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松本充代

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まつもと みちよ
松本 充代
生誕 (1962-04-20) 1962年4月20日(62歳)[要出典]
日本東京都八丈町[1]
職業 漫画家イラストレーター
活動期間 1982年[2][3] -
ジャンル 青年漫画女性漫画
公式サイト 松本 充代 WEB SITE - tumblr
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松本 充代(まつもと みちよ、1962年4月20日[要出典] - )は、日本漫画家

人物・経歴

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母校の八丈町立三根小学校八丈町三根341)

女性、東京都八丈町八丈島)出身[1]単行本『ダリヤ・ダリヤ』巻末の描き下ろしイラストエッセイ「むかし」では、母校の八丈町立三根小学校[4]で過ごした少女期の体験が綴られている[5]

1982年青林堂月刊漫画雑誌ガロ』4月号掲載の短編漫画「糸口」でデビュー[2][3]。松本は『ガロ曼荼羅』に寄稿した「『ガロ』の魅力」で「私は長井勝一編集長の、"火の車だけど自腹を切っても漫画を出す" という姿勢に揺り動かされて(デビュー作を)投稿しました。」と述べている[2]

1980年代から1990年代にかけては『ガロ』を舞台に、いわゆる「ガロ系」の漫画家として活動し、2000年代以降は青林工藝舎の漫画雑誌『アックス』などに作品を発表する。作品は短編漫画が大半を占める(作品リスト#漫画作品を参照)。

またイラストレーターとしても活動し、書籍挿絵を手がけるほか(作品リスト#イラスト・作画担当を参照)、日本経済新聞社日経流通新聞』や光文社女性自身』などにイラストや漫画を書く[2]2010年代から2020年代にかけてはイラストやカットの仕事が主流となり、2022年にはタウン誌『月刊日本橋』にて4ページ漫画を連載する[3]

1980年代から1990年代にかけての初期作品は再刊されていないため、単行本は入手困難となっているが、電子書籍サイトで購入して読めるものもある[6]

作品リスト

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漫画作品

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  • 『お・あ・い・そ』 青林堂 1984年5月7日 ASIN B000J73C8G
    • 収録作品:Love Letter/ふたりの時間/一線/先日の事/糸口/紫煙の空/通気/PATTERN/焦燥/流れない/自己実現/呼吸法/ひま/こいびと/性格改善委員会/はる(あとがき)[7]
  • 『健康不良の学生』 青林堂 1985年10月5日 ISBN 978-4-792601447
    • 収録作品:星の中/キセイガイネン/二十四の私の中に/健康不良の学生/背景/訪問者/肉欲/私はこうして生きてゆけはするけれど/鋼鉄のからだ/成人の日/午前四時~/放課後/解説「孤高の作家」齋藤愼爾[8]
  • 『記憶のたまご』 青林堂 1987年2月 ISBN 978-4-792601638
    • 収録作品:ひまなきもち/ユメ (I) /暇づくり/吸収への憎悪/秋ぐち/ユメ (II) /しあわせ/女の声帯/長い夢/曖昧な毎日/対話/小室まさえ覚え書き/天然の夏/貴方と私のこと/そうしてやなおとな/たった一度の甘い息[9]
    • ブックデザイン久住昌之[9]
  • 『青のマーブル』青林堂 1988年11月 ISBN 978-4-792601850
    • 収録作品:清めのプール/所有物/高校生でいたくない/この世の女子/木村雪/レトロパンクス/マーブル/遠くに聞こえる/うめられぬ思い/あなたとわたしは一心同体/死んでゆくものたち/愛情のほとんど/したでにでればつけあがる/天上の精神にお約束、して[10]
  • 『ダリヤ・ダリヤ』 青林堂 1990年9月1日 ISBN 978-4-792602017
    • 収録作品:基本的青春/アイ・ラビ・ユー/せん/安城君へよせる想い/暗い夜に近くなる/ひらかないこころ/乳白色の水/抱けない理由/秋田智世/決められた事/赤い日/過去の恋愛/僕の声/DREAM OF WEDDING/理想の子供/触らない関係/12歳/よるくうき/解説「全てお肉になる日まで」村上知彦/むかし(描き下ろしイラストエッセイ)[11]
  • 『私に足りないもの』河出書房新社(カワデ・パーソナル・コミックス 34)1992年10月 ISBN 978-4-309725345
    • 収録作品:私に足りないもの/India Paper/一生の一度/ボクラノコドウ/約束/日常の一点/BIG GUN/1989年秋、カザンの夜/ブルー・ブルー/さとみちゃんのブルー・ブルー/トラッシュ/あとがき[12]
  • 『DROP BY DROP』 アスキー(アスペクトコミックス)1998年5月 ISBN 978-4-757200845
  • 『潜む声 鏡の中の遺書 その他の短編』アスキー(アスペクトコミックス)1999年1月 ISBN 978-4-757203198
    • 収録作品:潜む声(前編・中編・後編)/鏡の中の遺書(前編・後編)/世界の中の一人 全体の自分/過ぎし日 積みし日/Weed of the Shallows ウィード オブ ザ シャロウズ/解説「松本充代について」[13]
  • 『Dutch Doll』青林工藝舎 2006年7月21日 ISBN 978-4-883792191
    • 収録作品:Dutch Doll(前編・中編・後編)/浮遊するからだ/深く薄い肉に宿る/眠る空(第一話・第二話・第三話)[14]
    • 装幀:井上則人(井上デザイン)[14]

イラスト・作画担当

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脚注

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注釈

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  1. ^ 「松本みちよ」名義。

出典

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  1. ^ a b 『健康不良の学生』解説「孤高の作家」齋藤愼爾
  2. ^ a b c d 松本充代「『ガロ』の魅力」『ガロ曼荼羅』
  3. ^ a b c 松本 充代 WEB SITE”. tumblr (2022年). 2024年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月29日閲覧。
  4. ^ 八丈町立三根小学校 Hachijo Town Mitsune Elementary School
  5. ^ 「むかし」松本充代『ダリヤ・ダリヤ』pp.188-189
  6. ^ 松本充代作品一覧 ebook Japan
  7. ^ 『お・あ・い・そ』初版目次
  8. ^ 『健康不良の学生』初版目次
  9. ^ a b 『記憶のたまご』初版目次
  10. ^ 『青のマーブル』初版目次
  11. ^ 『ダリヤ・ダリヤ』初版目次
  12. ^ 『私に足りないもの』初版目次
  13. ^ 『潜む声 鏡の中の遺書 その他の短編』初版目次
  14. ^ a b Dutch Doll / 松本充代”. 青林工藝舎 アックスストア. 青林工藝舎 (2006年). 2024年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月29日閲覧。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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