国書誌番号:20098101 
  • 『古代ヨーロッパの政治と思想 その史的展望』東海大学出版会、1972年10月。 NCID BN02441104全国書誌番号:72000812 
  • 『近代ヨーロッパの政治と思想』人間の科学社、1976年2月。 NCID BN00896034全国書誌番号:72009606 
  • 『祭 本質と諸相 古代人の宇宙』山口昌男解説、朝日新聞社、1977年5月。 NCID BN00339650全国書誌番号:77018544 

翻訳

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関連書

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脚注

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  1. ^ 『官報』第6265号、明治37年5月21日。
  2. ^ 『官報』第5815号、昭和21年6月5日。
  3. ^ 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』85頁。
  4. ^ 松平斉光「フランス啓蒙思想の研究」、東京大学、1961年10月26日、NAID 500000322093 

参考文献

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  • 『第十四版大衆人事録 東京篇』(1942年)
  • 『人物物故大年表』
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。

外部リンク

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日本の爵位
先代
松平斉
男爵
津山松平家(分家)第2代
1904年 - 1947年
次代
華族制度廃止